寒かった冬が終わり、外デートを楽しめる季節になってきました。外デートの定番と言えば、お弁当!好きな人に手料理を振る舞って胃袋を掴んでおくのも、恋愛では大切な作戦ですよね。
さて、デートで彼に喜んでもらえるお弁当を作るときには、どんなことに気をつけたらよいでしょうか。この記事では、これからの季節に使えるお弁当デートのおすすめメニューをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
お弁当デートのおすすめメニューのポイントは?
お花見、ピクニック、動物園など、あたたかくなってくると室外でのデートを楽しみたくなりますよね。デートでのお弁当は、お部屋で食べるのとは違って、野外ならではのポイントがあります。
どんなことに気を付けて準備したら良いでしょうか。さっそく見てみましょう!
食べやすいメニューにする
外ではテーブルとイスに座って食べられるとは限りませんよね。レジャーシートを敷いて、膝の上に紙皿を広げて…といったスタイルになることが多いでしょう。
その場合、主食は片手で食べられるものが理想的です。ごはんや麺類など取り分けるものが主食だと、両手がふさがってしまいますよね。
飲み物を飲むときにいちいちお皿を置いてコップを持つ必要があります。また、紙皿やフォークなどがたくさん必要になると、急な風が吹いて来て物が飛びそうになるときもあります。
できるだけ食べやすく、パクッと口に運べるものが理想です。定番ですが、おにぎりやサンドイッチがおすすめです。同様に、おかずもできれば取り分ける際に簡単で、一口大のものが良いでしょう。
食後のデザートにカットしたフルーツを持って行くのもおすすめです。イチゴ、パイナップルなどは汁気も少なくて食べやすいですよ。
冷めてもおいしくボリューミー
男心をつかむのは、なんといってもボリューミーなお弁当です。普段のランチでも、男性は定食屋で「から揚げ定食」などをガッツリ食べますよね。
女性は定食屋さんより、パスタ屋やパンやサラダが美味しいカフェを好む傾向があります。男女で好みが違うことを意識して、デートのお弁当はしっかり彼好みに仕上げましょう。
また、冷めてもおいしいおかずであることは大切です。作り立てを食べてもらえるわけではないので、ボリュームを意識するとしても、冷めたら油が固まりやすいものなどは避けましょう。
スープ専用のお弁当箱もありますが、野外で電子レンジなどが使えないため、冷めても美味しいかどうかをよく考えてくださいね。
パクッと食べられてボリュームのある、から揚げや卵焼き、しゅうまいなど定番メニューはおすすめです。また、こんなおすすめおかずを一品ご紹介します。
とりささみの簡単はるまき
材料:とりささみ、大葉、梅肉チューブ、スライスチーズ、はるまきの皮、水溶き小麦粉
作り方
1.ささみをゆでる
とりささみをお水から火にかけ、グツグツしないように気を付けながら5分ほどゆでる。(弱火)
火を切ったら、3分程度そのままにしてからザルにあげ、ある程度冷めたら手で割いておく。
2.はるまきの皮でまく
はるまきの皮の中に、大葉を1枚しき、ささみを巻きやすいように適量のせる。その上に梅肉を横一文字ほど出し、スライスチーズを半分にカットしたものをのせる。水溶き小麦粉を適量使用し、普通の春巻きと同じ要領で巻く。
3.油であげる
中のささみには火が入っているので、両面きつね色をつける程度にあげる(中火)。
4.お弁当用に食べやすい大きさにカットして完成!
揚げ物でボリュームがある上に、中の梅肉とチーズの塩分が効いているためそのまま食べられます。冷めてもおいしいのでおすすめです。
ボリューミーなおかずを紹介しましたが、おにぎりやサンドイッチに挟む具をボリュームアップするのも良い方法です。
おにぎりだったら、焼きたらこ入りや、天むす、オムライス風も喜ばれますよ。サンドイッチなら、カツサンド、ローストビーフサンドもおすすめです!
見て楽しめるお弁当
お弁当のふたをパッと開けた瞬間って大事ですよね。「美味しそう!」と感じてもらえるように見て楽しめるお弁当に工夫することも大切です。
ボリューミーを意識していたら、いつの間にかおかずが茶色ばっかり…というのは残念ですよね。赤・黄・緑の彩りを意識して、見た目も華やかなお弁当にしましょう!
例えば、赤の定番としてミニトマトを活用できますが、ただ単にゴロンと入れるのでは味気ないですよね。
ミニトマトとモッツァレラチーズを半分ずつカットして組み合わせ、可愛いピックで刺すのはいかがですか?
見た目が華やかになるだけでなく、ピックで刺してあることで食べやすいのでおすすめです。また、緑の代表ブロッコリーですが、これまた普通にゆでて差し色にするだけではイマイチですよね。
ミニハンバーグやミートボールに刺すのもおすすめです。上から見たときにはブロッコリーが上にくるようにしてみると、緑が映えてとてもきれいな彩りになりますよ。
また、ウインナーを定番のタコさんカットにするほか、カニやお花など簡単な飾り切りにしても華やかになります。
はじめてお弁当を持っていくときは?
デートではじめてお弁当を持って行くときには気合が入りますよね!絶対失敗したくないですし、美味しいって言ってもらえるようについがんばりすぎてしまいます。
ですが、気合の空回りには要注意です。気を付けるポイントをお伝えします。
安心の定番メニューで
最初のお弁当には勝負メニューで彼を喜ばせたい!と考えるかもしれません。しかし、最初は誰からも好かれる定番メニューに落ち着かせるのがおすすめです。
おすすめメニューでお伝えしたように、おにぎり、サンドイッチ、からあげ、卵焼きなど誰でも食べやすくて安心できるものが一番です。
お弁当デートを重ねるごとに、彼の好きな食べ物や得意料理を加えていきましょう。初回からエスニック料理など癖のある香り・味付けのものや、珍しい食材を取り入れるのはおすすめしません。
腹八分目を意識する
最初はお弁当の適量が分からず、ついどっさり作ってしまいがちかもしれません。ですが、量は腹八分目くらいにしておくのが無難です。
彼はあなたが一生懸命作ってくれたお弁当を残さずに食べようとがんばるかもしれません。お弁当を持参するピクニックデートなどでは、その後も体を動かすことがあるでしょう。
お腹が苦しすぎてしばらく動けない…なんてことがないように、少し物足りないくらいで大丈夫です。
汁気が多いものは控える
気を付けたいのは、汁気のあるおかずですが、できるだけ避けた方が無難です。お弁当箱の中で、ほかのおかずに味が移ったり、お弁当箱から汁が漏れることがあります。
また、汁をこぼさないように両手を使うので野外では食べにくいですし、食べ終わった後もお弁当箱に汁気が残ることがあります。バッグの中で大量に汁がもれてしまった…なんて最悪ですよね。
自己満足ではなく相手への思いやりで
お弁当デート、それは女子力の見せどころです。これをチャンスに、しっかり男心を引き寄せたいイベントだったりします。でも、男性からすると、単純に手作りお弁当が嬉しいだけの場合も…。
お弁当デートを控える女子は、自分の女子力をアピールすることよりも、相手が食べやすいか、好きなものかを優先してください。凝った勝負料理は、ぜひお家デートに取っておきましょう。
使い捨てのおしぼりや、紙ナプキン、紙皿、ピックやフォークなども彩りよく揃えると、センスの良さが引き立ちます。レジャーシートの上も、一気に華やかなランチ風景に早変わりです。
お試しくださいね!