どんなカップルでも、未練の残るような別れはしたくないですよね。
別れるときでも気持ちよく、お互いの幸せを願いながら円満に別れられるのが一番です。ですが、現実はそううまくいかないことも非常に多いですよね。
潔く別れたかったのに、未練が残って後味の悪い結果になってしまうことはよくあるものです。
未練のある別れは、好きな気持ちがあるのにも関わらず別れを選択することで起こりやすい傾向があります。
では、相手の男性は具体的にどんな別れ方だと、未練を感じるものなのでしょうか。今回は男性が後悔する別れ方を紹介していきます。
未練の残る別れ方とは?男性が後悔する別れ方を紹介
ささいなすれ違いからのケンカ別れ
ささいなすれ違いで感情的になり、ケンカ別れしてしまうカップルは結構いるものです。
特に若いうちは冷静さを持つことができず、ついちょっとしたことで別れを切り出してしまうことがあります。
後になってもう少し冷静になれば良かったと後悔したことに、身に覚えがある人は多いのではないでしょうか?
時間を置いて考えてみれば、取るに足らないようなことでケンカをしてしまったと悔やむ別れ方は本当にもったいないですよね。
少し冷静さを思い出すだけで、関係性は円満に保てていたかもしれないのです。男性はプライドを少し傷つけられたりしただけで、カッとなって別れを切り出してしまうことがあります。
大人になって冷静な気持ちを持つことができれば、誰でも防げることなのです。お互いにどうしようもない後悔や未練を抱える前に、ささいなすれ違いから別れにはつなげないようにしましょう。
音信不通
一方的に音信不通になり、自然消滅のような別れ方も少なくありません。好きだったのに、突然連絡がとれなくなるなんて、相手はどう思うでしょうか?
逆の立場になって考えてみましょう。大好きな彼が、突然音信不通になってしまったら悲しいですよね。
もし愛想をつかされたにしても、もっとまともな対応をしてくれてもよかったはずと思ってしまうでしょう。
そしてどうすれば相手と向き合うことができたのか悩み、しばらく未練を残してしまうことになるはずです。
音信不通になることは、それくらい未練の残る別れ方なのです。後味がとても悪いですよね。
別れたいのなら、しっかりとお互いに向き合って、長い時間をかけてでも別れ話をしなければいけません。
音信不通になって強制的に別れたことにしてしまうのは、裏切り行為に近いのです。
遠距離恋愛で自然消滅
遠距離恋愛は破局に繋がることが多いと言います。やはり物理的に距離が離れていると、コミュニケーションの頻度がガクンと落ちますし、知らない間に心の距離も離れてしまいます。
遠距離恋愛から自然消滅してしまい、事実上別れたことになってしまうカップルは結構いるものです。嫌になったというよりも、自然と連絡を取らなくなってしまうのです。
お互い、新しい人間関係ができ、自然と相手のことを求めなくなってしまうという結果です。ですが、近くだったらそのまま付き合えていたかもしれませんよね。
遠距離恋愛から自然消滅してしまうと、「もし遠距離じゃなかったら…」という後悔が尽きないものです。自然消滅してしまうことも、とても後味の悪い終わり方です。
別れる際には必ずお互いに話し合うことが大切なのです。遠距離の場合でも、絶対に約束して会ってから、別れ話をするようにしておきたいところですね。
略奪愛される
略奪愛された結果別れることになった場合でも、未練は当然残るでしょう。彼としてはあなたのことを真剣に好きだったわけです。
それが突然一方的に別れを告げられることになるのですから、まず気持ちがついていかないですよね。別れを受け入れようにも、受け入れられずどうすれば良いか困惑してしまうはずです。
ですが、きっかけは略奪愛です。別れ話を拒否しようとしてもどうしようもなく、彼の方には未練しか残らないでしょう。
略奪愛されることは、別れ方としてはやはり良いものではないですよね。自分は彼以上に好きな人と一緒になれて幸せを感じているかもしれません。
ですが、残された彼は気持ちが追い付かず、受け入れるまでかなりの時間を要するに違いありません。
本音を言われずに別れを告げられる
別れを告げる際に、別れの理由で本音を言おうとしない人がいます。例えば相手のどうしても嫌なところがあったとしても、それを絶対に本人には言おうとしないのです。
仕事が忙しいからなど、もっともらしいことを言って別れを告げることになります。そして明らかに嘘だと分かる理由で別れを告げられた側はどうでしょうか。
「もしかしたら浮気してたのかな?」など、変なことを勘ぐってしまいますよね。別れ方としては気持ちよくなく、モヤモヤした気持ちだけが残ります。
自分に後ろめたいことがもしあったとしても、別れを告げる際には相手に理由をちゃんと伝えるべきでしょう。それが今まで一緒にいた恋人への誠意ある対応です。
今まで一番近くにいた人に嘘をついて別れるなんて、お互いにとっても未練や嫌な気持ちが残る別れ方です。
周囲の反対で無理やり別れた
本人たちが別れを望んでいなかったケースも、当然別れた後に未練が残りますよね。なぜならお互いを好きだと思う気持ちは変わらないからです。
ですが、世の中にはどうしようもできない事情というものがあります。例えば、育ちの違いや収入格差などで、親などに反対されて別れさせられるパターンです。
自分たちにとっては不本意なことなので、気持ち良く別れられるはずがないでしょう。
ですが周囲の邪魔もあって会うこともできず、「もっと別の出会い方をしていれば」と後悔を重ねるしかないのです。
周りの友達に反対されまくった結果、意見に流されて別れを選んだ場合なども同じでしょう。人が未練を感じるときは、自分の思い通りに行動できなかったときなのです。
振られた
そもそも女性から振られて別れた場合も、未練が長く残る場合があります。男性からしてみれば、プライドを傷つけられたようなものです。
嫌なところをたくさん指摘されたなど、別れ方がひどかった場合などは余計ですね。
男性は女性よりも器や許容範囲が広いことも多いので、女性のちょっとした嫌なところくらいでは別れを切り出さないものです。ですが、女性はその逆である場合も多いのです。
男性のちょっとした嫌なところでも気に食わず、一緒にいることが耐え切れなくなり別れを決断したがるのです。
男性からしてみれば、プライドが傷つき、まだ好きな気持ちを抱えたまま別れなければいけないことになります。男性は意外と振られて別れることで、未練を残しやすいのです。
もし彼に愛想をつかし、振りたいときは、彼のプライドを傷つけないようには配慮したいところですね。男性にとってプライドを傷つけられるような別れ方は、心底嫌なのです。
未練が残る別れ方かは思いやりがあるかどうか
いかがでしたでしょうか?
未練の残る別れ方は、できればしたくないものですよね。特に男性が未練を感じやすいようなシチュエーションには、自分でしないようには心がけましょう。
別れる最後の瞬間まで、彼を思いやる気持ちを忘れなければ、嫌な別れ方にはならないはずです。
未練を抱えたまま別れてしまうと、なかなか次の恋愛に進めずお互いに嫌な気持ちになることは多いものです。
お互いに晴れやかな気持ちで次の恋に進むためにも、別れるときくらいは誠実な対応を心がけたいところですね。
男性が未練を感じやすい別れ方は、当然女性にとっても嫌な別れ方であることが多いはずです。お互いに次の一歩が踏み出しやすいような、気持ちの良い別れ方を目指すようにしましょう。