浮気はどんな理由であれ彼を傷つける行為です。浮気をしてしまったことを後悔しているのであれば、浮気の罪悪感と向き合い、反省し、心を入れ替えなければいけません。
浮気の罪悪感としっかり向き合うことが彼と向き合うことにもなるのです。
しかし罪悪感というのはただ抱けばいいというわけではありません。浮気の罪悪感をただ感じているだけでは現実から目を背け、浮気した事実から逃げているのと同じなのです。
彼のためにも自分のためにも罪悪感と向き合い、今後どうすべきかを考えなければいけません。そこで今回は浮気の罪悪感と向き合う方法を7つ紹介します。
浮気の罪悪感と向き合う7つの方法とは?
浮気してしまった理由を書き出す
罪悪感と向き合うためには、まずは浮気してしまった理由に目を向けることが必要です。どうして浮気をしてしまったかがわからなければ、今後どうすべきかが見えてこないからです。
どんなことでも良いので、浮気をしてしまった自分の気持ちをできるだけたくさん吐き出してみてください。浮気という行動に出た根本的な理由を見つけるのです。
とは言っても罪悪感にさいなまれているときというのはなかなか冷静にはなれません。頭の中で考えてもうまく整理することができないでしょう。
そのため浮気してしまった理由を書き出してみるのをおすすめします。文字にすることで自分の気持ちを整理することができ、客観的に浮気をしてしまった自分を見つめることができるはずです。
浮気の罪悪感と向き合うためには、浮気をしてしまった自分とも向き合うことが必要です。そのためにはまず浮気をしてしまった理由を自覚することが何よりも大切でなのです。
浮気相手とのつながりを完璧に消す
彼に対して愛情があるのに浮気してしまい後悔しているなら、完璧に浮気相手とのつながりを消してください。浮気相手とのつながりがあるままでは、彼との関係は100%修復させることはできません。
電話番号やメールアドレス、ラインはもちろんのこと、SNSの繋がりも全て絶ってください。今までのやりとりも彼との関係を修復していく上で妨げにしかならないので消しましょう。
彼のことを本当に好きなら、浮気相手とのつながりや、つながりがあったという証拠があること自体に罪悪感を感じるはずです。
浮気相手とのつながりを消せなければ、浮気の事実と向き合うどころか、彼への罪悪感はますます大きくなるでしょう。
浮気相手とのつながりを消していなければ、彼には信頼してもらえないと思ってください。罪悪感と向き合い反省し、心を入れ替える気がないと見限られても仕方がありません。
浮気の罪悪感と向き合うことは、傷つけてしまった彼と向き合い、誠意を見せることです。浮気相手とのつながりがある相手に誠意を感じられる人はまずいません。
近年では直接の連絡先を知らなくても簡単にコンタクトを取れてしまう時代です。SNSなども含め浮気相手とのつながりを完璧に絶つことで、誠意を見せましょう。
彼が気づいていなければ幸せであると信じる
浮気してしまったことを気づかれていないなら完璧に隠し通すことが彼のためになることもあります。浮気で苦しむのは浮気をした自分だけで済むなら、それに越したことはないのです。
彼が気づいていなければ幸せであると信じることで、罪悪感も必要以上にふくれ上がることはないでしょう。彼を傷つけずに済んでいることが唯一の救いと思えれば罪悪感も薄れるはずです。
ただ完璧に隠し通さなければ意味がありません。時間が経てば経つほど浮気されたことへのショックが大きくなるからです。騙している時間が長いほど相手を傷つけるのです。
そのため完璧に隠し通す自信がないならおすすめしません。好きな人へ嘘を吐き続けるのはとても苦しいことです。生半可な気持ちでは隠し通せないということを肝に銘じてよく考えてください。
自信があるなら、彼が気づいていなければ幸せであると信じ隠し通すのも、罪悪感と向き合う1つの方法となるでしょう。
今後絶対にやらないことを決意して自分を許す
罪悪感と向き合うためには、自分を許す気持ちも必要です。今後絶対にやらないことを決意して自分を許しましょう。
もちろん自分を許すことというのは、浮気したことを肯定することではありません。浮気してしまった事実を罪と受け止め、今後絶対にやらないことと引き換えに自分を許すのです。
自分を許すことができず否定し続けていれば、浮気をして傷つけてしまった彼に償うこともできません。あなたの幸せを望んでいる人たちを悲しませることにもなります。
悪いことをしてしまった自分を受け入れ反省をするためにも、まずは自分を許すことからです。今後絶対にやらないことを決意し、自分を許し、自分のためにも彼のためにも前に進みましょう。
他に浮気の罪悪感を抱いている人の話を聞く
悩みというのは一人ではなかなか解決策が見つからないものです。罪悪感を抱いているときは、特に自分の考えに自信が持てないため、行き詰ってしまいやすいです。
そのため他の人の意見を積極的に取り入れてみることをおすすめします。他に浮気の罪悪感を抱いている人の話を聞くことができれば、何かしら気付くことがあるはずです。
同じように浮気の経験がある人を身近に感じるだけでも、罪の意識は和らぐでしょう。自分では思いつかないような考え方や方法と出会える可能性もあります。
浮気の罪悪感により独りで打ちひしがれていても、浮気の罪悪感から逃げることばかり考えてしまいます。罪悪感と向き合い前に進みたいなら積極的に他者と関わることも必要なのです。
他に浮気の罪悪感を抱いている人なら、自分の素直な気持ちを伝え、罪悪感と向き合うための具体的な話ができるでしょう。
ネットやSNSを利用すれば、浮気の話をしても日常生活で支障が出る可能性はほとんどないはずです。自分の負担にならない範囲で他に浮気の罪悪感を抱いている人との関わりを持ってみましょう。
償いとして良いことをする
過ちを犯さない人はこの世に存在しません。悪いこととはいえやってしまったことはもうどうしようもありません。罪を悔やみ続けるよりもどう償うべきかを考えることが大切です。
やってしまったことを悔やみうつむいていても、状況は何も変わりません。浮気した事実はなくならなくとも、その先の未来は自分の努力次第でひらけていくのです。
罪悪感を生む原因となる行動と正反対の行動、つまり褒められたり喜ばれたりするようなことをすれば罪悪感は薄れます。償いをしていると思えれば自分を責める気持ちは和らぎます。
何もしなければ自分は悪いことをしたのに何もできていないと、余計に罪悪感は悪化するだけです。どんなことでもいいので良いことを積極的にするようにしましょう。
彼や周囲に浮気をしたことが知られているなら、許してもらえる範囲で直接的な償いを積極的にしましょう。
良いことをし続ければ心が明るくなり、前向きな気持ちが強まっていくはずです。浮気したことを知られている場合も、少しずつ彼や周囲の印象が変わってくるでしょう。
温かい心を育めば罪悪感と向き合う勇気が持てるようになります。浮気をなかったことにするのではなく、しっかり向き合うために良いことをして心を強くすることが大切なのです。
いっそ謝る
浮気をしたことを彼に知られていない場合、罪悪感というのは簡単にぬぐうことはできません。浮気を隠していることにも罪悪感を抱いてしまえば、どんどん不の感情が強まっていくからです。
罪は告白することで気持ちが楽になります。浮気を隠し続けるよりも、いっそ打ち明けて謝ることで気持ちを軽くした方が、早く状況が改善する場合もあります。
もちろん彼に浮気を告白すれば傷つけることになります。しかし謝らなければいけないことをしたのに、謝らずにいることは決して良いことではありません。
浮気を告白しようと隠そうと、浮気した時点で彼を傷つけているのです。
浮気の罪悪感を自分だけで抱えて消化することができないのなら、いっそ謝ってとにかく気持ちを軽くすることも1つの方法です。中途半端に隠す方が彼を傷つけてしまうでしょう。
浮気を許してもらえるかは別として、悪いことをしたなら誠心誠意謝るのが筋です。隠し通すことに自信がないなら筋を通してしっかり謝ることが罪悪感と向き合う方法と言えるでしょう。
浮気と向き合う際の注意点とは?
自分自身を許せるかが問題
罪悪感は自分を否定する気持ちを強めてしまいます。強い自責の念にかられて、手にすることができる幸せを放棄してしまうのです。
浮気は他者を傷つける行為であり、悪いことです。しかし浮気をしたからといって、幸せになってはいけないわけではありません。
浮気と向き合う際、自分自身を許せるかが問題になってきます。自分を許せず浮気の罪悪感で不幸への道を進み続けることは、自己中心的な方法であり誰のためにもならないからです。
浮気をしてしまったのなら一番に考えなければいけないのは彼のことです。彼がこれ以上辛い思いをしないように、させないように最善を尽くすことです。
浮気してしまった自分を許せず攻め続けていることは、彼ではなく自分ばかりを見ているのと同じです。そんな状態では彼のために行動することはできません。
浮気をした自分自身を許せるかどうかが、浮気の罪悪感と向き合う鍵であり、浮気と向き合う際の大きな問題の1つなのです。
浮気の必要性を考えるのもあり
浮気は決して良いことではありませんが、浮気にいたった要因もすべて否定すべきことであるとは限りません。ときに浮気の必要性を考えることも、罪悪感と向き合うためには必要なのです。
たとえば浮気しなかったら寂しくて具合が悪くなっていたかもなど、浮気をせざるを得ない状況だった場合もあります。浮気をしなければ自分の心が壊れてしまっていたケースもあるのです。
世の中で起こることはすべてWIN-WINとは限りません。誰かが笑うために、他の誰かが泣いていることも残念ながらあるのが実情です。
自分の心を守るための行動が他者を傷つける結果を招くこともあり、浮気も例外ではありません。自分の心を守ることは誰にでもあることで、責められることではないからです。
そのため浮気の必要性があったのなら、浮気をしたからといって頭ごなしに自分を責める必要はありません。浮気に走ってしまうほどのことが自分にあったことは受け入れていいのです。
浮気=罪の意識が強いために浮気の必要性に目を向けず、自分をないがしろにしないように注意しましょう。
より良いものになる方法を実行しよう
浮気をしてしまったときに告白するか隠すかは最大の選択と言っても過言ではありません。しかし告白するか隠すかはどちらかが正しいというわけではないのです。
謝らないと気が済まないなら告白して謝るべきであり、隠し通して関係を確実に維持したいなら隠し通すべきです。つまりより良いものになる方法を自分で選択し実行する必要があるのです。
恋愛関係においてはお互いの価値観を尊重し合うことが大切です。しかし浮気の告白の可否については、事前に想定した話をしていない限り、自分の価値観で選択するほかありません。
浮気を告白するか隠すかは自分の価値観で良いものになる方法を選ぶしかないのです。
浮気を告白するか隠すかを選択した結果、許すか否かは彼の価値観や気持ち次第です。望んだ結果でなくても後悔のない選択をしなければもっと後悔することになります。
浮気と向き合う際はその場の感情や他の考えに流されず、自分がより良いものになると思った方法を実行するよう注意しましょう。
浮気の罪悪感との向き合い方は人それぞれ
浮気をしてしまったことにいつまでも罪悪感を抱いているのではなく、罪悪感と向き合い前に進むことが周囲のためにもなります。
まずは改めて浮気は悪いことであり、自分が悪いことをしたことを受け止め反省しましょう。その上で今後どうすべきかを真剣に考え前に進むことが、浮気の罪悪感と向き合うということです。
罪悪感との向き合い方というのは人それぞれです。こうでなければいけない、こうするべきだという形はなく、向き不向きもあります。
ぜひ今回を参考に、自分を許し大切な人を今度こそ大切にするために、自分に合った罪悪感との向き合い方を見つけてください。