どんなにラブラブなカップルにでも、倦怠期は必ず訪れると言われています。しかし、必要以上に倦怠期を恐れることはありません。倦怠期はカップルにとって必要な機会だからです。

倦怠期を迎えたからといって、関係が険悪になったわけではありません。2人の関係性を見直す必要があるから倦怠期が訪れるのです。

これからも一緒にいたいのであれば、倦怠期を迎えたからこそ今一度関係を見直すことが必要です。そして倦怠期を乗り越えるために2人に必要な努力を見つけましょう。

そこで今回は倦怠期を良い機会にするために、倦怠期を迎えたカップルにぜひ試してもらいたいことを7つ紹介します。

倦怠期を迎えたカップルが試したい７つのことは？

デートを工夫する

デートというのは恋人らしい時間を過ごし、愛を確かめ高め合う時間であるため、カップルにとって必要不可欠なイベントです。しかし、交際が長くなるとその認識は欠けていってしまいがちです。

交際当初のような恋愛感情の高まりは長くは続かず、デートに重きを置かなくなっていってしまうからです。安定した関係を築けていることで、デートの重要性が低くなってしまうのです。

また、プランの候補も回数を追うごとに減るため、計画を立てづらくなるのも原因の1つでしょう。恋愛以外に熱中できるものができたことで、デートする時間が減った人もいるかもしれません。

特別なことをしなくても安定した関係でいられて、他のことに費やす時間が持てるようになることは決して悪いことではありません。本来のカップルのあるべき姿と言ってもいいでしょう。

しかし、倦怠期を迎えてしまったのであれば話は別です。安定した関係というのは愛情が薄れたのではなく、お互いを尊重できる深い愛情を手にしたことで築ける関係だからです。

倦怠期を迎えるということは愛情が不安定になっている証拠です。まずデートを工夫してみましょう。

愛を確かめ合う特別な時間であるデートを工夫して、素敵な時間が過ごせれば、きっと良い関係に戻れるはずです。

LINEの頻度を減らし、会うことを重要視する

倦怠期を迎えたカップルはお互いの存在が当たり前になりすぎている場合が多いです。そばにいるのが当然の生活に慣れてしまっているため、特別な存在だという意識が薄れてしまっているのです。

相手を改めて特別な存在であると意識するようにならなければ、倦怠期を抜け出すことはなかなかできません。

そのため、相手を当たり前の存在だと感じてしまう今の生活スタイルを見直してみましょう。おすすめなのはLINEの頻度を減らすことです。

LINEの頻度が減ると自分の生活の中で、相手を感じられる機会が著しく減ります。すると会いたいという気持ちを抱きやすくなり、会ったときには新鮮な気持ちになれるのです。

会いたいと強く思っている自分に気付くことで、改めて相手の大切さに気付くことができるでしょう。会うことが待ち遠しくなり、会えたことへの喜びも今まで以上に強まるはずです。

また、会ったときに新鮮な気持ちになれれば、付き合いたてのころのようにドキドキすること間違いないでしょう。きっとお互いを想う気持ちが強まり、愛情が深まるはずです。

1人の時間に集中する

倦怠期を乗り越えるためには、2人の時間だけでなくお互いに1人の時間に集中することも大切です。お互いに今以上に成長することは、恋愛の刺激にもなるからです。

毎日を生き生きと過ごせているときというのは、色んなことに前向きになれるものです。物事がうまくいかなくても、何とかしようという意欲を持つことができます。

しかし、心が満たされていないときというのは意欲的にはなれません。倦怠期を脱け出せないカップルの背景には、こうした各々の精神的な問題が関与している場合が多いのです。

そのため、心を満たすためにも1人の時間に集中する時間を設けるようにしましょう。仕事でも趣味でも前向きに取り組み、自分に自信を持ち、有意義な生活を送れるよう努力するのです。

心を満たすことができれば自ずと何事にも前向きになれるはずです。倦怠期を迎えたとしてもどうにかしようと行動することができるでしょう。

また何かに集中することは自分磨きにもなるので、お互いに自分を磨くことで改めてお互いに魅力を感じるようになるはずです。きっと倦怠期を迎えた2人の気持ちに変化が出てくるでしょう。

彼の好きなとこ、嫌いなとこを書き出してみる

倦怠期を迎えたカップルというのは、自分の気持ちがわからなくなっている場合が多いです。彼を好きだと自信を持って言うことができなくなっているのです。

愛情はドキドキだけで測れるものではなく、安心感や信頼も愛情の証です。付き合い当初みたいに盛り上がっていなければ、愛情がないというわけではないのです。

なかには本当に愛情がなくなったことで倦怠期を迎えたカップルもいます。しかし、多くは一緒にいすぎてドキドキしなくなったことにより、気持ちがわからなくなっているだけなのです。

自分の気持ちがわからないと彼への接し方もぎこちなくなり、倦怠期になりやすいです。自分の気持ちがわからないことが倦怠期の原因なら、彼への愛情を再確認することが突破口になります。

具体的には彼の好きなとこ、嫌いなとこを書き出してみることをおすすめします。

好きなとこを思い浮かべることで、彼を好きになった気持ちを自覚することができるはずです。また嫌いなとこも挙げることで、本当に彼が好きなのかが見えてくるでしょう。

言葉にすることで自分の気持ちが整理され、書き出すことで視覚的に捉えられるので、より明確に愛情を再確認できるはずです。

2人のルールを見直してみる

どんなカップルにも必ずルールが存在します。「1日1回は連絡をする」などのように、2人が愛を育んでいく中で自然と習慣になった行動が、2人のルールとなるのです。

ルールは良い関係を築くために自発的に行うからこそ意味があり、強制になってはいけません。しかし、カップル間のルールはいつの間にか強制力を持ち、お互いを縛ってしまいがちです。

また実際にルールに従って行動してみないと、本当に有意義であるかの判断はつきません。にもかかわらず多くのカップルはルールを見直すという考えに行きつかないことが非常に多いのです。

頭で考えて良しと思ったルールでも、実際に実行してみると想像以上に負担になってしまうことも良くあります。ルールを守ることにどちらか一方でも負担を感じたなら、見直さなければいけません。

多くのカップルは恋愛が盛り上がっているときにルールを構築してしまいがちです。恋愛感情が高まっているときなら、多少の無理も無理と感じずにできますが、ずっと続けることはできません。

その結果、2人のためのはずのルールが、だんだんと2人の首を絞めることになり、倦怠期を迎える原因になってしまうのです。

2人で決めたルールに負担を感じるようになるのは、愛情が薄れたからとは限りません。多くは本来首を絞めるようなルールを、付き合いたてだからと受け入れられていただけなのです。

もし一緒にいることに息苦しさを感じたり、負担を感じたりしているのであれば、今一度2人のルールを見直してみてください。ルールが知らないうちに2人の首をしめているのかもしれません。

思いやりの気持ちを再度持つ

親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、カップルであっても相手に気を払う気持ちをなくしてはいけません。思いやりの気持ちを持たなければ関係は絶対に続かないのです。

付き合った当初の自分の彼に対する態度や行動を思い出してみてください。おそらく多くの人は彼のことを一番に考えて過ごしてきたことでしょう。

では今はどうですか？付き合った当初と変わらないと胸を張ることができますか？

もし思いやりに欠けていると感じることがあるのなら、まずはそこから直していく必要があります。

付き合った当初に比べると気遣いというのは減りがちになります。誰でも最初はずっと一緒にいたいという気持ちで一生懸命になりますが、だんだん当たり前の存在だと思うようになるからです。

もちろん、必要最低限の気遣いは無意識にしているでしょう。しかし、やはり付き合い当初と比べるとかなり思いやりに差があるはずです。

少しの思いやりで相手の気持ちは大きく変わります。不安定になっていた愛情にまた火が付くきっかけになる可能性も十分にあるのです。ぜひ思いやりの気持ちを再度持つようにしてみてください。

飽きたのか安心できているのか確認する

倦怠期を乗り越えるためには原因を知ることが大切ですが、原因を突き止め解消しても上手くいかない場合もあります。彼との恋愛に愛想尽きている場合です。

愛しているけどドキドキが薄れて安定しているだけなら、これまで紹介してきたように自分の努力で状況を変えることができます。

しかし、彼との恋愛に愛想尽きてしまっている場合は、別れることも検討する必要があります。このままずるずる付き合っていても、いずれ別れてしまうことでしょう。

そのため、まずは原因を突き止める前に、自分の気持ちと正面から向き合ってみてください。倦怠期を迎えたのは飽きたのか、安心できているのかを自分に問いかけ、確認しましょう。

安心できているのであれば焦る必要はありません。恋愛に刺激を与える努力をすればまたドキドキすることもできますし、安定を良いことと受け入れられればさらに関係は深まるはずです。

ただ愛想が尽きてしまった場合、交際を続けたいのなら自分だけの努力ではどうにもできません。彼との話し合いや協力も必要になるため、早めに自分の気持ちを確認することが大切です。

倦怠期はカップルにとって今まで以上に仲良くなれるチャンス

倦怠期は誰しもが交際相手との間で起きる可能性のある問題です。自分や相手の愛情が不安定になっている状態に不安を覚えるのは当然ですが、そんなときだからこそ関係を見つめ直しましょう。

倦怠期を迎えたときの対処の仕方によっては、2人の仲がより深まるきっかけになることもあります。捉え方、乗り越え方次第で、倦怠期がむしろプラスに働くこともあるのです。

ぜひ今回紹介したことを参考に、倦怠期を良い機会だと思って、積極的に倦怠期と向き合ってください。