部下が自分にだけ冷たい…理由と対処法とは?

部下

部下が冷たいときの対処法

面談で話し合う

原因があるのに気づけていないのであれば、話し合う必要があります。部下の不満を聞きだし、上司が認めることができれば解決も可能です。

冷たい相手と話し合うというのは、上司であっても気力がいるものでしょう。しかし放置したままでは、溝が深くなる一方です。

その際『なぜ冷たい態度をとるのか』と問いただしてはいけません。デリカシーがない上司となってしまいます。

『不満はないか?』『困っていることはないか?』と本質とは外れた質問をしましょう。そのほうが部下も答えやすいです。

態度を改めるよう伝える

どんな理由があるにしても、上司に冷たい態度を取るというのは間違っています。友達ではないのですから、冷たくすることはあってはいけないことです。

どんな事情があるにしても就業時間の態度は改めるべきだと伝えましょう。プライベートで冷たくしても構わないので、仕事は普通にするべきだと命じてください。

上司として威厳を持って接する

上司に対して冷たくするというは、どこかで上司を甘く見ているのかもしれません。冷たくしても影響はないし問題がないと考えているのです。

また母親のように感じて甘えている可能性もあります。冷たくすることで、何かを訴えて構ってほしいとサインを出しているのです。

サインを見抜くことも大切でしょう。しかし上司であれば、冷たい態度を取られないような威厳を見せることも必要です。

上司と部下は同じ位置にいるのではありません。地位も年齢も知識も経験もすべて上にいるのです。部下に舐められてはいけません。

日頃から厳格を持ち、空気が引き締まるようなオーラを出しましょう。部下と馴れ合うような上司では、冷たくされてしまうようになるのです。

うまく距離を保つ

部下が冷たくするのであれば、無理に機嫌を取る必要はありません。かといって突き放すこともしてはいけません。

あまり刺激はせずに距離を保ちながら仕事をしてください。必要な連絡や報告をする必要はあります。しかしそれ以上のことはしなければ良いのです。

部下に冷たくされても上司は困ることはありません。うろたえたり悩むこともないのです。自分は自分の責務を全うすれば問題ありません。

正当な評価をする

部下は自分が評価されないことに対して不満を感じているのかもしれません。もしかすると誰かをひいきしたり可愛がったりして、部下を平等に見ていない可能性もあります。

そこで部下と平等に接して、正当な評価をするように今一度心がけてください。冷たくしてくる部下であっても、褒めるべきことは認めて伝えましょう。新しい仕事も平等に振り分けてください。

上司として、部下とは線引きをして少し後ろから全体を見ることが大切です。そうすると少しずつ部下も心のうちを見せてくれるようになるでしょう。

第三者に確認してもらう

冷たい態度の原因を上司が直接聞いても、素直に答える人は少ないはずです。そこで第三者に原因についてを聞いてもらうと良いでしょう。

そこで原因判明した場合、すべて部下の思い通りに対処する必要はありません。ただ気持ちを知っておくことで、配慮すべきことはできるはずです。

上手く部下を傷つけないようにしつつ、上司としての責任も果たしてください。原因を知ることは上司として大切です。

上司としての自分を改める

上司は自分の仕事や言動が正しいと自信を持っているかもしれません。しかしときには、部下の意見なども汲み取りながら改善していくことも必要です。

もしかすると自己中心的で周りの見えない王様になっているのかもしれません。その王様の態度に嫌気がさして、冷たい態度をとっている可能性もあります。

頻繁に多くの部下と面談をしましょう。そして日頃の不満やストレスや改善点に耳を傾けてみてください。自分の価値観ばかりを押し付けないように気をつけてみると良いですね。

気にしない

部下が自分にだけ冷たい・・と悩んでいる時点で、部下に振り回されています。その心の弱さは、部下に漬け込まれる要員になるものです。

部下が冷たくても反抗的でも良いと思いましょう。いろんな部下がいて当然です。あまり気にせずに過ごしてください。

あなたが毅然とした態度でいれば、そのうち部下の態度も改まるかもしれません。何かをきっかけに解決に向かうこともあるのです。

焦らずに堂々としていてください。それが上司であるあなたのするべきことです。他に考えるべきことを優先させて仕事をしましょう。

必要以上に部下の態度を気にしなくてよい

上司も人ですので、部下が冷たいことで悩むときもあります。きっと何かしらの理由があるのですから、原因を知ることは必要なことでしょう。

しかし上司と部下は仲良しでなくて良いのです。上司が部下に合わせることもありません。冷たい部下には、上司という立場で出来る対処をすれば良いのです。

あまり負担に感じないように、上手く部下との距離を保ちつつ対応してください。仕事に真剣に挑んでいれば、必ず部下はついてきます。道を見失わないようにしてくださいね。

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