浮気癖が治らない男性には共通して働いている心理があります。そして浮気をし続けてしまう根底にある男性の心理を理解することが、彼の浮気癖を治す解決の糸口となるのです。
浮気は良いことではありませんが、浮気癖がついてしまった理由に目を向けなければ何も解決しません。二度と浮気されたくないのなら、浮気をした彼の気持ちを理解に努める必要があるのです。
そこで今回は浮気癖の治らない男性の心理について解説していきます。
浮気癖の治らない男性の心理とは?
一人の女性に向き合う勇気がない
浮気癖の治らない男性は実は精神的に弱い部分がある場合が多いです。一人の女性を愛し続けることに自信が持てず、向き合う勇気がないのです。
好きで好きで仕方ない相手がいると、嫌われることを必要以上に怖がってしまうものです。相手に魅力的だからこそ、自分に対してや相手を幸せにすることになかなか自信が持てないのです。
また恋愛に重きを置いている人ほど恋愛で傷つきやすくなります。自分の気持ちが恋愛だけに向いてしまっていることで、何か問題が生じると必要以上に精神的ダメージを負ってしまいます。
たった一人の人に愛を注ぐということは強い不安がともない、愛情が強ければ強いほど傷つくリスクも高まるのです。
多くの人は振られるかもという不安よりも愛する人といられる幸せが勝るため、一人の人を愛することができます。
しかしなかには傷つくことを恐れ、一人の女性と向き合う勇気が持てない人もいるのです。その結果、交際に発展しても100%の愛情を相手に注ぐことができず浮気してしまうのです。
一人の女性に向き合う勇気がないことも浮気症の治らない男性によくみられる心理の1つなのです。
彼女を心配させることで優位に立ちたいと考えている
男性というのは注目されたいという気持ちを強く持っています。特に女性に対しては支配したいという気持ちも強く働くため、様々な手段で女性の気を引き、優位に立とうとします。
なかには注目され優位に立ちたいという強い気持ちから、故意に彼女を心配させる男性もいます。そして彼女を心配させることで優位に立ちたいという気持ちが浮気癖に繋がることもあるのです。
心配されることで注目されていると実感でき、浮気という悪事を働いても愛情を向けている姿に支配欲が満たされるからです。
浮気をして心配させることは、男性にとって好きな女性に注目され優位に立っているという1つの快感となります。
そのため彼女を心配させ自分が優位に立とうという心理が働くことで、浮気癖が治らない男性も多くいるのです。
彼女の束縛にうんざりしている
多くの男性は女性に束縛されることを嫌がります。束縛をされればされるほど居心地が悪くなり、一緒にいたいという気持ちが薄れ、浮気心が芽生えやすくなるのです。
男性が女性に強く求めていることは癒しです。男女平等社会と言えど男性の本質は力を競い、女性を守ることであるため、女性には癒しを求める傾向があるのです。
また女性に信頼されたという気持ちも強く抱いています。男性は力を評価され、能力を認められることに喜びを感じる生き物なので、信頼されないことに大きなショックを受けるのです。
他者に自分の行動を制限されることはとてもストレスが溜まることです。たとえ愛情ゆえであっても束縛というのは女性が男性に求める癒しの正反対の行動に当たるのです。
束縛をするのは自分が嫌だと思うことをされるのを恐れ、未然に防ごうとしているからです。そのためされる側からすると信頼されていないと感じ、男性は特に気分が悪くなります。
束縛されることで彼女の存在を負担に感じるようになれば、愛情は薄れていき他の女性へ興味を持ちやすくなります。
彼女の束縛にうんざりしていることというのも、浮気癖の治らない男性によくみられる心理の1つと言えるでしょう。
彼女に可愛さや気遣いを感じなくなっている
彼女に異性としての魅力を感じなくなっていると、浮気をする可能性は高くなります。彼女に可愛さや気遣いを感じなくなれば、他の女性を魅力的に感じるようになるのです。
多くの人は付き合うことをゴールと思いがちです。付き合うまでは誰でも一生懸命自分を磨き、アプローチして、魅力的な自分でいる努力をします。
しかし恋人のポジションを手に入れると安心してしまい、多くの人は魅力的でいようとする意識が薄れてしまいます。すると外見的にも内面的にも魅力が落ちてしまうのです。
女性の可愛さというのは外見からも内面からも感じられるものですが、どちらも努力をしなければ維持できないものです。むしろ努力を怠ればどんどん劣化してしまうでしょう。
また親しき仲にも礼儀ありというように恋人であっても最低限の気遣いが必要です。しかし当たり前の存在になってしまうと、気遣いができなくなってしまいやすいのです。
そんな彼女の交際後の気のゆるみが男性の浮気の原因になることも多いのです。そして彼女に可愛さや気遣いを感じなくなったことが影響して、浮気癖が治らない男性もいるのです。
彼の浮気癖を治すには?
愛していることを言葉で伝える
彼があなたの愛情に不安を覚えている場合は、愛していることを言葉で伝える努力が必要です。
愛情は態度や行動でも伝わるものですが、言葉でも伝えることが大切です。自分で感じとれる愛情だけでなく、明確に相手が伝えてくれる愛情が、関係を深めていくためには必要なのです。
彼と過ごしてきた今日まで十分愛情や感謝を言葉で伝えてきたと自信が持てますか?彼が愛情に疑問や不安を持っているような様子を見せたことはありましたか?
彼女の愛情が伝わらないことや愛情が不足していることが原因で、彼が浮気をすることも往々にしてあることです。
彼の浮気癖を直すためにも、今後彼を浮気に走らせないためにも愛していることを言葉で伝えるようにしましょう。
連絡の頻度を落とす、返事を求めない
ガチガチに恋愛中心の生活を送っているカップルほど、関係が崩れやすいものです。適度に個人の時間を確保しなければ窮屈な思いをし、一緒にいることが嫌になってしまうからです。
本来恋愛は恋愛以外の支えや力になるものです。にもかかわらず他のことのさまたげになるような恋愛の仕方をしてしまえば、負担となり愛情は薄れていってしまいます。
彼に束縛を感じさせている可能性が少しでもあるならば、連絡の頻度を落としたり、返信を求めるような文章表現はやめましょう。
束縛をせず彼が恋愛以外のことに時間を費やすことを尊重する姿勢が、彼の浮気癖を治すことにも繋がるはずです。
自分を磨きなおす
魅力的でいる努力をすることも彼の浮気癖を治すことに繋がります。付き合い始めたころよりも油断が生じているなら、自分を磨きなおして彼を見返しましょう。
小さなことからで良いのです。たとえば服装や髪型、メイクを変えてみるのもいいでしょう。1つ1つの動作や口調を丁寧にするよう心掛けたり、料理を始めたりするのもいいかもしれません。
付き合ってからも彼女に魅力を感じていれば、彼はわざわざ他の女性と浮気する必要はないのです。むしろ喜ばせることや好きでいてもらうことに必死で、浮気なんかしてられないでしょう。
彼が自分に夢中になっていればそもそも浮気癖はつきません。少しでも付き合い始めたころよりも油断が生じていると思うなら、気持ちを入れ替えて自分磨きを始めましょう。
彼の浮気癖は一緒に治す
浮気をしてしまう心理には本人の考え方に問題がある場合と、交際相手へ抱く感情が影響している場合があります。
彼は浮気癖の治らない原因となる考え方を持っているのなら、変える働きかけが必要です。
彼の自分に対する気持ちが付き合い始めと変わってきてしまっているなら、気持ちを取り戻す努力が必要です。
浮気癖の治らない原因が何であっても大切なことは変わりません。相手の立場に立って行動することと、愛情を余すことなく伝え続け、好きでいてもらえる努力を怠らないことです。
そうすればあなたが寄り添い、愛情を注いでくれていることが彼に伝わるはずです。自分を理解し愛してくれるあなたの姿がきっと浮気癖の改善に繋がります。
ぜひ今回解説したことを参考に彼の浮気癖を治すためにも自分の意識を見直してみてください。