別れたのについ元彼を思い出してしまうという方はいませんか。もちろんそう簡単に忘れられるものではありません。
また、過去の良い思い出としてたまに思い出すくらいなら誰しもしていることです。問題はまだ気持ちを吹っ切ることができずに元彼に依存してしまっている場合です。
元彼というのはあくまで「昔付き合っていた男性」に過ぎません。恋人のときと今とでは関係性が変化しています。
昔のように相手に頼りきり、甘えてばかりというのはあなたにも相手にも良い状態ではありません。
ここでは、元彼への依存心が強い人の特徴を紹介していきます。当てはまるポイントが1つでもあったら改善してみるのも良いのではないでしょうか。
元彼への依存心が強い人の特徴とは?
現実逃避しがち
気持ちが沈んでいるときに誰かに頼りがちな人は元彼への依存心が強い傾向にあります。最初は家族や友人を頼っていたはずが、いつの間にか元彼のもとへというパターンも珍しくありません。
最初は何気ないLINEのやりとりだったのが、次第に相手への依存心を強めてしまう女性は多いものです。特に優しい反応が返ってくると甘えてしまう気持ちが生まれます。
確かに元彼というのは家族とも友人とも上司とも違う存在です。元彼にしか相談できないこともあるでしょう。また、付き合っていることはあなたの一番の理解者であったかもしれません。
しかしときには自分自身で問題を解決する力も必要です。元彼を頼る前に、まずは自分がいま抱えている問題と向き合う。次に簡単に元彼に頼らず問題に立ち向かっていく。
少し心がけてみてはいかがでしょうか。
理想が高い
新しい彼氏がいる方でも元彼に依存してしまう場合はあります。彼氏に対して高い理想を持ちすぎている方は特に注意です。
今彼に少しでも不満があるとすぐ元彼を思い出してしまうことはありませんか。二人の彼氏を比較した上で、元彼ならこうしてくれたのにと考えてしまうパターンです。
そしていつの間にか元彼のことばかり考えるようになってしまいます。
理想を高く持つことは悪いことではありません。しかし、今彼のダメな部分を受け入れてあげる心の広さもなく、不満ばかり募らせることが正しいのでしょうか。
今彼に足りない部分を補うように、全てをひっくるめて付き合っていくようにすれば解決します。
完璧な彼氏ばかりを追い求めず、今彼の良い部分に目を向けるようにしましょう。
盲目的
彼氏は恋愛感情や体の関係があるという意味で、友人とは違い世界に一人しかいない特別な存在です。それは別れてからも変わらないかもしれません。
しかし、別れたあとも「私のことを分かってくれるのは元彼しかいない」と思い込んでしまうのは間違いです。
付き合っていたとき、何でも肯定してくれる甘い彼氏だとこの傾向は強くなります。盲目的に1人の人しか見れていないのです。しかし、本当はあなたの周りにはたくさんの人がいるのです。
あなたが彼氏と付き合っていて、うまくいかない時期に誰に相談しましたか。友人や頼れる先輩などに話をしたのではないでしょうか。
元彼以外にもあなたを助けてくれる人はたくさんいるはずです。視野を広げて家族や友人に頼ってみてはいかがでしょうか。
寂しがり屋
あなたは寂しがり屋でしょうか。1人でも全然平気という方は何の心配もいりません。ですが、はっきりと「自分は寂しがり屋だ」と言える人は依存傾向が強いです。
元々寂しがり屋なのに、さらに彼氏を失ってしまったら心に大きな穴が空いてしまいます。そして、その穴は彼氏しか埋められないと感じてしまうのです。
気づいたら元彼が忘れられずに依存してしまいます。
寂しさを無理矢理に押さえつける必要はありません。いつも誰かと一緒にいたいというのはあなたの良い部分でもあるのです。しかし、元彼で寂しさを埋めるのはやめましょう。
あなたの心の穴は友人や新しい男性が埋めてくれるはずです。
思い出を捨てられない
別れたら元彼の思い出は全部捨ててしまうという方は心配いりません。気持ちの切り替えが早く、元彼を思い出すこともないです。
しかし、思い出の品を捨てられない方は依存してしまう可能性があります。思い出の品を見るたびに元彼を思い出してしまうのです。
また、実際の品物だけではなく、スマホに保存されている写真や動画も元彼を思い出すアイテムになります。
写真を消去できない方はいっそスマホを新しくしてしまってはいかがでしょうか。古いスマホは引き出しの奥にしまって、普段は目に付かないようにする。
10年20年経てば、本当に意味で良い思い出として振り返れるときが来るはずです。
物を取っておくことは悪いことではありません。しかし、自分の中で元彼への気持ちをしっかりと整理できているということが条件の一つです。
そうしないとふとしたことで依存心が湧き上がってきてしまいます。
時間に余裕がある
空いている時間があるとつい元彼との楽しかった記憶が思い出されてしまうものですよね。解決策は単純です。暇な時間を作らないということにつきます。
人は誰しも、同時にいくつものことに集中できないものです。あなたが何かに集中しているときは自然と元彼のことを思い出す余裕もなくなってきます。
時間を埋めるためのものは仕事でも趣味でも何でもいいのです。まとまった休みを利用してちょっと遠出の旅行をしてみる。アーティストのライブに行ってみるなどです。
普段はなかなかできないことに没頭することで寂しや辛さもいつの間にか消えていきます。別れてしまったときだからこそ充実した日々を送っていきましょう。
せっかくの空き時間に元彼に依存してしまうのは時間を無駄にしているのと一緒です。
過去を振り払う覚悟がない
あなたは彼氏と別れてからどういった付き合いをしていますか。もう二度と会わないといった方もいるでしょう。反対に、まだ定期的に会っているという方もいるかもしれません。
元彼と友人関係に戻ることは悪いことではありません。お互いを深く知っているからこそ良い友人として付き合っていけることもあります。ただし、ここでも気持ちの整理が問題になってきます。
あなたは本当に何の未練もなく友人としてやっていけていますか。もしかするとまだ心の奥底に元彼への感情があるのではないでしょうか。
まだ気持ちの整理がついていないなら危険です。なんとなく流れで手をつないでしまったり、お酒が入るとそれ以上の関係になってしまったりという場合があります。
ズルズルと友達以上恋人未満として依存していく形になってしまいます。過去は過去として綺麗に振り払ってしまいましょう。
元彼への依存は新しい恋のチャンスを失う
元彼に依存するタイミングは様々でしょうが、多くの場合、寂しいとき辛いときになります。
元彼と仲良くやっていくこと、依存することは全く別のです。前者は一定の距離を保ちつつ接しています。しかし後者は、元彼にべったりと寄り添ってしまっています。
実は元彼に依存することは楽なことなのです。付き合っているときのようなぶつかり合いや苛立ちはほとんどありません。それでいて会っているときは一瞬満たされた気持ちになれます。
ですが同時に、そんな関係を長く続けることは正しいことなのでしょうか。今の妥協した関係に慣れきってしまうと新しい恋のチャンスを失っていることに気づけません。
繰り返しになりますが、1人の信頼できる友人として元彼と接することは多くのメリットがあります。それは、相手に頼りきりの関係ではないからです。
いま自分が依存してしまっているなと自覚がある方は、意識的に距離を置いてみてはいかがでしょうか。