学歴や仕事の業績とは別に「この人教養がないな」「話が合わないな」と思うことってありますよね。一般的なマナーや常識を知らなかったり、ノリについて行けないことも多いです。

しかし、世の中には色んなタイプの人がいます。同じ知識がなくても、話が弾み、教えてあげたくなる人。ノリが良くても、一緒にいて楽しいと感じる人もいるはずです。この違いは何でしょうか？

今回は、「教養が無い人」について9つの特徴を紹介します。教養が無い人と一緒にいるのは疲れるという場合が多いので、どういうタイプに多いのか参考にして下さい。

理解不能に思える考えや行動も、特徴を知ることで少しは思考回路が分かるようになはずですよ！

教養がない人の９つの特徴とは？

不真面目で勉強嫌い

教養が無い人は一般的に、不真面目で勉強嫌いなことが多いです。コツコツとつまらないことを勉強するよりも、体を動かしたり自分で発見しながら進むことが大好きなタイプです。

数学が苦手で「二次方程式なんて勉強しても、将来使う機会なんてないじゃないか」と勉強しない人がいますよね。これが苦手な数学の言い訳だけにとどまらず、全体的に不真面目な場合が多いです。

知識を増やす楽しさに興味がないのか、その楽しさを知らないのかは不明ですが、勉強をつまらないものとして見ています。じっと机に向かって本を読むという行為自体も好きでない場合が多いです。

逆に、体を動かすことは大好きです。常に体を動かしているのでスポーツも得意です。そのため、スポーツ大会などの場があれば盛り上げることも珍しくありません。

勉強も運動も、大人になってからの実生活において習った通りに使うということはないかもしれません。しかし、その学びの姿勢や経験は決して無駄にはなりません。社会生活でも応用できます。

それを「勉強は嫌いだから」という理由で学ぶことをやめた結果、ずっと学んできた人達とはズレが生じてしまいます。

教養の無い人は、夢や希望を語る人が多いです。もちろん、教養のある人でも夢や希望は持っていますが、比較すると実態を伴わない場合が圧倒的に多いです。

例えば、アフリカの恵まれない子供のために学校を立ててあげたいと大きな夢を持っている場合も珍しくありません。そのくせ、自分はフリーターで定職についていないなど実態が伴わないのです。

もしも本当に、外国の教育現場を支援したいのなら、まずは円滑に意思疎通ができるよう外国語の勉強をしなければなりません。外国に行くための資金集めも必要です。そういう準備がないのです。

フリーターでも、外国語が話せなくても、自分の中で一生懸命少しずつ努力をしているのなら良いのです。ただ教養の無い人は身分不相応に大きい夢を見がちです。

「これは自分のしたいことではない」「自分の人生はこれだけで終わるはずはない」など、根拠もなく大きいことを考えます。

必要な準備や学びはおざなりなため、どうしても夢物語で終わってしまいます。そのため「馬鹿なことばかり言っている」「教養がないな」と馬鹿っぽく思われてしまいます。

教養がないとはいえ、人から嫌われているとは限りません。不真面目で勉強が大嫌い。自分の好きなことは一生懸命にするという、まるで子供そのものの人柄を「憎めない」と感じる人は多いです。

教養がないことで恥を書いたとしても、「知らなかった！自分馬鹿だからさー！」と笑い飛ばしてしまうので悪気がありません。周囲も「仕方ないなぁ」「馬鹿だなぁ」とつられて笑ってしまいます。

教養が無いからと言って嫌われないのは、卑屈な性格ではないことが多いからかもしれません。「すごい！全然知らなかったよ！」とアッサリ無知を認める姿勢は、知ったかぶりより好感が持てます。

職場の人間で取引先と合わせる。恋人で自分の親に合わせるというのは躊躇する人も多いです。自分が恥を書く場合があるからです。

しかし、ただ友達として付き合う分には、「悪いやつではない」「馬鹿だけど、可愛げがある」と好意的な人も少なくありません。