両思いになると冷める理由と対処法とは?
あんなに恋焦がれていた片思いだったのに、何故か付き合いだすと気持ちが冷めてしまうという人がいます。自分でも、本当に好きだったはずなのに何故冷めたのか分からないようです。
よく、男性の恋愛で「釣った魚にエサをやらない」と表される場合がありますよね。女性を落とすまでは甘い言葉をささやいて、プレゼントをするけれど、関係を持つとクールになる人もいます。
今回は、「両思いになると冷める理由と対処法」についてまとめました。自分自身も、長く続く交際をしたいと思っているのに、すぐに別れてしまうと言う人はぜひ参考にして下さい。
もしかすると、理由を自覚して対処法を意識するだけで改善できるかもしれませんよ!
両思いになると冷める理由とは?
自分に自信がなく相手と向き合うことが怖くなる
両思いになると冷める理由として、「自分に自信がないために、向き合うのが怖くなる」ということがあります。両思いになるなんて夢のような幸せな話なのに、なんだか不思議ですよね。
しかし、自信のなさが理由で気持ちが冷めてしまう人は、意外と少なくありません。正確には、気持ちが冷めると言うよりも、「気持ちにブレーキがかかる」と言った方が良いのかもしれません。
片思いの時には、自分が彼を想っているだけである意味安全です。これから距離が縮まれば良いなと夢を見たり、好きになってもらう努力をするのも楽しいでしょう。
しかし、両思いを確信してしまうとどうなるでしょうか?今が「好き同士」のピークだったとして、嫌われないようにしなくてはという変な気遣いをしてしまいます。
もしかすると幻滅するかもしれない。付き合ったことを後悔するかもしれない。彼に嫌われたらと思うと怖い…と思うあまり、気持ちが消極的になってしまうことが原因になります。
理想が高くなり過ぎている
両思いになると気持ちが冷める原因の1つに、「理想が高くなりすぎている」ということが考えられます。彼が好きというよりも、恋に恋している状態の人によく見られる現象です。
「恋をしている自分が好き」「彼が好きな自分が素敵」というように「彼」との関係ではなく、自分の中で舞い上がっています。そういう場合は、ちょっとしたことで冷めやすくなります。
例えば、男性が仕事が忙しくあくびをしていると、「私といるのにあくびをするなんて!」と冷めてしまいます。相手の心配よりも自分のことで頭が一杯です。これでは、上手くいきませんよね。
いくら両思いの男性といっても、人間は完璧ではありません。今までは一生懸命格好つけていたことも、ボロが出たり素で接することもあるでしょう。
理想が高くなりすぎて、少しの減点も許せないとなったら誰とも恋はできません。理想は理想のままで良いので、現実的な許容範囲も広く持つようにして下さい。
自分のトキメキが第一のため、心の中に相手がいない
両思いになると冷める人の特徴として、「恋は自分のトキメキが第一」という傾向があります。一般的に、交際をすると相手のことを考えますよね。
相手が嫌がることは何か。相手が喜ぶことはなにか。どうしたら嬉しいと感じてくれるか…など、何かしてあげたいという気持ちが沸いてきます。しかし、このタイプにはそれがありません。
もっとドキドキさせて欲しい。サプライズもして欲しいなど、「私のトキメキ」を大切にしています。相手がどう思うかなど、思いやりや配慮に欠けていることが多いです。
付き合うか付き合わないかの恋の駆け引きや刺激が楽しいため、両思いと分かると熱が冷めてしまいます。平和で穏やかな愛情を「退屈」と思ってしまうので、両思いになると冷めるのです。
対処法とは?
自分に磨きをかけて自信を養う
両思いになっても冷めないためには、まず「自分に自信を持つ」ことが大切です。特に、冷める原因が「彼に嫌われるのが怖くて消極的になってしまう」というものならば、絶対身につけて下さい。
外見に自信が無いのなら、ダイエットやメイクなど美容やファッションでイメチェンに挑戦してみましょう。結構単純なもので、新しい雰囲気になると自分も変われた気分になれるものです。
もし性格や料理など家庭的な部分に自信がないなら、料理教室など習い事を始めるのも良いですし、思い切って相談もおすすめです。習い事をすることで、自分のスキルアップを実感できますよね。
「毎週習いに行っているから」「以前よりも上手くなった」という経験が自信に変わります。また、案外自分のコンプレックスなんて他の人は気にしていないことも多いです。
また、悩みを思い切って話したら「え?そんなことないし気にしないよ?」とびっくりされるかもしれませんよ!彼が悩みを受け入れてくれることで、安心することもできるでしょう。
両思いになることを目標に設定しない
両思いになると冷めてしまう人の傾向として、「あの人と付き合う!」ということが最終目標になってしまうパターンがあります。本来、付き合うよりも付き合った後が大切ですよね。
例えば、結婚でも同じことが起きています。「彼とこんな家庭を築きたい」と具体的にイメージ出来ている人と、「とにかく結婚をしたい」という人では幸せが変わってきます。
「彼とこんな家庭を築きたい」ということを目標にしている人は、付き合うことや結婚は通過点に過ぎません。もっとより良い交際のために努力をすることも忘れないでしょう。
しかし、「結婚すること」「付き合うこと」自体が目標の場合は、それでゴールになるので先がありません。でも、本当に色々と乗り越えなくてはいけないのはその後からです。
どういう人と、どのような付き合いをし、どんな関係を作っていきたいのか。きちんとした深い目標設定をすることで、気持ちが冷めにくくなります。
相手のありのままを受け入れ何も期待しないようにする
彼と両思いになることが出来たなら、ギャンブルや浮気症など、どうしようもないことでない限りは一旦受け入れてみましょう。人間なので、誰でもマイナスなところはあるでしょう。
例えば、優しい彼は反面物足りなさを感じやすい性格かもしれません。逆に、リードしてくれる頼もしい彼は自分の意見をゴリ押しする強引な人かもしれません。長所と短所は表裏一体なのです。
相手に期待をしすぎず、まずは素の、ありのままの相手を受け入れてみてから付き合いを考えてみて下さい。最初はびっくりしたけれど、そのうちに許せるようになったということもあります。
いつもはこんな人は絶対にナシだけど、彼だけは何故か許せる。可愛いとすら思ってしまうという場合もあります。即無理と判断するのではなく、しばらく自分の気持ちについて様子を見て下さいね。
相手と本当に両想いになりたいかどうかをよく考える
両思いになるとすぐ冷めてしまうという人は、「そもそも本当に彼と付き合いたいと思っているのか?」と自問自答してみましょう。もしかすると本当に好きではない場合があるかもしれません。
例えば、皆がカッコイイというから何となく人気の彼を落としたくなった。彼のような素敵な人が彼氏だと、自分のステータスが上がると思って興味を持ったなど色々あります。
相手のことを本当に好きではない場合、上辺の条件だけに惹かれていますので、結局は気持ちが続かないのです。交際をするとなると、より内面の付き合いになりますよね。
何度も、誰と付き合ってもすぐに気持ちが冷めてしまうという場合は、そもそもの恋心が分かっていないのかもしれません。本当に彼と付き合いたいのか、時間をかけて考えるのもおすすめです。
両思いになると冷めてしまうのは自分の気持ちの問題
両思いになると冷める理由と対処法について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?実際に付き合ってみると彼が思っていたような人ではなかったという場合もあるでしょう。
しかし、両思いになるたびにすぐに冷めるような恋愛をしているのなら、相手は関係なく自分の気持ちが原因かもしれません。自分の気持ちを見つめれば、何か変わるかもしれませんよ!