女性におせっかいする男性の心理とは?
おせっかいをする人は、いつも女性とは限りません。なかには男性も存在します。意外に、男性のおせっかいな人の方が、女性よりも少々面倒くさい傾向にあります。
男性は、プライドも高い人が多いです。せっかく自分がよかれと思っておせっかいを焼いたことを断られるとがっかりします。そして、がっかりだけでは済みません。
メンツを潰された気分になり、「せっかく俺が言ったのに」「俺の言うことを無視した!」とひねくれる場合も多いです。そんな男性に巻き込まれないよう、おせっかいな男性についてまとめました。
貸しを作って仲良くなりたい
女性におせっかいを焼いてくる男性は、親切心も少しはありますが、やはり「貸しを作って仲良くなりたい」というのが本音です。自分を頼れる人間だと思って欲しいという場合が多いようです。
自分が助けてあげたというポジションは気持ちの良いものですし、メンツも立ちます。「僕はこっちが良いと最初から思っていたんだよ」と偉ぶりたい気持ちもあるでしょう。
特に女性は、人間関係を円滑にするためにお礼を言ったり、「さすがですね!」「助かりました!」と一言添えます。それを鵜呑みにして、自分は頼られていると勘違いしてしまうのです。
本当に頼れる人もいますが、おせっかいな男性はどこか見返りを求めています。「俺がここまでしたのにお礼を言ってこなかった」など、感謝を強要するので、嫌がられる傾向にあります。
好きで下手に出てチャンスをうかがっている
男性が女性におせっかいを焼く時には、「放っておけない」と思っていることが多いです。もともと、そんなに世話好きな男性はあまりいませんので、少なからず好意があると思っても良いでしょう。
おせっかいを焼くことで「こんなに君を心配しているよ」「僕は手伝うよ」と下手に出て好意を伝えているのかもしれません。一緒にいたり、仲良くなることでチャンスが来る可能性も高いですよね。
男性が自分から、頼んでもいないのに色々と世話を焼いてくれるのなら、あなたのことが好きなのかもしれません。
少なくとも、細かく見て困っていないかを確認しているので気になっていることは間違いないと言えるでしょう。
説教したいだけ
女性におせっかいを焼いてくる男性の中には、ただ説教をしたいだけの中年男性もいます。ウンチクや、知識や経験をひけらかし「すごいですね」と言わせたいという場合です。
「僕はこれが正しいと思うけれど、君ときたら…」「どうしてこうなるのか分からないな」など不快な言い方をします。具体的に教えるのではなく、ダラダラ文句を言うのが特徴です。
「僕の若い時には…」と武勇伝をいうタイプにも多いです。自分の知識や経験を、教えると言うよりは尊敬させるためにひけらかし、その反応を強要します。
こういう男性は大抵嫌われてはいるものの、女性側が人間関係のために上手にかわすので、自分が嫌われているとは自覚できません。
うっかり持ちあげすぎると、好意があると勘違いされることもあるので、ほどほどの距離感で一定に保って下さい。
うざい・迷惑と思ったときは?
おせっかいな人からずっと世話を焼かれると、最初は断るのも悪いかなと思っていたとしても、うざったくなってしまいます。本当に迷惑だけど、気持ちが伝わらないことも多くイライラします。
ストレスで黙り込んでしまうとかえって、「何か悩んでいるの?」とプライベートに踏み込んできます。何もないと言っても、一度おせっかいを焼きだすとしつこいのが特徴です。
「そんなこと言って、すぐに溜めこむんだから」「僕は君の性格は分かっているから」と的外れなことばかり言ってきます。おせっかいな人がうざい時、どのような対応が一番ベストなのでしょうか?
きっぱり「手伝わなくて大丈夫」と断る
おせっかいな人は、基本的にオブラートな言い方が通用しません。自分は正しいことをしていると思っており、むしろ感謝されるだろうと思っているので本当にタチが悪いです。
「大丈夫だから」と言っても、「大丈夫じゃないから言っているの!」と言います。「また、相談したい時にはするね」と言っても、「あなたは言えない性格だから」と踏み込んできます。
曖昧に言っても通じない場合は、もう思い切ってハッキリと断りましょう。「手伝わなくて大丈夫だから」「あなたの手伝いはいらないから」とハッキリ言うことも大切です。
悩みなどは相談しない
おせっかいな人だと日頃から感じている人には、絶対に相談をしないようにして下さい。相談をするとほとんどの場合が面倒くさくなってしまいます。自分が頼られたと思い暴走するのです。
例えば、「ここだけの話にして欲しい」と愚痴を言ったつもりが、それを相手に伝えて改善を求めたりします。そうなると、当然相手はあなたが悪口を言ったと思うので誤解が生じますよね。
おせっかいな人は、「自分が動かねばならない」「自分がやってあげなければならない」という思いこみが激しいです。相談者本人がやめてと言っても聞く耳は持ってくれないので要注意です。
そんなトラブルになる前に、始めから相談はしないなど、元々の火種を作らないことが大切です。
露骨に他の人に頼る
オブラートに包んでやんわりと拒否をしても、おせっかいな人には通用しない場合がほとんどです。「そんな水くさい!」と言ってかってにしゃしゃり出てきてしまいます。
おせっかいな人を遠ざけるには、あえて「他の人を露骨に頼る」ということも必要です。暗に「あなたはいいから」という態度を言動で示すのです。
最初は口を挟もうとしていた場合でも、繰り返すことで自分を頼ってくれないと気付いてくるでしょう。少しギクシャクしたとしても、慣れれば解放感でホッとすることができるでしょう。
おせっかいな人は自己満足!
おせっかいな人の心理や特徴について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?あなたの周りや自身に当てはまることは無かったでしょうか?
おせっかいな人は根が悪いわけではありません。放置したり知らんぷりをする人よりも、温かい人が多いです。
ですが相手の気持ちよりも「やってあげたい」という自分の意思だけを強要することで、迷惑がられることも多いです。相手の気持ちを考えながらサポートする、面倒見の良い人になって下さいね!