縁を切るべき人とは?男女別で紹介!
毎日の人付き合いには悩みがつきものです。特に、不愉快な相手との付き合いに悩む人は多いです。そんな相手と縁を切りたいと考えて、自己嫌悪に苦しんだことはありませんか?
もっとも、世の中には「縁を切るべき人」がいます。そんな人との関係は、むしろ思い切って断ち切ってしまうべきでしょう。その方が充実した人生を送れます。
もしあなたが「縁を切るべき人」との関係に苦しんでいるとしたら、これ以上悩むべきではありません。自己嫌悪に苦しむより、勇気を出して新たな一歩を踏み出してみませんか?
ではこれから「縁を切るべき人」を男女別で紹介していきます。よりよい人間関係のため、ぜひお役立てください。
男女共通
嘘をつく人
もしあなたの身の回りに「嘘をつく人」がいたら、その人との関係は見直すべきです。「嘘をつく人」は信用できず、信頼関係を築くのが難しいからです。
もっとも、人が嘘をつく動機や理由は様々です。仕方なく嘘をついてしまった、という場合にまで縁を切るべきではありません。そこで、嘘にはどんな種類があるのか考えてみましょう。
まず、その嘘が「意図的なもの」なのかという点に注意してください。
たとえば、本当のことを言おうとしたけれど、伝え方がうまくいかず、結果的に嘘になってしまうことがあります。この場合は「意図的な嘘」ではないため、悪質ではありません。
気の弱い人だと上司に怒られて、ふいに変な返答をしてしまうことなどありますよね。怖くて上手く話せず、結果的に嘘をつく人もいないわけではありません。
こういう人の場合は、縁を切るよりも、むしろ関係をもっと深めていくよう心掛けるべきです。嘘をついてしまった相手とのコミュニケーション不足が原因だと考えられるからです。
これに対して、「意図的な嘘」には問題があります。「意図的な嘘」といっても、こちらを傷つけないための「優しい嘘」なら問題ありません。
例えば彼氏とラブラブな女性に、水を差すように彼の悪口を言うのはイマイチなこともありますよね。あえて空気を読んで、「いい人だよ」と思ってもないことを言う人も少なくありません。
優しい嘘を感じたら、相手の思いやりに感謝しながら、より親密な関係を目指していきましょう。
一方、自己の利益のための「悪意ある嘘」は、警戒が必要です。たとえば、何か失敗をした人が、自分の立場を守るために真実を隠すことがあります。
こうした防衛的な「悪意ある嘘」をつく人は、自分に都合の悪いことを隠そうとします。つまり、信用ならない相手です。しっかりした信頼関係を築ける相手ではありません。
あるいは、誰かの立場を悪くするために、根も葉もないうわさを流すような人もいます。
- 略奪愛をするために嘘の女友達の悪口を言う
- 出世競争で同僚を陥れるために嘘を上司に言いふらす
- フェイクニュースを流して恐怖をあおる
などです。こうした攻撃的な「悪意ある嘘」をつく人は、とても危険な人物です。身の回りにいたら、即座に距離を置きましょう。
また、以上のような「悪意ある嘘」をつく人は、それが嘘だとハッキリ認識しているはずです。それにもかかわらず、あえて嘘をついているのです。
つまり彼らにとって、嘘への罪悪感はブレーキになりません。嘘をつくことが癖になっている危険性があります。
したがって「悪意ある嘘」をつく人とは縁を切るべきです。あなた自身の身を守るため、こうした人との関係はためらわずに断ち切ってしまいましょう。
常にネガティブ
いつも愚痴や不満をこぼすような「常にネガティブな人」は周りにいませんか?こうした人との関係も見直すべきです。
少々の愚痴なら会話のネタにもなりますが、度が過ぎると有害です。こちらまでネガティブな気分になってしまい、不幸になるからです。
では、「常にネガティブな人」と縁を切るべき基準は、どう考えれば良いのでしょうか。
こうした人の厄介な点は、会話の相手をストレスのはけ口としてしか考えていないところです。会話のキャッチボールの相手ではなく、一方的に愚痴を投げつける相手として見ているのです。
なので、「こっちの話も聞いてくれるかどうか」という点が重要な判断基準になります。こちらの話を聞いてくれるようなら、関係改善の余地があります。
そこで、試しに一度ポジティブな話題を振って、相手の反応をうかがってみましょう。その話題にまったく食いついてくれないようなら、残念ながらその人は「縁を切るべき人」です。
悪口ばかり言う
悪口は、言わないに越したことはありません。聞いている方も、良い気持ちにはなりません。
ただ、人間関係はきれいごとだけでは済まないのも事実です。会話をしていると、たまに悪口の一つや二つくらいは出てきてもおかしくありません。
また、思わず口をついて出てきた悪口は、ある意味では偽らざる本音です。そうした本音が出るということは、それだけ心を開いてくれているという見方もできます。
たまに出てくる悪口なら、そこからコミュニケーションを深めていくきっかけにできます。たまの悪口は、コミュニケーションにとっての必要悪とも言えます。
ですが、たまにではなく「常に悪口ばかり言っている人」はどうでしょう。
こういう人は、悪口を共有することでしか人間関係を作れません。また、悪口を言うと自分の評価も下がるということに考えが及ばない、想像力の欠如した人でもあります。
必要悪を超えて、もはや有害といえるレベルです。悪口を言う人との関係は、すぐにでも見直すべきです。付き合いを続けていると、あなたまでその仲間だと思われてしまいます。
もし、すぐに縁を切ることがためらわれてしまうのなら、折を見て軽く注意してみましょう。「そんなに悪口ばかり言ってたら自分に返ってくるよ」というように、想像力の欠如を諭すのです。
相手が注意を素直に聞いてくれたのなら、改善の余地はあります。一方、逆切れしてくるような場合は、改善の見込みはありませんので、ためらわずに縁を切りましょう。
自分勝手
相手の都合をまったく考えてくれない「自分勝手な人」も困りものです。その人都合で振り回されてしまうので、一緒にいると大変疲れてしまいます。「縁を切るべき人」と言えます。
もっとも、「自分勝手な人」はある意味ではとても堂々としているので、リーダーシップのある人に見えてしまうことがあります。
しかし、リーダーシップのある人は周りの人のことを大切に考えています。これに対して「自分勝手な人」は自分のことしか考えません。他人を自分のための道具くらいにしか思っていません。
つまり、リーダーシップのある人と「自分勝手な人」の違いは、ギブアンドテイクの関係が成り立つかどうかです。
そこで両者を見分けるために、頼みごとをして反応をうかがってみましょう。もしこちらへの配慮が一切見られないなら、「自分勝手な人」と認定して構いません。遠慮せずに距離を置きましょう。
上から目線
友達や同僚の中に、必要以上に見下すような話し方をしてくる人はいませんか?こうした「上から目線の人」と付き合うことは、大変なストレスになります。
彼らの発言に中身が伴っているなら、我慢して聞くのも一つの選択です。ただ、本当に中身が伴っている人は、穏やかな話し方をするものです。「上から目線」であること自体、未熟な証拠です。
「上から目線の人」は、自分のことを過大評価しています。そのため、説得力のない話を高圧的にしてきます。また、自分に甘く他人に厳しいため、周囲と対等な関係を結ぶことができません。
彼らとの対等でない関係を続けていると、いずれ心身がむしばまれてしまいます。一度思い切って、対等な関係になるよう働きかけてみましょう。
では、対等な関係になるよう働きかけるには、どうすればよいでしょうか。もともとがプライドの高い相手ですから、真正面から問題点を指摘するのは得策ではありません。
まずは、相手の発言内容を肯定しましょう。そのうえで「その言い方、少しキツイなって思う人もいるかもしれないよ」というように、やんわり注意してみましょう。
そこで相手が逆切れするようなら、対等な関係を結べる見込みはありません。「縁を切るべき人」と考え、距離を置きましょう。