人を疑ってかかっている
男性にも女性にもぶっきらぼうという人は、人に心を開いていない可能性があります。過去にいじめにあったとか、何か対人関係で誤解を受けたり嫌な思いをしたという場合に多いです。
ニコニコして話しかけてくる人がいたとしても、「あの人も最初はそうだったし…」と過去と比べている場合もあるでしょう。また、「この人もそうかも…」と疑っている可能性もあります。
このパターンの場合、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を作ることが必要です。最初は心のガードが堅いものの、信頼されたらとても人懐っこくなる場合も多いです。
人を疑ってぶっきらぼうなタイプの人は、ただ自分のことを守りたいだけなのかもしれません。一歩踏み出す勇気がないだけの可能性もあるので、無理強いしない程度に話しかけましょう。
ただ単純に緊張している
転校生や新入社員など、新しい出会いやコミュニティの中で「ぶっきらぼうな人だなぁ」と感じることがありますよね。そういう場合は、ただ単に素が出せていないだけかもしれません。
慣れない環境で緊張してしまったり、頭で色々考えてはいても発言できなかったりと、スムーズに会話できないこともあるでしょう。「気に入られたい」と思えばなおさらそうなります。
ぶっきらぼうな人は、気に入られたいと思っても例えば上司や後輩にニコニコするのはわざとらしいと思っているようです。ニコニコしている人は好きですが自分が…とは思えないのです。
自分のキャラと合っていないと思われるのではないか。ニコニコ媚を売っていると思われるのではないかと色々心配をしているうちに、相手との会話が盛り上がらなくなってしまいます。
新しく出会ったばかりなら特に、慣れない人間関係で素が出せていなだけかもしれませんので、あまり気にしてはいけません。折をみて話しかけることで仲良くなれるチャンスは十分にあります。
人見知りで人と関わるのが得意ではない
ぶっきらぼうな態度をとる人の中には、人間関係を煩わしく思っているタイプもいます。嫌だと思っていると言うよりは、上手くできないので人間関係が苦手に感じているタイプです。
そもそも人見知りで「初対面ではなかか上手く喋れないから、どうせ大した会話も出来ないし、このままでいいや」と諦めてしまっている場合も少なくありません。
「どうせ自分は人づきあいが苦手だから」と蓋をしてしまっている可能性もあります。一人でいたいからそっとしておいて欲しいということもあるでしょう。
しかし、意外にもぶっきらぼうな人は寂しがりやなタイプも多いです。ちょっとぶっきらぼうな態度をとったとしても、悪態などが無いのなら何度か話しかけてみて下さいね。
感情表現が苦手
人付き合いがうまくないので、感情表現も苦手です。そもそも、感情表現が豊かなら愛想が良いとか、何を考えているのか分かりやすいのでれば、人間関係もスムーズにことが運びます。
例えば、悲しいのに悲しそうに見えない。嬉しいことなのに、笑わないなど、感情表現が苦手なことで誤解を受けてしまうことも多いです。でも、誰よりも感動している場合もあります。
映画で感動してずっと泣き続けることはないけれど、自分の頭の中では感傷に浸っている場合もあります。
ぶっきらぼうなのは、ただ単に感情表現や自分の気持ちを表に出せないだけの可能性も否定できません。
プレゼントを渡した時にオーバーに喜ばなかったとしても、実は気に入っていて毎日身につけていることもあります。オーバーなリアクションばかりではなく、相手の行動にも目を向けてみましょう。
プライドが高くなめられたくない
ぶっきらぼうな態度をとる人は、大抵の場合イメージより悪くない人であることが多いです。しかし、中には自分に自信が無かったり、人間的に小さくて虚勢を張っている場合もあります。
プライドが高い場合です。周囲になめられたくないからと、わざと冷たい態度をとり、「あの人怖い…」と思わせるのが目的です。怖いと思う人になめた態度をとる人はいませんよね。
気を遣ったり、同年代なのに敬語で話したり、何かしら一目置かれたポジションになるでしょう。本来なら、自分の実力や人柄で一目置かれるべきですが、手っ取り早く虚勢をはってしまうのです。
こういうぶっきらぼうな人は、面倒臭い性格の人が多いです。もしくは、意外に気が小さいことが多いので、強く出たらシュンとしてしまうこともあるでしょう。
どちらにしても、そのうち本性が周囲にバレてきますので、あまり深刻に考えなくても良いと言えます。