誰しもが一度は誘惑にかられたことがあるであろう、浮気。「つい出来心で……」と浮気したことが、彼氏にバレてしまった人もいるのではないでしょうか。
にも関わらず、怒られなかったり許してもらえたりしたら…「なんで!?」と思ってしまうのも当然ですよね。今回は、浮気をしても怒らない男性の心理を紹介します。
浮気をしても怒らない男性の心理とは?
あなたの反省を感じた
彼と付き合うときに、どういったポイントで選びましたか? 誠実さを一番の魅力と感じて付き合いを決断した女性は多いのではないでしょうか。
あなたのことを尊重してくれて、浮気などが疑われるような軽率な行動をしない。そんなところに惹かれて、彼とお付き合いを始めたのではないでしょうか。
そんな男性に共通するのが、女性に対して怒らないということ。男性は怒りやすいと感じている方は多いと思いますが、誠実な男性は一時的な感情に左右されることが少ないです。
あなたが「ちょっと言い過ぎた?」と思っていても、きちんと受け止めてくれます。これは、あなたが浮気した場合でも同じです。浮気とは、彼からの信頼を裏切る行為。
男性は相当傷ついているでしょうし、「なぜ?」という気持ちでいっぱいになっていることでしょう。ですが、誠実さを持ち合わせている彼は怒りにかられることはありません。
まず、あなたの様子を観察します。浮気をしてしまった理由を探り、あなたがそれに対してどう思っているかを知りたがるのです。
そこであなたが真摯に反省している姿を見ると「俺も辛いけど、彼女も辛いんだ」と考えます。そして怒るのではなく、この問題を2人で乗り越えるにはどうしたらいいかを考え始めるのです。
ですが、そうなってもらうためには、あなたが包み隠さず浮気のことを話して反省した態度を示すことが不可欠。「怒らないから大丈夫」と調子にのってはいけません。
普段の生活も、今まで以上に意識して彼のために動くようにしましょう。
あなたのことを信じている
「この人は私を信用しているか、いないか」は、人間関係において重要な要素です。特に男女交際では、浮気をするかしないかの鍵にもなってきます。
彼のことを信用していないから、待てない。信用していないから疑ってしまう。信用していないからイライラしたり不安になったりする。信用していないから浮気に走るんです。
ですが、出来心というものも存在します。もし、彼があなたの浮気に対して怒らないのであれば、それは「あなたのことを信じているから」です。
「出来心や勢いで、本心じゃないよね?」と考えているのです。男性が理想とする女性は「自分のことを信じて、連絡がなかったり会えなかったりするときも待てる女」です。
彼は、あなたにも恋愛以外にやることがたくさんあるはずだから、と考えています。それが、あなたの浮気のキッカケかもしれなくてもです。
ですから、浮気されたとしても、あなたのことを信じています。なにかの間違いだと考えているため、あなたのことを怒りません。
女性にはなかなか理解しにくい部分かもしれませんが、男性がそうやって考えていることは頭に入れておきましょう。そうすれば次からは、浮気に走る前にきちんと気づくことができるはずですよ。
あなたの辛そうな姿を見たくない
彼への気持ちが冷めていたとしても、一度でも好きになった人に浮気のことを説明するのは辛いもの。「どう言えばいいんだろう」と、いっぱいいっぱいになる方も多いでしょう。
そんなあなたの姿を見たら、彼は怒るつもりであっても躊躇してしまうのです。彼側も、好きな人お辛い姿は見たくないですからね。
だからといって、そんな姿を演じればいいわけではありません。演技は絶対にバレます。
本当に心から反省し「なんでこんなことしたんだろう」と自分自身を責めているあなたの姿に、彼は怒れなくなることを覚えておきましょう。
自分にも非があると思っている
好きな相手のことは、最後まで信じたいもの。そのため、彼はあなたの浮気を知ったときに「俺にも原因があったはずだ」と自分を責めている可能性があります。怒りたくても、怒れないのです。
もしかしたら、あなたは軽い気持ちで浮気をしたかもしれません。ですが、彼が自分を責める姿を見たら…。「怒ってくれた方が楽じゃないのか?」と思いたくなりますよね。
さらに「お前がよそ見しないような人間に成長するから」などと言われたら…。彼が自身を責める様子を見て、あなたは罪悪感を感じ、浅はかなことをしたと実感するのではないでしょうか。
そこまであなたのことを想ってくれる人がいることに気づいてください。そして、そんな彼のためにも浮気をしないという誓いを、ぜひ自分自身に立てましょう。
ただ戻ってきてくれたことが嬉しい
女性と男性では、浮気の定義が違うと言われています。男性は、性欲や体を目的として浮気をする傾向が強いです。その一方で、女性は心の隙間を埋めるために浮気をする傾向にあります。
つまり、女性が浮気をした場合は、彼氏への気持ちが減っている可能性が高いのです。そのため、浮気の相手の方が良かった場合、彼氏に「さよなら」を告げることもあります。
これは男性側もよく分かっています。そのため、あなたが浮気をしたのに自身の元に戻ってきてくれたことに、ただただ喜んでいる可能性が高いです。
「怒りもせずにひたすら黙り込んだ後、無かったことにしてくれた」なんて声もありますが、これもそう。戻ってきてくれたこと、まだ自分のことを好きでいてくれることに幸せを感じているのです。
きちんと浮気をしてしまった理由を説明しましょう。そして「なぜ浮気をしたにもかかわらず、彼の元に戻ろうと思ったのか」を伝えてください。
浮気は1人で乗り越えるものではありません。彼と、2人の問題です。しっかりとこの機会に向き合い、彼への気持ちを伝えるようにしてくださいね。
実は一度の浮気が、結婚のキッカケになることもあります。女性側からすれば「浮気したのに、それでもお前といたいと言ってくれた」。そんな彼のことをより好きになるはずです。
そして「浅はかな行動をしてしまった」と真摯に反省し、彼のことを一生不安にさせないでおこうと考えることでしょう。
一方、男性側も「あなたを失うかもしれない」という体験をしたことで、あなたへの愛を深めます。
「結婚までは考えてなかったけど、きちんと捕まえておかないとダメだ!」と思い知らされるのです。そして、あなたとの結婚や将来を具体的に思い描くようになります。
浮気はよいことではありませんが、2人の関係を動かすキッカケになると、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
あまりよくない理由のときも…
もう興味が無い
浮気は、信頼関係に大きな傷跡を与える行為です。信頼関係が崩れてしまうと、彼から「君のことは信じられない」からと言って、別れを告げられることもあるでしょう。
ですが、なかには「別れを口にするまでもない」と考えている男性もいます。あなたの浮気が最後のひと押しをした可能性があるのです。
今まで一緒にいた間に、あなたから信頼関係を壊していくような発言や行動がありませんでしたか?
例えば、ちょっと彼の機嫌が悪かったときに「怒らないから正直に話して」と言っていたりしませんか? 男性は疑われるのが嫌いですし、そういう時は放置しておいてほしいのに、です。
他にも「浮気はバレないようにして」と変に予防線をはったり、「本当は私も嫌だけど仕方ないの」と言い訳したり…。これらの言葉を聞くと男性が「疑われてるんだな」と感じてしまいます。
あなたにそのつもりがなくても、男性側の信頼関係の基盤はどんどん崩れていっているのです。そしてあなたの浮気がキッカケで、最後の砦が崩壊。
信頼がゼロになり、あなたへの興味を失ってしまってもしょうがないと言えるでしょう。
主導権を握ろうとしている
「交際の行方は、優位な立場にある人の態度で決定される」という法則があります。誰が恋愛の主導権を持っているかによって、展開が変わってくるということです。
そして主導権を持っている人は、状況に応じて相手をコントロールしようとします。
女性側が主導権をもっていたらとしたら、知らず知らずのうちに結婚へ進んでいくことが多いでしょう。逆に男性が主導権をもっていたら、何日も連絡がない状態が普通だったりします。
もし、彼があなたの浮気に対して怒らないのであれば、それは今まであなたが交際の主導権を握っていた可能性があります。
またそのことに対して、彼が「どうにかしたい」と思っていた可能性が高いです。そんな時に、あなたが浮気をしたとしたら…。男性側にとっては、またとないチャンスですよね。
だって、あなたが自ら主導権を手放してくれたんですから。この場合、主導権をすぐに取り戻すのは難しいといえます。ここで焦ってはいけません。
真摯に反省した態度を示すだけでなく、行動もおこしましょう。こまめに連絡いれたり、飲みに行くのを控えたり、彼にプレッシャーをかけそうなことは言わないようにしたり…。
主導権を握られたということは、別れのタイミングも彼が決められるということです。行動も発言も、より一層慎重になってくださいね。
浮気を怒らない男性には慎重に接する
怒らない人は、なにを考えているから分からない節があります。怒ってくれた方がだいぶ楽でしょう。こういう時は、慎重になるのを忘れないでください。
男性側が本心を出してくるまでは、いつもの数倍は慎重に動くようにしましょう。