恋愛はいらない…でも、結婚はしたがる理由とは?
草食系男子が多いと言われている現在、男性も女性も恋愛にガツガツとした姿勢の人は少なくなりつつあります。振られるリスクより、楽しく平和に生きて行きたいという安定志向が増えたからです。
また、恋愛をするとどうしても行動に制限がかかりますよね。彼氏持ちだと男性がいる飲み会に行きづらいなど自由に遊べなくなることもあるでしょう。
しかし、恋愛は面倒だと思う人が多い一方で、結婚はしたいという結婚願望を持った若者は意外と多いことをご存知でしょうか。
今回は、「恋愛はいらないけれど、結婚はしたい」という人についてまとめました。それぞれの理由を紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね!
恋愛はいらないと考える理由とは?
思い通りにならない
恋愛はいらないと考える理由として、「思い通りにならない恋愛はしたくない」という人が多いです。自由が良いのなら、自分1人での生活の方が楽ですよね。
自分1人の生活なら、何かをするのも止めるのも、自分のペースで出来ますし、誰にも気を使う必要がありません。しかし、恋愛はどうでしょう。恋愛には相手がいるので厄介なことがあるのです。
自分と相手の気持ちが揃ってできることですし、交際後も色々と意見の交換をしなくてはなりません。恋愛とは、思い通りにいかないことが、むしろ当たり前なのです。
恋愛は思い通りにならないので、したくないと言う人は、自分のペースを乱されたくない人なのかもしれませんね!
分かってくれる人がいない
これまでの恋愛経験から、もう恋愛はしたくないという人もいます。これまで何人か付き合ってきたものの、自分を理解してくれる人はいなかったから疲れたという場合です。
自分を分かってくれないということは、意見が合わないということでもあります。束縛をされたり、依存されたり、逆に放置されすぎたりと無理をしてしまうのでしょう。
相手の考えや気持ちに寄り添いながら、自分の欲求は我慢することもある。そんな恋愛関係を面倒くさいと感じる人は少なくありません。1人の方が楽だと感じてしまうのです。
自分を分かってくれる人を探してまで恋愛をしようとは思わない。無理に合わしてまで付き合うことはしたくないという人も少なくありません。
独りが楽
恋愛をしなくても良いと考える人は、「独りが楽」というのが大きな理由です。独りだと、帰ってくる時間も飲み会も、全て自由に設定できますよね。誰に文句を言われる筋合いもありません。
全て自分のペースで決めることができ、好きなように行動することができます。独りが好き、自由が好きという人は、まさしくこのタイプが多いでしょう。
もし、恋愛をしたらどうなるのでしょうか?必ず土日のうちどちらかはデートをしたい。どうして異性がいる飲み会にいくのか。何をしているのか。いつ帰ってくるのか…面倒に感じてしまします。
独りの生活が楽だと思うからこそ、わざわざ恋愛をしようと言う人は少ないです。特に、これまで恋人ができたことが無い人はその傾向にあります。
これまで恋愛をしなくても、それなりに楽しくやってきているので、人生で必要だとは思いません。むしろ、傷ついたり面倒なことになるのなら、ずっとこのままで良いと思うひとも多いです。
結婚はしたがる理由とは?
結婚もステータス
恋愛はしたくないと言うものの、結婚はしたいと考えている人が男女共に多いです。これは、結婚願望がある人でも、無い人でも同じです。結婚は1つのステータスですよね。
「既婚ですか?」という質問をされることもありますし、色々な書類で書く場面も多いです。本来、既婚かどうかは問題ではありませんが、社会的なステータスであることは間違いありません。
30歳を超えてまだ結婚をしていないとなれば、「何か問題があるのでは?」と勘繰られてしまうことすらありえます。また、適齢期に独身でいると、余計なひと言を言われることが多くなります。
まだ結婚しないの?早い方が良いよ?良い人はいないの?子供を作って親孝行しなきゃ…など他人ほどうるさく言うものです。そういう煩わしさから、結婚したいと思う人は少なくありません。
恋愛は時間の無駄
恋愛はしたくないけれど、結婚はしたいという人に人気なのが、「婚活」です。最近では、婚活パーティや婚活サイトなど色々な出会いの場が街ぐるみで設定されていますよね。
恋愛をしたくないけれど、結婚はしたいと考える人にとって、とても効率的に相手を見つけられると結構人気があるようです。恋愛は、付き合ったとしても相性がありますよね。
自分がどんなに真剣でも、相手に結婚願望がなかったり、結婚に踏み切れなくてズルズル時間を無駄にしてしまう場合も多いです。その点婚活パーティは目的が一緒なので効率的です。
更に求める年収や子供好きかどうかなど、自分が気になるステータスもチェックできるので利用する人が多いです。結婚するかどうか分からない恋愛よりも、効率的に結婚をしたい人が増えています。
経済的に一人は不安
結婚をしたい理由は、大好きだと思える人と出会って、ロマンチックで幸せな家庭を築きたいという人もいます。しかし、そうでない場合も圧倒的に多いです。
例えば、経済面から来る不安です。現在独りで暮らしている人で、十分に貯金ができている若い世代というのは多くありません。皆、一生懸命働いても、お金が足りないと感じる時代です。
自分独りだけで精いっぱいのギリギリの生活をしているとして、老後を考えると貯金ができているか不安を感じる人は多いです。老後、働けなくなる人も多いですよね。
年金でもらえる金額は、これからどんどん少なくなってきそうですし、国からの補助金は期待できそうにありません。ギリギリで生きて行くことは出来ても、いざという蓄えがないのです。
経済的に一人は不安。二馬力で働き暮らしに余裕を持ちたいという人は少なくありません。一方の給料は生活費に、もう一方は貯金用にと分けて管理することで、老後の不安が少なくなります。
老後を考えると孤独は嫌
恋愛は人に合わすのが性に合わないのでしたくないという人は多いですが、意外と結婚はしたいと言う人が多いです。その理由は、「老後が孤独なのは怖いから」というもの。
とてもリアルでシビアな理由なものの、言っていることはとても理解できますよね。結婚をすれば大抵の場合、老後も一緒に住む人がいます。もしかすると子供達もいるかもしれません。
一緒に同居はしていなくても、人と繋がっている。自分には家族がいると思えるだけで幸せな老後だと考える人は多いようです。若い頃は自分の親がいますが、親もずっといるわけではありません。
事故や病気でない限り、自分達よりも確実に早く亡くなる可能性が高いので、独身だと独りぼっちになる可能性も否定できません。
そのため、老後の孤独を恐れて結婚をし、家族を持っておきたいという人は少なくありません。自分が安心して老後を過ごせるように、恋愛よりも安定した穏やかな人を探す傾向にあります。
恋愛をいらないと思う人も少なくない
恋愛はいらないけれど、結婚はしたがる理由について説明しましたが、いかがだったでしょうか?読んでみて思い当たる節や、納得する部分はあったでしょうか?
結婚は恋愛とは違います。ロマンティックな「好き」という感情よりも、生活やお金などライフスタイルとすりあわせた相手選びが大切になってきます。
大恋愛の末、結婚にゴールインをして、子供もできて充実した毎日を送るといのも素敵な結婚像ですよね。でも、時には現実的に結婚について考えてみて下さい。
人から見たら、夢がなく打算的に見えることがあるかもしれません。しかし、きれいごとは言っていられないので、自分の気持ちを堂々と話し、良いご縁を引き寄せて下さいね!