一目惚れすると、どんな風に相手に思いを伝えて良いか分からないですよね。
友達であれば普通に呼び出して告白もできるものですが、相手は名前も知らなければどこに住んでいるのかもわからないのです。いきなり呼び出して告白するのにもハードルが高すぎますよね。
しかも、一目惚れ相手をいきなり呼び出して告白するのは、相手も戸惑わせてしまうことになります。そのため、思いを伝えるのであれば、直接ではなく手紙を書くのが良いとされているのです。
では、実際に手紙を送るとして、どんな内容を書けば良いのでしょうか。今回は、一目惚れした彼に書くべき手紙の内容について、詳しく解説していきます。
一目惚れした彼に書くべき手紙の内容とは?
気遣う言葉
最初はとにかく、いきなり驚かせてしまったことを謝り、相手を気遣い言葉を忘れないようにしましょう。
「いきなり手紙を渡して、びっくりさせてしまってごめんなさい」と一言あるだけでも大丈夫です。
最初からいきなり用件に入ったり、自分のことを話し始めるのでは、どこか独りよがりで自己中な印象が目立ちます。
まず、彼の立場に立って考えてみましょう。いきなり見知らぬ女性から手紙を渡されたら、戸惑うのが普通ですよね。
一目惚れの相手に思いを伝えることは難しいことなので、細やかな気遣いや言葉のチョイスが大事になってきます。
少しでも第一印象を良いものにするためには、手紙の最初に彼を気遣う言葉を入れておくことがベストなのです。
気遣いの言葉を入れておくだけで、「優しい人なのかも」という印象を心のどこかで持ってもらえるものなのです。
緊張のあまりいきなりダラダラと自分のこと書いてしまいがちですが、まずは一言、相手を気遣う言葉を忘れないようにしましょう。
自己紹介
相手を気遣う言葉を入れられたら、次は自己紹介を軽く書いておくと良いでしょう。まずは名前を名乗ったうえで、年齢や職業など、簡単に自分の情報を書いておくことが大切です。
よく、一目惚れした彼に手紙を書く際、彼に気持ちを伝えることが先行してしまうせいで自己紹介を忘れてしまう人がいます。
手紙をくれたのはどこの誰なのか、彼は気になりますよね。もし自己紹介が全く書いていないと、怪しまれてしまう場合もかなりあります。
そしてマナーとしては、まず用がある方から名乗って自己開示をすることが大切なのです。ただし、この時あまりにも詳しく自分のことを書きすぎるのも問題です。
いきなり手紙を渡されて戸惑っている彼に、挨拶もそこそこで自分史を語られたら、その先を読んでもらえることはないでしょう。
自分のことを語りすぎる人は、そもそも周囲から煙たがられる傾向は強いです。自己紹介で書くべき項目としては、名前、年齢、職業などで十分でしょう。
好きになった理由
一目惚れした彼に渡す手紙の中で一番大事なのは、やはり好きになった理由です。
顔が好みで一目惚れした人がほとんどかもしれませんが、簡潔に「タイプだったので」と書くだけでは失礼にあたる場合もあります。
あまりに淡白で、「本当に好きなのかな?」と相手も怪しんでしまう可能性があるからです。もし顔がタイプなだけだとしても、彼を好きになったときの出来事やきっかけをよく思い出してみましょう。
顔がタイプの場合でも、例えば「いつも読書をしている横顔が、魅力的だと思いました」と伝える方が印象は良いですよね。
彼のどんなところを好きになったのか、好きになったきっかけは何だったのか、思い出せばきっと見つかるはずです。
そしてできれば、基本的に人が言われて嬉しいと感じる言葉を選んで伝えるようしましょう。軽そうな口調、ネガティブな言葉はチョイスしないようするべきです。
できるだけ女性らしさを思わせる丁寧な言葉で思いを伝えることができれば、より印象はよくなるでしょう。
連絡先
思いを伝えたからといって満足せず、そのあと連絡先をしっかり書いておくことを忘れないようにしましょう。
できればLINEやメールアドレスが良いでしょう。電話番号では少し重たく感じられてしまうことも多いです。もしLINEを伝えた場合、自分の名前は彼に名乗った名前と同じにしておくことが大切です。
彼がせっかくあなたのことを友達登録しようとしてくれても、名前が違うのでは「間違ったかな?」と思われてしまいます。
それは自らチャンスをみすみす逃してしまうことになるので、十分注意しておきたいところです。
もし可能ならどうしたいか
できれば最後に、もし前向きに考えてもらえるならどうしたいのかということも書いておきましょう。
ランチに行きたい、映画を観に行きたいなど、まずは軽いデートのお誘いが一番でしょう。
テーマパークやショッピングなどはある程度仲良くなってから行くものなので、最初のデートとして避けておくのが良いです。
特に相手は一目惚れした彼なので、人となりなど、まだまだ知らないことばかりです。前向きにお付き合いを考えてもらえたとしても、最初は彼のことをゆっくり知っていくことが大切になります。
そのため、最初はランチ、お茶、映画など、カップルとして気軽に行けるところが一番なのです。
特にランチやお茶などは長い時間お話しすることができるので、その先に繋げるデートとしては一番おすすめです。
気をつけたいことは?
長すぎる文章はNG
一目惚れした手紙を書くうえで、絶対に気をつけたいのは、手紙の内容が長くなりすぎないことです。
相手は見知らぬ女性から手紙をいきなり渡されるので、ただでさえ警戒しています。長すぎる手紙を渡されても正直「怖い」としか思ってもらえないものです。
長々と書かれている手紙は重いととらえられることが多く、圧迫感があります。下手をすれば「ストーカーかも…」と思われてしまうこともあるかもしれません。
彼に丁寧に思いを伝えたいという気持ちは分かりますが、まずは簡潔に伝えたいことを手紙にしたためる努力をしましょう。
短い文章で書かれていた方が読んでもらいやすいのも事実です。いきなり知らない人から手紙を渡される彼の気持ちも考えながら、あまりに長くならないように注意しましょう。
重要な個人情報は渡さない
連絡先を伝える際に、電話番号や住所などの重要な個人情報は渡さないことが大事です。
いくら一目惚れしたとはいえ、まだ相手のことをよく知らない状態です。イメージと実際の彼は全く違う場合もあるでしょう。
もしかすると、あなたが渡した個人情報が彼に悪用されてしまう場合もあり得ない話ではないのです。相手がどんな人かわからないうちは、軽はずみに個人情報を教えるべきではないのです。
その点LINEはブロック機能がありますし、メールの場合メールアドレスを変えればイタズラメールは防ぐことができます。
もし個人情報をさらされてしまったり、彼に悪用されてしまったりすることを防ぐためにも、最初はLINEなどのみで抑えておくべきです。
彼はまだどんな人か、実際のところは分からない…その点をしっかりと頭に入れておくと良いでしょう。
一目惚れの手紙は簡潔に気遣う文章を心がける
いかがでしたでしょうか?一目惚れ相手に手紙を書くのは非常に緊張するものです。
何度でも書き直して…の繰り返しになるかもしれません。手紙を書き終えるのにも数日かかってしまう場合もあるでしょう。
ですが、やはり相手は接点も何もない男性です。お付き合いを前向きに考えてもらうためにも、より丁寧で伝わりやすい手紙を目指すべきです。
一目惚れ相手と結ばれるのは難しいと言われていますので、手紙は何度だって書き直して良いものを作りましょう。
ポイントは長くなりすぎず、相手を気遣う文章を心がけることです。短い手紙でもあなたの良い印象というものは伝わるものです。