正しい部下の褒め方とは?褒めるメール・褒め言葉の例を紹介!

部下

正しい部下の褒め方とは?褒めるメール・褒め言葉の例を紹介!

褒めるということは、叱ることの3倍も必要だと言われています。叱られるというネガティブな意識は、強く頭にも心にも残ります。

だからこそ3倍褒めることで、ポジティブな意識を与えるのです。誰でも褒められると嬉しく、期待に応えようと頑張ります。

つまり部下を育てるためには、上司の褒め方が重要なポイントとなるのです。褒めるのが苦手な上司は、正しい褒め方を学んでください。

今回は、正しい部下の褒め方を紹介します。褒めるメールや言葉も例文をつけるので、参考にして使ってみてくださいね。

正しい部下の褒め方

褒めるとおだてるのは違う

上司が部下を褒めるのは、簡単なようで難しいことです。上司のプライドが邪魔をすることがあったり、言い方に悩んだりしてしまうものでしょう。

『褒める』というのは、相手を肯定することです。部下の仕事や言動を評価して、それを本人に伝えてください。そして自信を与えるのです。

しかし褒めることとおだてることは異なります。何でもかんでも『すごい』『えらい』と褒めるのは、おだてているだけです。

必要以上に評価を上げることはありません。相手を得意げにさせる必要はないでしょう。あくまで褒めることとは、評価に見合った言葉を適切に伝えることです。

具体的に良いところを伝える

正しい褒め方は、日頃から部下を観察しないことには実現しません。『なんとなく』で褒めるのでは、何も意味がないのです。

たとえば『最近頑張っているね~』と褒めても、部下からすると何のことを言われているかわかりません。適当なことを言っているように受け取ってしまい効果はないでしょう。

そこで『最近会議で自分の意見を発言できるようになって頼もしいよ』と具体的に伝えます。これなら部下は自分の何を褒められているかわかります。

そして上司が見ていてくれて、頑張りを評価してくれたことに喜びを感じるでしょう。次回もまた頑張ろうとモチベーションを上げることができます。

何を評価しているのか

どのように頑張っているのか

成長した部分や努力している部分

このような具体的なことを明確にして褒めましょう。それが上司が部下に伝えるときの正しい褒め方となるのです。

一緒に喜ぶ

子供が初めて歩いたとき、『歩けたね~!すごいね~!』と我が子の成長を自分のことのように喜びます。小さな子供でもパパやママの笑顔を見て、嬉しくなりまた頑張ろうとするのです。

部下が成功したとき、他人事のようにクールに褒めても部下には伝わりません。自分のことのように部下の成功や成長を喜びましょう。

『凄いじゃないか!よく頑張った!』

この言葉を我が子に伝える気持ちで嬉しそうに言いましょう。実際に部下が伸びるのは、嬉しいことですよね。その気持ちを素直に伝えてみてください。

その場で褒める

正しい褒め方には、タイミングも重要です。部下が何かを達成したり成長したと感じた瞬間に伝えてください。褒めるのは鮮度が大切です。

人は何かを成し遂げたときに、気持ちが高揚します。その瞬間に褒められることが一番喜びを感じるのです。効果が高いといえます。

たとえば運動会の徒競走で1位になったとき、その場で褒められるのが一番嬉しいですよね。逆に何も言われないと『頑張ったのに・・』と悲しくなるでしょう。

また運動会の1週間後に褒められても、何も感じません。『いまさら何だろう』と不信感すら抱いてしまうものです。

これは大人でも同じです。褒めるべきときに褒めないと、気力をなくしてしまうこともあります。褒めるべきときに伝えるようにしてください。

また人前で褒めることも自信になるでしょう。周囲に良い影響も与えることができるので、状況やタイミングを見て褒めるようにすると良いです。

それぞれの部下を切り離して褒める

『褒める』という行為は、達成や成長を感じたときに伝えるものです。その基準は人によって異なるものでしょう。

たとえば、富士山の頂上にいる人からすれば5合目や7合目にいる人は頑張りが足りないと感じます。また頂上と5合目を比較してしまうと、褒めるべきは頂上にいる人のみでしょう。

しかし部下は人によって、得意不得意があります。基準や能力には個人差があるでしょう。それを比較してしまうと、褒めることができなくなってしまいます。

部下を評価するときは、自分の位置や他の部下と比較するのはやめましょう。各々の基準でものを見て褒めてあげることを心がけてください。

たとえ5合目であっても、今まで3合目まで登れなかった人であれば褒めるべきことです。その部下個人の頑張りを認めてあげましょう。

承認欲求を満たす

フェイスブックやインスタグラムが流行しているのは『いいね』と承認してもらえるからです。人は自分の言動を誰かに認められることで気持ちが満たされます。

そこで特別なことがなくても承認してあげることも必要です。ただ朝早く来て仕事をしているだけでも『いいね』と言葉で伝えてみましょう。

少しのことでも上司は見てくれていると思わせることが大切です。無駄に言う必要はないですが、細かいことにも気がついて承認できるように配慮してみると良いでしょう。

ミスの中でも良いところを褒める

部下がミスや失敗をしたとき、叱ることは必要です。同じことを繰り返さないためにも、厳しく注意するようにしましょう。

ただし最初に紹介したように、叱られるというネガティブな意識は強く刻まれます。これによりモチベーションは下がってしまうものです。

そこで叱ったあとには、良いところを一つだけ褒めることも心がけてください。

  • 納期に遅れたけれど、とても丁寧に資料作成をしている
  • 取引先に対して失礼な態度だったけれど、言っていることは間違っていない
  • プレゼンは失敗したけれど、努力していたことを知っている

悪いところを探せば多数あるかもしれませんが、同じように良いところも探せば多数あります。叱ったときには、何か褒めるところも探してみてください。

結果よりもプロセスを褒める

会社ですから、結果や成果を出すことは大切です。どんなに頑張っても利益が出なければ意味がないことでしょう。

しかし上司は、部下のプロセスを褒めることも大切です。課題や目標にどれだけ近づいたのか、それを認めてあげることができるのは上司だけでしょう。

結果は誰が見ても一目瞭然です。結果が出れば上司が褒めなくても、部下は自信につなげることができます。だからこそ結果がでなかったときこそ上司の褒め言葉が重要なのです。