同棲で喧嘩が起こる原因と仲直りの方法とは?
同棲前は喧嘩なんてしたことなかったという2人。それが一緒に住み始めた途端に、喧嘩続きになってしまうこともあるでしょう。
好きな人とはいえ、育ってきた環境が異なる他人です。毎日生活をしていれば、価値観のズレから喧嘩をしてしまうのは仕方のないことでしょう。
しかし同棲したことで、喧嘩別れをしてしまうなんてことは避けたいですよね。喧嘩しても仲直りをしながら、関係を深めていくのが理想です。
そこで今回は同棲で喧嘩が起こる原因と仲直りの方法を紹介していきます。同棲が2人にとって良い方向に進むように、参考にしてください。
同棲で喧嘩が起こる原因
生活習慣の違いからストレスがたまる
同棲をするということは、衣食住を共にすることです。このような基本的な生活習慣は、幼い頃に学んで当たり前のようにしてきたことですよね。
しかし他人と一緒に生活を始めると、生活習慣のギャップに驚くことがあります。自分の当たり前が、相手の当たり前とは異なるからです。
- 朝ごはんはスムージーのみ⇔朝ごはんは一汁三菜ないと納得しない
- 寒暖によってすぐにエアコンをつける⇔多少のことは我慢する
- 夜寝る前は晩酌をする⇔お風呂後の飲食は一切しない
どちらが正しいということではないですが、生活習慣として身についていることです。今さら変えるのは難しいことでしょう。
それでも同棲をしたからには、合わせる努力が必要になります。また時には我慢や妥協も必要となるでしょう。
しかし異なることばかりが続くと、我慢と妥協ばかり積み重なります。ストレスはたまるばかりで、イライラすることが多くなります。そして些細なことでも喧嘩に発展してしまうのです。
またどうしても理解できないことや直してほしい生活習慣も出てきます。そのたびにお互いの意見がぶつかり、喧嘩になってしまうのです。
家事の意識にズレがある
同棲をするときは、共働きである場合がほとんどです。お互い同じように働いているのですから、もちろん家事も平等に分担するべきでしょう。
ここで家事の役割分担が大きな喧嘩の原因となります。得意・不得意があったり、役割分担の量に差があることで言い争いになるのです。
「私も同じように働いているのに家事分担が多くない?」
「俺の方が忙しいのに料理までするの?」
このように、仕事と家事を天秤にかけて揉めることがあります。しかしお互い同棲をする上では対等な立場なので、仕事の分量を引き合いに出されても納得できないわけです。
他にも家事を巡っては以下のようなことが喧嘩の原因になります。
- 分担である家事をやっていない
- 家事をやっているけど粗ばかり目立つ
- 先に帰っていて暇そうなのに何も手伝わない
- せっかく一生懸命家事をこなしたのに口出しされた
- 家事を手伝ったのに御礼の一言もない
今まで彼氏の家に彼女が行って、料理や洗濯をすると感謝の気持ちが芽生えたでしょう。自分の生活に手を貸してくれたので「ありがとう」と素直に言えるのです。
しかし同棲をすると、2人の生活です。やって当たり前の関係になってしまうのですね。そうすると感謝の気持ちもなくなり、求める気持ちばかりが多くなってしまいます。
同棲をしても「当たり前」だと思わないことは、とても大切です。
生活を共にすることで相手の時間の使い方が気になる
同棲をすると、相手の生活サイクルを把握することになります。そうすると今まで気にならなかった恋人の時間の使い方が気になるようになってきます。
- せっかくの休日なのに勝手に友達と遊びに出掛けてしまった
- いつも帰る時間なのに連絡なしで帰ってこない
- 夕飯を作っていたのに急に飲み会があると言われた
小さなことなのですが、同棲をすると気になってしまいます。むしろ小さなことだからこそ、自分の心で消化しようとしたまま蓄積されて爆発してしまうのかもしれません。
相手の時間の使い方が気になってイライラ。そして相手は自分の時間が束縛されているように感じてイライラ。結果、些細なことで喧嘩になってしまうのです。
勝手に自分のモノがなくなる
同棲をすると、自分のモノと相手のモノの境界線が薄れていきます。家にあるものは共同で使用している2人のモノになるからです。
しかし何でも一緒になってしまうと困りますよね。大切にしていたモノや、楽しみにしていたモノもあるはずです。
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このようなことは日常茶飯事です。最初は我慢できていたことも、だんだんと許せなくなり喧嘩に発展してしまうのです。
慣れ合いすぎて愛情や思いやりが減ったように感じる
同棲を始めると、2人の距離が縮まり、関係は安定するでしょう。これは良いことなのですが、実は悪いことも潜んでいるのです。
今まで感じていたような緊張感やときめきは薄れていきます。そして一緒にいるのが当たり前になり、慣れ合いの関係になってしまうのです。
この慣れ合いにより相手の愛情や思いやりが減ったように感じます。スキンシップも減り、優しさも減り…同棲したことで関係が薄れてしまったようにとらえてしまいます。
それが不満となり、同棲したことを後悔してしまうこともあります。そして過去の行動と比較して喧嘩になってしまうのです。
仲直りする方法
実家に帰り少し距離を置いて頭を冷やす
2人の距離が近すぎて目の前のことしか見えず、喧嘩が増えることがあります。そんな時には少し距離を置いてみましょう。頭を冷やして心を落ち着かせるのです。
実家に帰るのでも良いでしょう。しばらくビジネスホテルや漫画喫茶に滞在するのでも良いです。一緒に生活する時間をなくしてみてください。
相手と距離を置くことで、自分の反省するべきことも見えてきます。また相手の気持ちも考えることができるでしょう。改めて存在の大きさや大切にも気付けるはずです。
近くにいると見えないものが、遠くにいくことで見えてくることもあります。喧嘩をしたら少し距離を置いて仲直りしましょう。
寝て起きたら「おはよう」と一度リセットする
同棲をすると、小さな喧嘩をすることが多くなります。そのたびに長引かせていると、蓄積されて大きな喧嘩に発展してしまいます。
そこで寝て起きたら、気持ちをリセットさせましょう。小さなことは忘れて、笑顔で「おはよう」と声を掛けてください。
そして一緒に朝ごはんを食べましょう。それだけで自然と仲直りすることができます。何があっても2人の朝は笑顔で迎えることを習慣にできるよう意識してください。
早めに帰って相手の好きな料理を作る
毎日一緒にいると、逆に仲直りをするきっかけがなかったりしますよね。素直にならずに謝罪のタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
そんな時には、自分の気持ちを形にしてみましょう。いつもより少し早く帰宅して、相手の好きな料理を作っておくのです。
帰宅した相手は、あなたの気持ちを感じ取ってくれるでしょう。そしてお互いに「ごめんね」と伝え合うことができるはずです。
同棲しているのだからこそできることを考えてみましょう。仲直りのきっかけを上手に作ってみてくださいね。
また好きなものが分からなければ、彼のことを考えた健康メニューもおすすめです。とにかく相手を思っていることを伝えることが大事です。
健康レシピを知りたい人は、下記ダイエット記事を参考にしてみてくださいね!
関連記事:同棲・片思い・カップルにおすすめダイエット法とは?FiNCアプリで楽しく痩せる方法を紹介!
外で待ち合わせをしてデートする
いつも同じ部屋で生活していると、気持ちがマンネリ化してしまいます。そのマンネリな気持ちが喧嘩を長引かせてしまうこともあるでしょう。
そこで、新鮮な気持ちを取り戻してみてください。外で待ち合わせをして、いつもとは違う場所でデートをする約束をしましょう。
違う場所と雰囲気というだけで、ドキドキとした気持ちになります。そして相手への見方も、マンネリとした気持ちから新鮮さを取り戻すことができるのです。
新たな気持ちを感じることで、仲直りをして絆を深めることができるでしょう。
とことん話し合う
同棲をしているときに起きた問題も曖昧に片づけてしまうと、また同じことで喧嘩してしまいます。そこで喧嘩をしたときは、とことん話し合うことも必要です。
どこにも行かずに、2人の部屋でぶつかり合いましょう。怒って、泣いて…自分の気持ちをぶつけるのです。そして相手の気持ちも受け止めてください。
とことん話し合うことでスッキリします。また同じことで喧嘩しないように、2人で解決策を見つけていくことができるでしょう。
喧嘩して仲を深めていく
同棲に喧嘩はつきものです。どんなにラブラブなカップルであっても、一緒に生活を始めるとぶつかることは必ずあります。
喧嘩は必ずしも悪いことではありません。お互いの不満を減らして、絆を深めるためには必要なことでもあるでしょう。
同棲をすると起こり得る喧嘩の原因と仲直りの方法を知り、ある程度予測をつけておけると良いですね。喧嘩しながら2人の仲をさらに良好に築いてくださいね。