あなたは彼の浮気が発覚したとき、浮気を許せますか?
浮気を許せるか、許せないかは女性によっても意見は大きく分かれるものです。
浮気を許したことで彼を調子に乗らせたくないという思いもあります。
けれども、ささいな浮気なら、それくらい許せないと心の狭い女性になってしまうかも…という思いもあるのではないでしょうか。
浮気を許すか許さないかの選択に迫られたとき、まず許すことでどんなデメリットがあるのか冷静に考えることはとても重要です。
では、浮気をもし許したとき、考えられるデメリットとはどんなことがあるでしょうか?
浮気を許すデメリットとは?
彼が反省しないで浮気を繰り返す
浮気を許すことで懸念されることは、まず第一に、彼がしっかりと反省せず、浮気を繰り返すことになることです。
もちろん許したことで、あなたの寛大な姿勢に心から感謝し、二度と浮気はしないと誓う人もいます。
そして誓い通り浮気をしなくなる人もいますが、誓っておきながら平然と浮気をしてしまうひどい性質の男性もいるものなのです。
なぜ反省せず浮気を繰り返してしまうのかと言えば、浮気がバレても謝りさえすれば大丈夫という考え方になってしまうからです。
頭では「浮気はもうしない」と思っているかもしれません。でも、心のどこかでは「謝れば許してもらえる」という考えが生まれてしまうのも事実なのです。
浮気を許すことは、彼の浮気癖を作ってしまうきっかけになることが多いため、非常に注意が必要です。
昔のような関係には戻れない
多くの人は、浮気を許すことでまた元の関係に戻れると思ってしまいがちです。
男性も、浮気をしても彼女との関係性が変わるわけではないと思ってしまうところがあります。
しかし、浮気という事実があるだけで2人の関係は少なからず変化してしまっているのです。そしてもはや昔のような関係には戻れないのも事実です。
出会った頃のような、初々しくお互いだけを一途に思っていた関係性に戻ることはできるでしょうか?
できないですよね。浮気を許しても、浮気という事実があったことには変わりないのです。浮気の事実は、今後付き合いが続いたとしても、ふとした時にお互い思い出すことになります。
昔のように素直に思い合える関係になれることは期待しない方が良いでしょう。
常に浮気の心配をしてしまう
嘘をつく癖がある人は、周りの人から「あれも嘘なんじゃないか?」と常に疑いの目を持たれるようになってしまいます。
浮気をする人も同じです。浮気を許しても、あなたは常に彼の浮気を疑ってしまうのです。彼がいないところでは、「浮気してないかな…」と浮気の心配がいつでもつきまとうようになります。
そんな疑いの目ばかりを持っていては、「本当に付き合ってる意味あるのかな?」と思ってしまっても仕方ないですよね。
また、彼に優しい愛の言葉をかけてもらっても、浮気のことがちらつき、真剣に聞けないことも出てくるはずです。
浮気を許しても、常にあなたは彼に対して疑いの目を持つようになってしまうのです。
自己嫌悪におちいる
浮気を許すと、自分自身のことさえも嫌になってしまう女性は多いです。彼の浮気に妥協した自分のことが嫌いになってしまうのです。
彼は浮気をして自分を裏切ったのに、かたや自分はそんな裏切り者の彼にすがっているようで、惨めな気持ちになるはずです。
そのことが原因で、精神的に落ち込んでしまう女性は多いでしょう。いつまでも「なんで浮気を許しちゃったんだろう…?」と後悔の念にさいなまれることも多くなります。
浮気を許す前に確認したいことは?
彼は本当に反省しているか
浮気は本来であれば許されることではありませんから、許す必要があるのかどうかは、最初に冷静に考える必要があります。
許すか許さないかの判断材料として、まず彼は本当に反省しているのかどうかという点が大事なポイントになります。
もし反省していなければ、平然と浮気を繰り返すことは間違いないでしょう。反省していない彼の浮気を許しても、あなたがつらい思いをするだけです。
反省しているかどうかは、言葉、態度、これからのことをどう考えているかでしっかりと判断しましょう。
ただ謝り通すだけでは、反省しているかどうかは怪しいところです。謝り通してその場をやり過ごそうとしているだけかもしれません。
どんな経緯で浮気することになったのかもしっかりと説明してくれて、誠意のある謝罪があれば信じる余地はあるでしょう。
今後、彼の浮気が常態化するかどうかの大事なところなので、彼のことを許すかどうかはかなり厳しく判断しましょう。
一時の自分の寂しさや悲しみにのまれて、簡単に許してしまうことだけは避けたいところです。
あなたは信じて寄り添う覚悟があるか
浮気を許すことは、あなた自身も生半可な気持ちでできることではありません。
浮気は彼氏彼女という大切な関係の中にあった裏切り行為です。
一度は自分から背を向けてしまった彼と、もう一度やり直していかなければいけないのはあなたにとっても大変なことになります。
浮気を許しても、しばらくは彼のことをいまいち信用できない時期が続くでしょう。
関係性はゼロどころかマイナスからのスタートで、取りつくろっていてもどこかギスギスした関係になってしまいがちです。
彼のことを疑って見る癖もついてしまい、一緒にいても心から楽しめることはほとんどなくなってしまうはずです。
このようにギクシャクした状態になってしまう可能性があることも、あなたは受け入れなくてはいけません。
「彼のことを信じているから」と言うことは簡単ですが、実際の行動として浮気歴のある彼を信じ続けることは困難なことです。
それでも彼を信じるという強い覚悟がある人は、浮気を許しても彼とうまくやっていける可能性はあるでしょう。
再度彼の心が揺れたときに支える器量があるか
一度あることは、二度、三度あると言います。
浮気を許したことで「浮気をしても許される」というダメな考え方が彼に染みついてしまうことは懸念すべきことです。
それに、いくら二度と浮気はしないと言っている彼でも、いつ同じように心が揺れるか分かったものではありません。
浮気をする人の多くは、浮気が常態化して癖になってしまう人が多いのも事実です。
それでもあなたは彼と一緒にいることを優先し、彼のそんなダメなところも受け入れる気持ちで彼を支えることはできるでしょうか?
自分の魅力を上げて彼が離れていかないようにするくらいの器量は必要でしょう。もし心が揺らいでも、そんな浮気癖を一緒に治し解決しようとする愛情も大切です。
浮気のイメージがついたダメな彼を、広い心で包み込む器量がなければ、再びある浮気に心を揺らされてつらいのはあなた自身です。
また浮気されたらどうしよう…と不安や心配に駆られてどうしようもなければ、浮気は決して許さない方が良いでしょう。
浮気を許すには女性にも覚悟が必要
いかがでしたか?
浮気を許すとそれ相応のデメリットがあり、あなた自身もつらい思いをすることになります。浮気が発覚すれば彼は必死で謝るでしょうし、その姿勢に心揺らされる女性も多いのは事実です。
その場の感情に流され、許したくなる気持ちが芽生えるのも確かなことです。でも、ただ謝ってきたからと言って軽い気落ちで浮気を許すのは絶対に避けるべきです。
彼女として浮気に対してはしっかりと芯のある姿勢を見せるようにしていきましょう。
浮気を許す場合どんなデメリットがあるのかを考え、今後2人の関係はどうなるのかまでしっかりイメージすることが大切です。
彼の浮気症な部分も受け入れて、一緒にいることを強い気持ちで覚悟できない限り、浮気は簡単に許すべきではないでしょう。
彼の浮気を許すか許さないか選択に迫られたとき、あなたにとってつらくない方を選択することが一番です。