結婚は女性の憧れであり、ゴールであると昔は思われていました。しかし、最近は女性も活躍できる職場が増えたり、働き方も変わってきたことから、結婚したくないと考える女性も増えてきました。
では、なぜ結婚したくないと考える女性がいるのでしょうか?今回は「結婚したくないと思う理由」に焦点を当て、その理由について徹底的に解説していきます。
女性の多様な考え方を具体的に紹介していきます。参考にしてみてくださいね。
結婚したくないと思う理由とは?
独りの自由な時間が好きだから
独身ならば、誰にも迷惑をかけずに、自分の思うがままに時間を使うことができます。誰にも拘束されることなく、独りの自由な時間を謳歌できるのです。
しかし結婚したら、何をするにしても相手のことを気にして時間配分しなくてはいけません。それだけでなく、独りになりたいときになれなかったり、自由にできないことが増えてきます。
気ままに過ごすことができる、独りの自由な時間が好きだから、結婚が億劫に感じるのですね。
実家暮らしが楽だから
家と職場が近いのであれば、一人暮らしをせずに実家暮らしをしている人も多くいるでしょう。
実家暮らしは、家賃だけでなく、水道光熱費や食費なども必要になりません。金銭面だけでなく、家事は母親が担ってくれるなど、その他のメリットもたくさんあります。
両親に甘えておけば基本的に全てやってもらえる実家暮らしは、なかなか抜け出せられないものです。この上ない至れり尽くせり感だし、肉親ということもあり、気も使わなくていいのです。
また、実家暮らししかしたことのない人は、家事や炊事、掃除ができないという問題もあります。年齢を重ねてからできないことを克服することはなかなか難しく、踏み出すことも大変なのです。
楽でしかない実家暮らしから卒業できないこともまた、結婚したくない原因になります。
友人という関係がベストだから
結婚生活は、他人との共同生活になります。今までは自分だけのプライベートな活動エリアだったところに、他人が共存することを意味します。
今まで自分1人でやれたことも、他人がいてはマイペースを貫くことも難しくなります。他人に見られたくないところも、一緒に住むことによって自ずと見られてしまいます。
また同様に、相手には常に理想的な姿を貫いてもらいたいし、綺麗なところだけ見たいと思うこともあるでしょう。見たくない側面を見てしまい、幻滅したくもないからです。
このように考える人は、友人という人間関係が1番ちょうどいい距離感と捉えます。プライバシーのない結婚生活は、距離感が近すぎて居心地が悪いのです。
つまり、プライベートにまで踏み込まれない、適度な距離感が最高に楽しくて幸せだと考えるため、結婚を望まないというわけです。
私生活に責任を負いたくないから
独身生活が長くなれば長くなるほど、独り身の自由さが心地よく思えてきます。
周囲の既婚者が家族のために必死になっているのを横目に、自分のことだけ考えればいい独身の気楽さに優越感を覚えているのです。
なにかにどっぷり熱中しているタイプは、他のことに気を取られたくないと思う人も多いです。私生活にまで責任を負わなければならなくなると、自分のことに十分に手が回らなくなるからです。
なんの負い目もなく、気軽に自由に遊んでいたいと思っているからこそ、結婚したいとは感じないのですね。
女子会や趣味が楽しいし続けたいから
今の生活が充実していて満足度が高いときも、結婚したいとは思わない傾向にあります。
仲のいい友達に囲まれて女子会を楽しんでいたり、趣味や習い事に邁進しているタイプの女性がいい例です。とりわけ、周りの女性も結婚していない場合によく見られます。
結婚に対する願望や焦りよりも、今の楽しい生活をずっと続けていたい気持ちが強いというわけです。
一方で、この手の女性は周りが結婚ブームに乗り出したら案外簡単に結婚したいと思い始めます。横のつながりをフルに活かして、サクッと結婚していくタイプが多いでしょう。
仕事に集中したいから
バリバリと総合職として働き、仕事にやりがいを感じているタイミングでは、なかなか結婚したいとは思えません。
仕事に集中したいときは、妨げになりそうな要素を全て邪魔に感じます。友達からの誘いや飲み会、お稽古事などの本来は息抜きになるものでさえも、不要に思えてくるのです。
負けん気の強い女性や、活躍の期待されている部署に配属されていると、仕事への優先度も高まり、自然と結婚願望が薄れてきます。
仕事が落ち着くまで、結婚はいらないかな、と思っているわけなのですね。
男性の結婚観が古いから
働き方や家庭のあり方は時代とともに変化し、今では共働きの家庭も増えてきました。家事は必ずしも女性が担当するというわけでもなくなりつつあります。
一方で、親を見て育っている男性は、未だに古い結婚観に囚われているものです。妻は家庭に入り夫を支え、その代わり夫は家事をしなくてもよい、という発想です。
女性が専業主婦をしても家庭が成り立っているのであれば問題ありません。女性が働きたくなく、男性もそれでいいならばむしろ理想的な形です。
しかし、結婚しても仕事を辞めたくない、自由に使うお金が欲しいから仕事を続けたい、と考える女性も多く存在します。
男性の古い結婚観の型にはめられることが窮屈と感じることも、結婚を望まなくなる理由として挙げられますね。
考えを変える方法
良い男性と会う機会を増やす
結婚したいとは思っていなくでも、なぜか結婚も諦められないあなたにおすすめしたいことを紹介していきます。
結婚したいと思えないのは、結局は今まであなたが結婚したいと思える男性に出会っていないからなのです。本当に理想的な男性に出会えば、自然と結婚したいと思えるはずだからです。
結婚を諦めきれない気持ちがあるのであれば、街コンに出るなどして男性と会う機会を積極的に増やすといいでしょう。数を打てば、お互いの価値観を理解し合える男性に出会えるかもしれません。
結婚に切羽詰まっているわけでないので、街コンなども重く感じる必要はありません。軽い気持ちで、出会えればラッキー程度に考え、良い男性と会う機会を増やしていきましょう。
結婚を出世とか海外転勤等と同じイベントと考える
結婚を重く考えれば考えるほど、結婚を億劫に思い、敬遠しがちになります。結婚はめぐり合わせでしかないし、実際問題タイミングの要素もかなり大きく関わってきます。
考えてできるわけでないし、思ってもみないときに突然できてしまうこともあるかもしれません。つまり、結婚は出世や海外転勤等と一緒で、タイミングがあえば起きることなのです。
イベントと考えることにより結婚に対する重みが減り、過度に意識しすぎることがなくなることでしょう。
一方で、結婚のためには街コンに参加するなどの一定の努力は必要です。イベントとして成立させるためには、そもそも根底に出会いがなくては起こり得ないからです。
本当にできないことが増えるのか考える
結婚することによって、今の楽しい時間や仕事や趣味などに思うように注力できないと考えているあなた。結婚することによって、本当にできないことが増えるのかを、じっくり考えてみてください。
もし「漠然と」今までできていたことができなくなるという不安を抱えているのであれば、一度、冷静に考えるべきです。
もちろん、今みたいに自由にはできなくなるかもしれませんが、好きなことを続ける方法は、考えれば必ずあるはずです。
最初から諦めるのではなく、続ける方法を見出し、可能性を広げていくことも大切です。
結婚したくないと思う理由を解消する
いかがでしたでしょうか?今回は「結婚したくないと思う理由」と、その中でも結婚を前向きに考えるための方法を紹介してきました。参考になりましたでしょうか?
結婚が全てなわけでもありません。この記事が役に立ち、みなさんの将来の幸せの中で、1つの選択肢として「結婚」が増えれば嬉しい限りです。