浮気をしてしまうのにもいろいろと事情はあるものです。
ただ単純に遊びたかった、彼に飽きたなど、つい浮気に走ってしまった理由は軽いものから重いものまでさまざまでしょう。
でも、浮気はどんな理由があるにせよ、許される行為ではないことは確かです。浮気が彼にバレてしまったときは、グダグダと言い訳をせず、素直に謝ることが絶対に必要になります。
では、浮気をしてしまったときは彼にどう謝ればいいのでしょうか?
効果的な浮気の謝り方について、以下で紹介します。浮気をしてどう謝ればいいか悩んでいる人は、参考にしてみてください。
浮気をしてしまったときの謝り方とは?
場所を考える
浮気を謝るなら、どこで謝るのが良いかしっかりと最初に考えておきましょう。勢い任せで人目があるところで謝ることはやめましょう。
話を他人に聞かれる恐れがある場所では、彼が恥をかいてしまう可能性があるからです。逆の立場に立って考えましょう。
あなたがもし、友達が聞いているような場所で彼に浮気を謝罪されたらどう思うでしょうか?
「浮気をされた」なんて周りに知られては、とても恥ずかしいですよね。浮気をされるくらい崩壊しているカップルと周りに思われたら、嫌な気持ちしかないはずです。
とはいえ、家の中でも感情を抑えられず、話に収集がつかなくなってしまう可能性もあります。謝るのにあたって外を選ぶのは良いですが、極力人目につかない場所で謝るようにしましょう。
感情的になるのは反則だと思われてしまう
浮気を謝るのはつらく嫌なことですが、感極まってあなた自身が泣いてしまうようなことは避けましょう。
確かに涙を抑えるのは難しいことです。感情的にならないように冷静に謝ることができれば苦労はしませんが、感情的になってもあなたの印象が悪くなるだけなのです。
なぜなら、あなたが浮気をしたにも関わらず泣いたら、彼はまるで自分が悪者扱いされているようで不快に感じるからです。
本来、浮気をしてしまった時点であなた自身が悪者であることには変わりありません。
しかし自分自身でそのことは分かっていても、泣いてしまってはシチュエーション的に彼が悪いことをしたように見えてしまいます。彼があなたが泣き出したことで戸惑うのは間違いないです。
その後の話し合いに行きつく前に、彼を必要以上に怒らせてしまう可能性があるため、なるべく冷静さを保つ努力はしましょう。
事実を淡々と伝えよう
浮気を謝るとき、ただ事実関係を何も伝えず「ごめん」しか言わない人がよくいます。平謝りするばかりでは、浮気が本当だったのかすら彼には分からないものです。
確かに浮気という事のてん末をしっかりと伝えるのは気まずいですし、ただ謝って済むならそうしたいところです。
ですが、謝る際にはただ「ごめん」と繰り返せばいいケースとそうでないケースがあります。浮気はもちろん、ただ「ごめん」と繰り返していれば完結するものではないのです。
それだけ浮気というものの罪は重いということです。いつから浮気をしていたのか、相手は誰なのか、なぜ浮気をしたのかという詳細をしっかりと伝えるようにしましょう。
事実関係が分からなければ、浮気を許す・許さないの話もできないからです。
とにかく頭を下げて謝る
浮気を謝るときの姿勢として大事なのは、とにかく真摯に謝ろうとする姿勢です。ただ淡々と一言「ごめん」と発するだけでは、とてもではないですが真剣に謝ろうとしているとは思えませんよね。
感情的にならないこと、事実を淡々と伝えることは大事なことですが、頭を下げてしっかりと謝ることは大前提になります。
謝るときの姿勢で、その人が犯した過ちをどれだけ悔いているかが相手にはよく伝わるものです。
少しでも浮気を彼のせいにしようとしていたり、自分は悪くないと思っていたりしたら、それは態度に出てしまいます。彼にも「本気で反省していないな」と悟られてしまうでしょう。
浮気という重大なことをしてしまった罪を認め、頭を下げて平謝りする姿勢は絶対に必要になります。
謝る前の準備とは?
伝えたいことは紙に書き出しておく
浮気を謝ることは、とても重大なことです。よく重大なミスを謝るときに、思うがままに謝ってしまい、言っていることが支離滅裂になってしまう人がいます。
浮気を謝るときも同じで、準備もせずに謝ってしまうと、何を言っているのか分からなくなってしまうことがありがちです。
しかも、人は謝ろうとするときに自然と言い訳を並べてしまうところがあるので、そうなっては余計に見苦しいですよね。
ただでさえ浮気で彼を怒らせてしまっているのに、彼のイライラは倍増してしまうでしょう。
浮気を反省し、しっかりと謝りたいと思うなら、何を伝えるべきなのかはあらかじめ紙に書き出しておくことが大切です。
伝えたいことをあらかじめ整理しておくことで、支離滅裂な謝罪にならずに済むことができます。特に浮気を謝ることは、事実関係をしっかりと伝えることが大切になってきます。
そのときしどろもどろになっていては、「さらに何か隠しているのではないか?」という疑惑を持たれてしまいます。絶対に前もって伝えるべきことは自分自身で整理しておきましょう。
伝える練習をする
浮気を謝ることを軽く考えてはいけません。
浮気という大変なことをしてしまったのですから、その謝罪も特に気を遣ってするべきなのは間違いないことです。何を伝えるべきなのかをしっかりと整理できたら、次は伝える練習をしましょう。
何から伝えていくのかいいのか、どのような言葉で話せばいいのかを全てシミュレーションするのです。謝ったとき彼がどのような反応をするかも考えながら練習をしましょう。
あらかじめ練習をしておけば、実際に彼に謝るとき頭が真っ白になってしまうようなことはなくなるはずです。
許してもらうことに期待を抱くべきではありませんが、あなたの真摯な態度を見れば彼もその後のことを考えてくれる可能性はあります。
最悪の結果への覚悟を決める
浮気は恋人同士にとって、最低の裏切り行為であることはまず認めましょう。浮気はしてしまったけれど、彼とも別れたくないというのはあなたのワガママであることには変わりないのです。
どんな理由があるにせよ、許される余地はないことは覚悟しておく必要があります。つまり、彼から別れ話を切り出されてもあなたは文句を言うことなどできないのです。
あなたから彼を裏切ったことになるのですから、彼にはお別れを切り出す当然の権利があるということです。
浮気という行為はそれだけ重いことなのだということは、謝る際にしっかりと胸に刻んでおくべきでしょう。
浮気を謝ることは、もちろんあなた自身にも罪悪感があるでしょうから、気が重くつらいことですよね。逃げ出したい気持ちも大きいはずです。
でも、最悪の結果になってしまうことの覚悟も決められたなら、少しは気が楽になるところもあるのではないでしょうか。
浮気という重大なことを謝るのなら、その後は別れを切り出されても仕方がないという潔さは必要になることでしょう。
最悪の結果を受け入れる覚悟を決めてこそ、謝ることへの一歩が踏み出せるものです。
浮気の謝り方は準備と真摯な態度が大切
いかがでしたか?
浮気は自分がしてしまった行為とはいえ、謝るのはとても気が重いですよね。でも心から浮気を反省し、彼に謝りたいと思うなら、前準備はしっかりとしたうえで臨むようにしましょう。
はっきりと事実を伝えて真摯に謝れることが、彼へのせめてもの誠意です。それでも彼はあなたの浮気を許すことはないかもしれません。
でも浮気という行為は最悪な行為であることには変わりありません。だからといって、自暴自棄になってずさんな態度で謝るようなことは絶対にしてはいけないことです。
浮気は必ず許されることではないのは確かですが、彼にもう一度チャンスをもらうのにはやはりしっかりと謝るしかないのです。
誠意が彼に伝わるかどうかが、謝るときに一番大事なポイントになります。