「早く結婚したほうが幸せになれる」と思っている女性はいませんか?本当にそうでしょうか?早く結婚するよりも、じっくり時間をかけて結婚相手を見つける方が幸せになれるかも?
今回は、早い結婚が幸せにはなれるとは限らない理由を4つご紹介いたします。そして、逆に早い結婚のメリットもお伝えします。ぜひじっくり読んでみてくださいね。
早い結婚が幸せになれるとは限らない4つの理由とは?
仕事面が安定する前に結婚するから
生涯同じ会社に勤めあげる終身雇用が少なくなり、転職してステップアップしていくことが一般的となった現代。一度も転職したことがないという人の割合も減っていますよね。
そのため、早く結婚した場合、仕事が安定する前に結婚したというケースが多く見られます。仕事が変わると年収や生活スタイルも変わります。
大学生時代に付き合っていたときはエリート志望で、新卒で大企業に入って安定した生活…と思っていたら転職。ブラック企業に入ってしまい体調を崩してしまった…なんてことも考えられます。
収入が激減し、こんなはずじゃなかった!と思ってしまう可能性もあります。
その点、仕事が落ち着いた年齢になってからの結婚は安全です。揉め事もなくもう何年も働いている会社に勤めている相手なら、今の仕事を続ける可能性が高いからです。
結婚したあとも、何年後にはこのくらいの収入、という予測をすることができます。
やりたいことが出てくるかもしれないから
若いうちにチャレンジしておきたい、と思うことってありますよね。自分探し、自分磨き、趣味に没頭、世界一周旅行など…。
特に早くに結婚し家庭を持った人は、周りが自由に遊んでいる様子を見て、フラストレーションをためがちです。家庭のために使っている時間を、自分のためだけに使えて良いな…と。
そのため、どうしてもやりたいことを見つけたときに、リスクを背負っても踏み出してしまう危険性があります。
「家庭のために働いて支えてきたんだから、ちょっとくらい…」という理屈です。
家族が理解してくれて、やりたいことをやらせてくれるなら良いですが、そうでない場合が良くないです。「あんな早くに結婚してなければ…」と結婚自体を後悔してしまうからです。
単身だったならできた「あんなこと」「こんなこと」…。それができなかったのは、早くに結婚してしまったからだ。そんな風に思われたら家族もかわいそうですよね。
そうならないためにも、若いうちに存分にやりたいことをやり、落ち着いた頃に身を固めるのが良い選択とも言えるでしょう。
伴侶選びがおざなりになるかもしれないから
「早く結婚したい!」という気持ちが強すぎると、良く吟味せずに早まって結婚してしまう可能性があります。
結婚までトントン拍子に進んだはいいけど、実際に結婚生活を送ってみたら合わなかった…。なんていうことは絶対に避けたいですよね。伴侶選びは慎重にするべきです。
例えば、一緒に暮らしてみたら「ものすごくいびきがうるさかった」「実は浪費家だった」…。一時の感情や焦り、勢いで結婚してしまうと、あとで見えてくる欠点もあります。
結婚生活を後悔するぐらいなら、少し婚期が遅れたとしても、より良い伴侶を見つけたいものです。
結婚は一生に一度の最大のイベント。一度一緒になったら何十年も死ぬまで一緒にいる相手です。一緒にいて楽な相手か、金銭的に問題はないか、十分に吟味して選びましょう。
精神的に成熟していないかもしれないから
若くして結婚してしまうと、お互いが精神的に成熟していないかもしれません。しっかり結婚を考え始める適齢期になってからの方が、結婚生活のギャップが少ないでしょう。
結婚というものがどういうものか理解していない若いうちに結婚すると、現実とのギャップが大きいからです。好きという気持ちだけで結婚してもなかなかうまくいきません。
実際には結婚には、金銭的な生活費の問題や、家族同士の付き合いなど、気を付けなければならないポイントがあります。
精神的に成熟していない年齢のカップルがそれを理解せずに結婚すると、壁にぶつかることも多いでしょう。
その点、十分に成熟し、結婚がどんなものかわかっている大人は、押さえるべきポイントをわかっています。壁を乗り越える対策を考えることもできます。
また年齢が上がるにつれて、周りに既婚者が増えます。そうすると、結婚前後に悩むポイントや対応策も周りから学ぶことができます。だからうまくトラブルを解決することができます。
早い結婚のメリットとは?
好きな人が他の人に取られないようにできる
結婚というのは、生涯を共にすること。好きな人と結婚するということは、『一生自分のモノ=他の誰かのモノにはならない』ということです。
彼氏のことが好きすぎて、彼氏が自分ではない誰かの元に行ってしまったらと不安な女性。結婚して妻になってしまえば、一生自分以外の女性が妻になることはありません。
早く結婚することで、好きな人がほかの人に取られないようにすることができると言えます。
つい束縛してしまうという女性もいますよね。結婚は「婚姻」という束縛です。結婚指輪は、「もう人のものです」という証です。
どうしても他の人に取られるのが嫌ならば、結婚すれば取られる心配はありません。
好きな人と一緒に居られる時間がより長くなる
結婚して生活を共にすれば、好きな人と一緒に居る時間が長くなります。夕飯を一緒に食べたり、一緒にテレビを見たり、同じ布団に入ったり、朝目覚めたら隣にいたり…。
一緒にいる時間が少しでも欲しい!というカップルは、早く結婚したほうがいいかもしれません。一緒にいない時間を寂しいと思うことも、結婚すれば少なくなります。
部屋に帰ってきたら大好きな伴侶がいて、朝目が覚めたら隣で寝ている…。四六時中一緒にいられるんです。
5年結婚を先送りすれば、その分だけ一緒にいれない時間は増えます。早く結婚すれば、一緒にいれる時間は増えますもんね。
若くて大変な時期に支えあうことができる
若いうちはいろんなことが起きる大変な時期です。学校を卒業したり、就職したり、生活が変わることも多いですよね。
早く結婚することで、その大変な時期に支えあうことができるというメリットがあります。大変な状況を1人で乗り越えるよりも、2人で乗り越えるほうが精神面で大きいですよね。
例えば就職した会社の仕事が思った以上に辛くても、伴侶の存在があることで頑張ろうと思うことができます。愚痴や話をきいてもらうこともできます。
伴侶がいるという安心感はとても大きなものです。結婚していれば、「自分は一人だ…」と孤独を感じることもありません。常に心の中に伴侶がいます。
家族の存在があるから、ちょっと大変でも頑張ろうという活力につながります。辛いことがあっても家に帰れば笑顔で一緒に夕食を囲める。そんな精神安定剤のような役割もしてくれます。
子供の成長ができるだけ長く見られる
早くに結婚し、また早くに子供を作れば、子供の成長をできるだけ長く見ることができます。20歳で子供を作った場合と30歳の場合、10年も早く子供の成長を見ることができます。
子供が結婚し、孫も早く見ることができるかもしれません。
また、自分が若いうちに子供が大きくなるというのもメリットです。子供が成長し、独り立ちをするころ、早く子供を作った夫婦は、まだ若く動き回れる年齢です。
年を取ると体力がどんどん奪われていきます。子育てにも相当な体力が必要なので、早く親になるほうが断然良いことが多くあります。親が参加する運動会でも活躍できるかもしれませんね。
子供が親元を離れたとき、まだ若ければ第二の人生を夫婦で送ることもできます。旅行に行ったり、新しい趣味を始めるのもいいですね。
早い結婚は幸せとは限らない
いかがでしたでしょうか?早い結婚にはメリットもあればデメリットもあること、理解していただけたでしょうか。
早くに結婚しようと思っている方は、4つの理由を読んで、そうならないようにすれば良いだけです。メリットもたくさんあります。
まだ結婚までに時間がかかりそう…という方は、遅めの結婚だからこそ良いこともあることを理解してください。
どちらにせよ大切なのは、じっくり慎重に自分にあった相手を選ぶことです。早く結婚するか、遅く結婚するかはそれほど問題ではありません。
ぜひ生涯の伴侶となる相手を、しっかり見極めてくださいね。