友達の関係からスタートして、恋が成就したことはどれくらいありますか?
一見、友達で仲の良い関係からなら恋人同士に発展しやすいとも考えがちですが、実はそううまくいかないものです。
既に「友達」というイメージが固まりすぎてしまって恋愛対象に見られていないことも多いのです。
せっかく仲の良い友達ですから、そこからうまく関係性を発展させていければそれに越したことはありません。
では、なぜ恋愛は”友達から”ではうまくいかないものなのでしょうか?
その理由を以下にまとめてみましたので、友達を好きな人として意識し始めている人はぜひ参考にしてみてください。
恋愛は”友達から”が上手くいかない7つの理由とは?
友達認定されると女性と意識しづらい
友達と恋人はまったく別物と捉えている男性は多いです。
そのため、いざ恋人を作ろうと思っても、自分の友達をその恋愛対象の中に入れることはあまりないのです。
恋人は恋人として、新しい出会いをつい求めてしまうものです。「友達は恋愛対象に入らない」としっかりと決めているわけではなくても、無意識のうちに女友達は恋愛対象から外してしまいます。
また、友達と恋人とでは、一緒にいたときにすることも行く場所も違うものです。今まで友達として接してきた人と違うことをすることにイメージを持ちづらいのは当然のことです。
そのため、女友達はただの女友達として処理されてしまうことが多いのです。
すでに見た目で友達認定されている可能性がある
「見た目だけで彼女を選びたくない」とはっきり言う男性は多いです。
しかし、それでも無意識のうちに女性を見た目で恋人として、ありかなしかを決めてしまうところはあるものです。
誰にでも理想のタイプ、好みの顔はあります。無意識のうちにその理想に合う相手を探してしまいますよね。
そのため、女友達として顔は気にしないかもしれませんが、恋人としては「なし」と既に思われてしまっている可能性があります。
顔がタイプではない女友達は、いくら仲が良くても恋愛対象として意識されることはなかなかないのが実情です。
何かいい雰囲気になるきっかけでも訪れない限り、女友達から関係が進展することは望めないことが多いでしょう。
圧倒的に面倒くさい
友達から恋愛関係になるのにはある程度時間がかかるものです。
なぜなら、やはり今まではただの友達としてしか見ていなかった分、一人の女性としてなかなか意識されづらいからです。
今まで友達として接してきた女友達とデートしたり、甘えたり…そんなシチュエーションはイメージしづらいものです。
そのため、友達関係から始まる恋愛は時間がかかって面倒くさいと考える男性は多い傾向にあります。
女友達として接してきた女性を恋愛対象に時間をかけて切り替えるよりも、新しい好みの人を探した方が早いと思うのです。
新しい人を探してうまくいけば、その人のことをもともと恋愛対象として見ているのでイメージを固めるのに時間はかかりません。
ですが、もとから友達としてそばにいる女性を恋愛対象に切り替えるのは、意外と時間がかかり煩わしいと思われがちです。
友達関係を失う怖さが出てくる
友達からの恋愛がうまくいかない理由の一つとして、今の関係を壊したくないという心理もあげられます。
恋愛関係になれば、少なくとも今までどおりのように接することはなくなります。
カップルになってもちろん幸せなことは多いですが、近づきすぎて相手の嫌なところが見えてしまうこともあります。
友達だったとき以上に同じ時間を共有することに対して、なんだかわずらわしいと考えてしまう人もいるでしょう。
そのため、恋人ではなく、友達のままでいる方が気が楽、楽しい気持ちでいられると思う人もたくさんいるのです。
しかも、恋人になればそのまま結婚しない限りいつかは別れの時が来るものです。
別れてまた友達に戻れれば問題はないかもしれませんが、なかなかそううまくはいかないのが恋人同士の別れです。
別れて縁が切れ、仲の良い関係を失ってしまうことになるなら、友達は友達のままでいいと思ってしまうところはありますよね。
友達関係という大切な絆を失うことを恐れ、恋人に発展するのではなく現状のままを望む人は多いものです。
周りに対して気まずい
異性の友達を持っている人は、複数の男女のグループで仲良くしている場合がほとんどです。
もしその中から恋人関係になる二人が出てくれば、今までのようにグループ全員が仲良くするのは難しくなります。
当然カップルの二人に対して周りは気を遣いますし、当人たちも周りに対して少し後ろめたさや気まずさがあるはずです。
そんな気まずさを感じなければいけないくらいなら、友達から恋人にはなりたくないと思ってしまいますよね。
それに、もし喧嘩したり険悪なムードになってしまうことでもあれば、グループそのものに影響が出てしまいます。
グループの中の険悪なカップルは、当然グループそのものの空気を壊してしまいます。
そのようなリスクを冒してまで、仲の良い女友達と恋愛はしたくないと思うのはうなずける話ですね。
相手を知りすぎている
仲の良い友達は、昔から何でも話せるくらい絆が深まっているものです。それがたとえ異性の友達でも同じです。
例えば幼なじみの友達は、小さい頃から一緒にいるせいでもはや兄弟のようにざっくばらんに話せることでしょう。
異性同士なら本来話すのが恥ずかしいような話題も気にせず話している場合があります。
すると、相手のことを知りすぎてしまっているため、とてもではないですが恋愛対象としては見づらくなってしまいます。
人は秘密があった方が少し魅力的に思えると言われています。
あの人の知らない一面を、自分と恋人関係になることで知ってみたい、という欲求をかきたてるのです。
しかし、相手のことを知りすぎている友達関係ではなかなかそのような魅力を相手に感じることはありません。
恋愛対象として盛り上がらないため、自然と友達として終わってしまうのです。
彼に引かれやすい
自分だけが友達のことを急に恋愛対象として意識したとしても、その友達は全く自分のことをそう見ていない場合は多いです。
そのため、突然男女関係を意識した振る舞いで相手に接すると、友達から「どうしたの?」と驚かれてしまいます。
驚かれるならまだいいかもしれません。引かれてしまったり、「気持ち悪い」と思われたりでもしたらつらいところです。
友達から恋愛関係に発展したいと思うとき、自分だけが恋愛感情を抱き、暴走してしまっている場合があります。
もしそうなってしまったら、相手から変に思われてしまうことがあり、なかなか同じ気持ちなることは困難です。
しかも相手に戸惑われてしまうと、自分も一歩引いてしまってそこからアプローチをかける気も起こらなくなってしまいます。
相手に引かれて、それが原因で自分も恋愛感情が冷めてしまうため、なかなか恋は盛り上がりづらいのです。
友達からの恋愛はリスクが大きい
このように、友達からの恋愛がうまくいかない理由はたくさんあります。
すでに絆が出来上がっている仲ですからうまくいきやすいと思いがちですが、意外と困難だらけなものなのです。
今まで友達として接してきた男性を、急に恋愛対象として好きになっていることを自覚してやりづらさを感じたことはあるでしょう。
仲の良い友達だったからこそ、それから恋人に発展するためにはどうすればいいか途端に分からなくなってしまうのです。
今いる友達を急に恋愛対象として意識している場合、意外とうまくいかないパターンも多いのは理解しておきましょう。
それでも勝負に出るか、今の関係を大切にそのままでいるかはあなた次第です。
困難も多いですが、うまくいけばもともとは仲の良い友達同士、最高のカップルになれるかもしれません。
急激に距離を縮めようとしたり、他のグループの友達のことを考えないような行動だけはとらないように注意しましょう。