新しい彼ができたときは、気分はもう最高ですよね。新しい彼とあんなことしたい、こんなところに行きたいなどと想像は膨らむばかり。
しかし、気分を落としてしまいがちな話題が元彼問題です。どんな男性でも、自分が彼女にとって一番でありたいという願望やプライドを少なからずもっていることが多いもの。
そんな今彼に元彼の話を話して良いものか、また話すならどこまでどう話すほうが良いのかなど悩む女性は多いです。
せっかく新しい2人の恋愛が始まるときに、誰だって水を差したくないですよね。
例えば、「元彼は格好良くて最高だった」なんて、今彼が聞いても面白くもないですし、不穏な空気が流れるだけです。
また、「元彼って浮気ばかりで最低で最悪な男だった」なんて、悪口を言いたい放題言うのも今彼が引いてしまうでしょう。元彼の話は、今彼への話し方、内容一つで結果が変わってきます。
今回は、今彼に「元彼ってどんな人?」と聞かれたときの答え方や、対応について紹介していきます。
今彼に「元彼ってどんな人?」と聞かれたらどう答えるべき?
元彼と比較して今彼を褒める
「あなたのほうが素敵だし、大好きだよ。」と安心させるパターンです。最も無難な回答とも言えます。
元彼を非難しすぎることはマイナスですが、今彼を褒める材料として元彼を適度に非難するのはOK。
元彼と別れて、あなたに出会えてよかったと、自分の存在を肯定的に伝えられると今彼も悪い気がしませんよね。
しかし、たとえ今彼の褒め言葉を引き出すためとしても元彼との比較しすぎることは禁物です。
あれもこれも元彼よりも凄いと褒めても、今彼の立場からすると「彼女には常に元彼の存在があるんだ」と思ってしまうかもしれません。あなたにとっての彼氏の優劣の基準はいつも元彼なのだと。
比較を用いた褒め言葉は、今彼が元彼の事を聞いてきたときにだけ言うように気をつけましょう。
一切話さないのもあり
逆に一切話さないという方法もあります。元彼の話は、どうしても今彼にとても嫌な気分になりがちの話題。
人に聞いておきながら不機嫌になるなんて、わがまますぎますが、聞いていてもあまり心地いい話題ではないことは確かです。男性だけでなく、もちろん女性にも当てはまります。
しかし、気になるけど知りたくない、けれど聞きたいなどと頭をぐるぐるするぐらいデリケートな問題だということ。
微妙な雰囲気を防ぐには、初めから話さないことが一番の対処法といえます。相手の様子次第ではありますが、今彼が本当にサラリと受け流せるタイプなのかどうかの判断が必要でしょう。
今彼が嫉妬に狂うのか、あまりひねくれずに聞ける人物なのかわからない。話題を切り返すか、元カレのことは忘れたなどと言い、ひとまず話題から逃げることが適切です。
悪口は言わない
元彼の話をするときに一番してはいけないことは度を超えた悪口です。確かに適度な悪口は場合によっては褒め言葉使える材料になる可能性はあります。
しかし、度を超えた悪口は言えば言うほどあなたの魅力は下がる一方であり、聞く側もあまりいい気分になりません。カップル同士にかかわらず、人の悪口はその場の雰囲気を悪くするもの。
悪口を自分の彼女が目の前でどんどんと言い出したら、今彼でなくても幻滅してしまうでしょう。こんなにも人の悪い部分を引きずる人なのだと。
たとえば、元彼が女たらしで最低な男だったり、傲慢で人の意見を全く聞かないわがまま男だったとしましょう。言えばスッキリするかもしれません。
しかし、真相はあなたの心のなかに秘めておくほうが賢明なのです。あなたが言ってスッキリするのと比例して、あなたの印象は悪くなっていきます。
今彼は元彼の悪口を聞きたくてあなたに聞いてきているのではありません。あくまで元彼がどんな人だったのかを聞いているのです。
話しているうちに当時の怒りがふつふつとこみ上げてくるかもしれませんが、出来るだけ抑えて話すよう心がけましょう。
当たり障りのないことだけ話す
感情的になるというのはなにも怒りだけではありません。悲しみや嬉しさ、恋心などもそうです。元彼と長くお付き合いしていた人ほど、彼との思い出はたくさんあるでしょう。
しかし、あなたは今、別の彼と付き合っているのです。昔の感情は過去のものとして精算しなければなりません。今彼が元彼の話を聞いてきたときも感情的になってはならないのです。
話しているうちに涙がこぼれてきたり、思い出してみるとこんなところが素敵だったの、なんて今彼は聞くに絶えません。
どうしても感情的になってしまいそうな人は、元彼のスペックのみ、例えば年上でこんな仕事をしているなどを話すに止めましょう。
今彼の前で決して思い出に浸らないこと。浸るなら家に帰って1人のときや、元カレのことをよく知っている友だちの前だけに留めておきましょうね。
言葉数少なくする
自分から言いたくない人におすすめです。言葉数を少なくすることはあまりはなしたくないというアピールにもつながります。
また、自分から話していくより相手から質問されて答えるスタイルのほうが自分から墓穴を掘る心配も低くなります。
今彼に元彼の話を聞かれたときに、「何が聞きたい?」と彼に返すとスムーズに質問スタイルにしていけるでしょう。
また、今彼が過去の恋愛等を参考にしたいとの理由から聞いてきている場合もあります。まず理由を聞いてみるほうがあなたも地雷を踏みづらくなるので、おすすめです。
言葉のオブラートの包み方にも目星がつきますしね。
笑顔で誤魔化す
この方法も自分から言いたくない人におすすめの方法です。笑顔で「あんまり覚えていないよ」なんて言われたらそれ以上突っ込むこともしづらいものです。今彼が諦めるのを待ちましょう。
話したくない事は話さない、これも今彼と仲良く付き合っていく1つ方法です。正直に話すことが今彼にとってもあなたにとっても良いというわけでは決してありません。
逆に話しすぎて波風が立ってしまう可能性も・・・。デリケートな質問であることは確かなので、あなたが聞かれたくないのなら我慢せずアピールしましょう。
あまり話したくない場合は、「いい人だったよ」くらいで元彼の紹介は終わらせるといいでしょう。
逆に聞き返す
ヤキモチからあなたに元彼話を聞いてきた今彼に、逆ヤキモチで切り返す方法です。「あなたこそどうなの?」という風に私もヤキモチ焼いているよと今彼にアピールするのです。
元彼の話が気になるときというのは、今彼がなんらかに対し不安に感じているときが多いもの。
不安をあなたのヤキモチにすり替えてあげれば、今彼の不安よりもあなたのヤキモチのほうが話のメインになります。あなたも元彼の話をしなくてよくなりますよ。
名付けて、オウム返し作戦です。
今彼に元彼を聞かれたら最低限答える
いかがでしたでしょうか。男の人は基本的にプライドが高い生き物ですから、話す場合は間違っても元彼の良さを伝えるだけで終わらないこと。
必ず、「あなたが好き」というフレーズを忘れずに伝えましょう。
今彼が元彼の話を聞いてくる大半の理由は、好きな彼女の前の男が気になるという純粋な気持ちからです。また、今の自分が彼女にとって一番の男であるという安心を得たいから。
男性の可愛い理由に、許せる限り付き合ってあげるのも優しさです。しかし、答え方に共通することですが、基本的には深く話しすぎないように気をつけましょう。
今彼から突然言われ、焦って失敗しないよう今のうちから答え方や対応についてある程度用意しておくと、いざという時安心ですよ。