手紙
シャイで電話も厳しいけど想いを伝えたい人におすすめ
シャイな人は基本的に直接会って告白するのには向いていません。さらに緊張するとどもりやすい場合は電話も厳しく、会話形式だと思うように話せなくなってしまうことが多いです。
LINEという手段もありますが、文章を用いるとはいっても会話であることに違いはありません。相手の返信に合わせて発言するのに意識を取られ、流れを上手く作れない可能性があります。
一番良いのは手紙です。会話形式ではなく自分の想いの全てを1つの紙にまとめて届けることができるため、伝え漏れが確実に減ります。
また、想いを告げるのに妨げとなる緊張やプレッシャーも少ないため、素直な気持ちを表現することができるでしょう。
特に手紙というのは文字に人柄や想いが表れます。誰が使っても同じ機械的な字とは違い、丁寧さや一生懸命さ、緊張している様子などが伝わります。
何より一瞬で打てる造られた文章より一語一句時間をかけて作成した分、気持ちが込められているように受け手も感じるのです。その点においてもLINEより想いが伝わりやすいと言えます。
シャイだけど自分の気持ちをきちんと伝えたいと思う気持ちが強いのなら、手紙で告白してみましょう。
真剣さを伝えられるメリット
先にも述べたように、同じ文字を用いるツールであるLINEと手紙とでは所要時間が明らかに違います。一文字一文字手書きで記す分、手間がかかっているのです。
本当に自分にとって大事なことでなければ、真剣に取り組むことはないですよね。本気でなければ手間をかけて想いを伝えようとはしないはずです。
そのため、同じ文字を使うツールでもやはり誰もが簡単に打って送れるLINEよりも、手紙の方が誠意が伝わるのです。真剣さが伝わるというのが最大のメリットと言えるでしょう。
告白する上で、真剣であることを何よりも伝えたい場合は手紙がおすすめです。たとえば一目惚れや、顔見知りでもほとんど絡むことがなく他人に近い関係である場合などです。
ある程度関係が築けていれば、本気か否かは手紙でなくてもだいたいわかります。
しかし、よく知らない相手の場合はなかなか信じることができないでしょう。だからこそ真剣さを伝えることが大切であり、手間をかけて一文字一文字に想いが込められた手紙がおすすめなのです。
重すぎると思われるデメリット
手紙のデメリットは、重すぎると思われる可能性があるということです。想いの強さが伝わる分、自分も相手と同じくらいの愛情を注がなければならないと無意識に身構えてしまうからです。
たとえば、相手から度々プレゼントをもらっていると、お返ししようというより何か返さなきゃという気持ちになりませんか？
自分ばかりが何かをしてもらう立場でいるとプレッシャーを感じるようになり、素直に喜べなくなります。対等な関係でなければ、一緒にいても息が詰まってしまうからです。
愛情も同じで強ければ強いほど、自分も同じように愛さなきゃというプレッシャーに変わります。特に告白はこれから交際するか否かの分岐点になるので、余計重圧がのしかかります。
手紙は想いがより伝わる手段であるがゆえに相手にプレッシャーをかけ、重すぎると思われてしまいやすいのです。
そのため、できるだけ重いという印象を与えないような手紙を意識することが大切なのです。
長文になりすぎない
長文だとどうしても読もうという気になりにくくなります。特に男性はだらだらと目的の見えない文章を好まないため、長ったらしい手紙は印象が悪いです。
手紙で告白している時点で、十分想いは伝わっているはずです。だからこそ端的に長くても10行程度にするように心がけましょう。
長文は想いが強いことは伝わっても、伝えたいことは十分伝わりません。文が多ければ多いほど、1つの言葉の存在感が薄れていってしまうからです。
想いを連ねた何十行のうちの1行では一番伝えたいことが埋もれてしまいます。端的にまとめた数行を添えた「好きです」「付き合ってください」の方が心に響くのです。
手紙の内容で意識すべきことは、読みやすさと伝わりやすさです。どんなに好きでも、相手の心に響くような文章でなければ100％は伝わりません。
長文になりすぎないようにするには、伝えたいことを簡単にまとめ端的な言い回しを考え、10行程度になるように絞りましょう。
バレンタインなどイベントセットだと渡しやすい
手紙での告白が自然かつ効果的なのは、イベントのときです。バレンタインのチョコなどとセットにすれば渡しやすく、相手も快く受け取ってくれるはずだからです。
何にもない日に渡す手紙はインパクトが強いですが、重さを感じさせてしまいやすいです。しかし、恋愛が盛り上がるようなイベントのときなら、相手の心持ちも違ってきます。
特にバレンタインやクリスマスなどプレゼントを渡すことが不自然ではないイベントは、手紙を添えても不思議がられません。相手の喜ぶものとセットにすれば良い印象を与えられるでしょう。
また、恋愛が盛り上がるイベントでは多くの女性が好きな人のために行動します。周囲が同じように頑張っている様子を見れば、勇気とやる気に繋がり不安も吹き飛ぶでしょう。
イベントというのは、送り手である自分も受け手である好きな人も勇気や期待に充ち溢れ、前向きになる絶好の機会です。雰囲気に後押しされそのまま良い感じになれる可能性も大です。
ぜひ手紙で告白をするなら、イベントのタイミングを狙ってみましょう。
