あなたはキスのタイミングについて、どう考えていますか?
「お互いの盛り上がったタイミングでキスする」「好きな気持ちがあれば、タイミングはいつでもいい」「3回目のデート以降と決めている」「付き合ってからでないと、キスはしない」
いろいろな意見がありそうですね。また、男性と女性とでは意見が違うかもしれません。女性であれば「相手のタイミングに任せたい」と考える方が多いでしょう。
男性であれば「なるべく早くキスしたい!」と考える方が多いでしょう。「早くキスしたい」男性の中には、初デートのキスを拒否されるのではないかと心配している方もいるのではないでしょうか?
今回は、初デートでのキスが「あり?」か「なし?」かについて、考えてきましょう。
初デートでキスはあり?なし?
初デートでキスをすることについて、あなた自身はどう考えていますか?
おそらく、年齢や恋愛経験によって意見が分かれることでしょう。初デートでキスすることに対する抵抗感を、「キスのハードル」としてお話ししていきますね。
「キスのハードル」は、その人の過去の恋愛経験と育った環境に大きく関わっています。恋愛経験が多い場合「キスのハードル」は低くなり、少ない場合には高くなります。
なぜ恋愛経験が多いと、「キスのハードル」が低くなるのでしょうか?
今までに一度もキスを経験したことがない場合、「ファーストキスの相手は慎重に選ぼう」「ドキドキしてしまって緊張する」など、憧れ・期待感や緊張感が高いため「キスのハードル」も高いのです。
しかし、恋愛経験を重ねてキスやHの経験回数が増えていくにつれて「キスのハードル」は下がっていくものです。
人生経験と恋愛経験の差から、価値観に差が生じています。
初デートでのキスがありの理由?
「キスのハードル」の個人差を踏まえた上で、初デートでのキスが「あり」の理由を考えてみましょう。
出会ってから間もないけれど「見た目もタイプだし、話もすごく合う!」という相手に出会うこともありますよね。
または、友達としての付き合いが長いけれど、「二人だけで過ごすデートの時間は初めて」という場合もあるでしょう。
出会って間もない相手でも、お互いの気持ちが盛り上がってキスする展開も「あり」でしょう。友達としての付き合いが長い関係を、恋愛に発展させるためには、初デートでのキスも「あり」でしょう。
キスすることをきっかけに、相手を恋愛対象としてみることができる場合もあります。もちろん、「二人の気持ち」と相手の「キスのハードル」の高さに配慮する必要があることをお忘れなく!
お互いの「キスのハードル」が低ければ、初デートのキスも「あり」なのです。しかし、どちらか片方の「キスのハードル」が高く、どちらか片方が低い場合には「なし」なのです。
では「キスのハードル」のレベルは、どうやって探れば良いのでしょうか?
オススメの方法は、過去の恋愛経験を恋話としてリサーチすることです。会話の中で、さりげなく今までに付き合った人数や恋愛経験を聞き出しましょう。
「今まで付き合った経験はない」「一人だけ付き合ったけど、すぐ別れた」恋愛経験が少ない場合には、「キスのハードル」が高い可能性があります。
初デートでキスを仕掛けた場合、玉砕する可能性が高いので気を付けましょう。また恋話に積極的に話をしてくれる場合、恋愛に対する関心が強いことが伺えます。
過去の恋愛の話を積極的に話してくるようなら「キスのハードル」は、低い可能性があります。逆に自分の過去の恋愛経験を恋話として話したがらない場合、「キスのハードル」が高い可能性があります。
恋話のノリや、過去の恋愛経験を参考にして相手の「キスのハードル」を探っていきましょう。相手の「キスのハードル」を尊重し、それに応じて「あり?」か「なし?」かを判断することが重要です。
恋愛において、一方的な価値観を押し付けることは絶対にNGですよ。
キスは愛情表現の一つ
愛情表現として、初デートでキスすることは「あり」でしょうか?
犬や猫がペロペロと手を舐めてきた経験は、誰でもあることでしょう。人懐っこい動物は、愛情表現としてキスに似た行動をしますね。
人間でも、動物の本能でキスは重要な愛情表現の一つです。一言でキスと言っても、唇と唇のキスだけが全てではありませんよ。
例えば「おでこ」「頬」「手」「頭」に、軽くキスするのも愛情表現の一つです。初デートでスキンシップを仕掛けるのは、男性の役目ですね。
唇以外の場所へのキスは「好きすぎて、どうしていいかわからない!」という感情を表すことができる愛情表現です。
「ハグ」の流れの前後で「おでこ」「頬」「頭」に、軽くキスするのが自然でしょう。「キスのハードル」が高い相手の場合でも、唇以外の場所になら、さりげなくキスすることができそうですね。
だだし「耳」「首」「胸」などへのキスは、Hへのアプローチを連想させます。唇へのキスが成功した後に、ステップアップするようにしましょう。
逆に、女性の方から初デートでキスを仕掛けるのは、やりすぎかもしれませんね。その日のうちにHをしたいのであれば、止めません。
あなたが肉食女子だったとしても「焦らしてから釣る」ような感覚で、相手が食いついてくるまで待ちたいものです。
「追いかけたい」という男性の本能を刺激するくらいのスキンシップを仕掛ける程度にとどめた方が良いでしょう。
自然に、さりげなく触れて、相手のドキドキ感や期待感を高めていく方が、恋愛が盛り上がるものですよ。
その場の雰囲気次第でキスもあり!?
その場の雰囲気次第で、初デートにキスするのは「あり」でしょうか?
男性は「あり」と思うことが多く、女性も「相手次第」と思うことが多いようです。
二人のテンションに温度差がなく「キスのハードル」が低いことが確認できたら、その場の雰囲気次第でキスするのは「あり」です。
シチュエーションの例としては、「車の中」「夜の公園のベンチ」「観覧車の中」「二人きりの部屋の中」などですね。周囲に人がいる場合には「人が見ているから嫌」と断られる可能性があります。
二人だけのプライペートな空間の方が、断られる可能性は低いものです。二人の気持ちが「距離が近い」「通じ合っている」と思えるタイミングが理想的ですね。
さらに、会話が盛り上がっている時に「手を繋いだり」「肩を抱いたり」と、二人の距離が近いことも重要なポイントです。
ふと会話が途切れたタイミングなどに、自然な流れであるかのようにキスを仕掛けましょう。大切なのは「自然な流れ」です。挙動不審になってしまうと、せっかくの良い雰囲気も台無しになります。
スキンシップを嫌がらなければキスもOK?
スキンシップを嫌がられなければ、初デートのキスも「あり」でしょうか?
デートのスキンシップの第一段階としてクリアしておくべきなのが「手を繋ぐ」ことですね。さらに次の段階でクリアしておきたいスキンシップは「ハグ」です。
「手を繋ぐ」と「ハグ」は愛情表現として、とても有効なスキンシップです。某ドラマでも「ハグの日」が話題になった「ハグ」なので、笑いを交えながらでも愛情表現に取り入れられそうですね。
「ハグ」は有効なスキンシップですが、必ずクリアしなければならないというわけではありません。スキンシップのメリットは、二人の関係を自然な形でステップアップさせていくことができることです。
言葉でもスキンシップでも拒否されるリスクは同じようにあります。しかし、スキンシップの方が言葉よりもお互いの温度や感覚を共有することができるというメリットがあります。
「手を繋ぐ」
「腕を組む」
「肩を抱く」
「ハグ」
「唇以外の場所へのキス」
これらスキンシップを嫌がられなければ、初デートのキスの成功率は高いと思って良いでしょう。
スキンシップを徐々にステップアップさせていけば、初デートでのキスも「あり」です。
初デートでのキスがなしの理由?
残念ながら、男女ともに「初デートでのキスは『なし』」と大多数に思われていることも事実です。「ガッツいている感じがする」「焦りすぎだと思う」「モテなそう…」「体目当てのようで嫌だ」
などなど、初デートでのキスについて良くない印象が持たれていることは事実です。
「嫌がられるかもしれない」「マイナスのイメージを持たれるかもしれない」というリスクを冒してでもキスしたいですか?
男性の場合、初デートでキスを迫る行為はお世辞にも紳士的だとはいえません。女性の場合、体だけの関係で始まりセフレ状態に陥り、都合のいい女になってしまうリスクもあります。
男女問わず、初デートでキスまでする必要があるのか、もう一度、冷静に良く考える必要がありそうですね。
キスするにはお互いの距離がまだ遠い
またお互いの距離が遠い場合、初デートでのキスは「なし」でしょうか?
「お互いのことを、まだ良く知らない」「なんとなく距離感が遠い」こんな空気感を感じたなら、初デートでキスを仕掛けるのは「なし」です。
二人の関係がまだ打ち解けていない状態で、キスを仕掛けても断られる可能性が高いものです。
そして、「キスを拒否された」「突然キスされそうになった」という気まずい気持ちを抱えることになります。さらに強引にキスを迫った場合、それは暴力と受け取られても仕方がありませんよ。
「無理やりキスを迫ってきた」という、あなたの悪い評判が広がってしまうかもしれません。警戒されてしまい、次回の約束を断られてしまうというリスクもあります。
お互いの距離が遠いと感じる場合、まずは会話からお互いのことをよく知るようにしましょう。
キスしたら軽いと思われそう
軽いと思われそうなので、初デートでのキスは「なし」でしょうか?
初デートでキスを迫る男性のイメージについて、「チャラそう」「お持ち帰りされそう」「遊んでいそう」などが挙げられます。
あまり良いイメージを持たれない場合が多いものです。事実、男性の場合には初デートでキスしたいと考える理由の中には、そう思われても仕方がない下心があるのではないでしょうか?
とはいえ、その下心を受け入れることに抵抗のない女性がいることも事実です。「キスのハードル」が低い女性であれば、軽いと思われそうでも初デートでのキスは「あり」です。
二人が意気投合して自然な流れであったのなら、周りに何を思われようが気にする必要はありません。しかし相手が「キスのハードル」が高い女性の場合は「なし」です。
「キスのハードル」が高い場合は、焦らずに会話でお互いの距離を近づけることから始めましょう。強引なやり方は逆効果だし、失敗した場合に評価を下げる結果につながるので十分気をつけましょう。
デートの回数を重ねて、きちんとした手順を踏みながらスキンシップをステップアップさせていくなどの気遣いが必要です。
女性の場合、初めてのキスを受け入れてしまったら「軽い女」のレッテルを貼られてしまうのではないかと心配ですよね。
あなたが「誘われたら断れないタイプ」の場合には注意が必要です。恋愛において、相手の要求をすべて受け入れてしまうことはオススメできません。
「軽い女」ではなく「簡単な女」だと思われてしまうリスクがありますよ。「この子は、自分の言うことは何でも受け入れてくれる」と思わせてしまうと、良いことはありません。
付き合ったとしても、飽きられてしまったり、扱いが雑になったり、長続きしないことがあります。都合の良い女として利用されたりするキッカケにもなりかねないので、十分注意しましょう。
女性の場合には、初デートでキスされるという展開に戸惑ってしまうこともありそうですね。同時に「自分のことを本当に大切だと思っていないのではないか?」と不安になることでしょう。
そんな時には、断り方を考えておくことも良いでしょう。「嫌だ!」「止めて!」という強い言い方だと、相手を傷つけてしまう場合があります。
もう二度と会いたくないのであれば、それでも構いませんね。しかし、相手を傷つけずに、良い関係、良い雰囲気を保ちながら逃げる方法もあります。
キスされそうになったら、逆に「スキンシップ返し」で逃げましょう。例えば、正面からキスされそうになったら、顔をしたに向けてガードしつつ「ハグ」するように抱きつきましょう。
すぐに離れてしまうと。相手にキス再チャレンジのチャンスを与えてしまいます。しばらく、強めにハグしたままの体勢をキープして会話でごまかしましょう。
そこからは、あなたのキャラクター次第です。面白キャラなら「笑い」でごまかしましょう。
小悪魔キャラなら、耳元で「キスは今度ね」と囁きましょう。
言葉と動作で同時に拒否すると、相手は結構大きな心理的ダメージを受けるものです。「スキンシップ返し」で、交わすことで一旦はその場を収めることができますよ。
キスはちゃんと気持ちを伝えてから
初デートでのキスが「なし」の理由に、「ちゃんと気持ちを伝えてからキスしたい」「キスは付き合ってからにしたい」という意見もあります。
これは、正統派ともいえる真面目な意見ですね。「キスのハードル」が低いからといって、このマイルールが揺らぐことは少ないものです。
しかし「キスのハードル」が低ければ、例外を作ることは可能です。キスが我慢できないくらい好きなことを表現しましょう。
男性はスキンシップなどの直接的な行動で、気持ちを表現しようとすることが多いものです。しかし、女性はちゃんと言葉で言って欲しいと思っているものです。
男性が「手を繋いでハグもしているんだから、好きな気持ちは伝わっている」と思っているとします。
それでも女性は「恋人っぽいスキンシップはあるけど、私のことをどう思っているのだろう…」と不安になるものです。
相手に、一言「好きだよ」というだけで良いのです。初デートでキスを仕掛ける場合でも、正統派を目指すならキスの前後で「好きだよ」の一言を伝えて女性を安心させましょう。
初デートのキスは『タイミング』次第
初デートでキスが成功して、その日のうちにHしたとします。簡単に手に入ってしまう関係とは、実に飽きやすいものです。
もし付き合うことになったとしても、長く続かないことが多いのではないでしょうか?
本当に相手のことが好きなら、焦らず、気持ちを大切にしながら関係を育むことをお勧めします。とはいえ、大切なのは「二人の気持ち」と「タイミング」です。
「何日経った」とか、「何回会った」という回数で測るものではありません。会ってすぐキスをするような展開の速い恋愛に対して、女性は「遊ばれているのかな?」と不安になることがあります。
逆に、何度もデートをしているのにキスされない場合でも「女として見られていないのかな?」と不安になるものです。女性を不安にさせないためには、やはり言葉が必要です。
男性はスキンシップだけで「言わなくても伝わっているはず」と思っている場合が多いです。スキンシップも大切ですが、言葉にして気持ちを伝えることを意識すると、より良い関係が築けますよ。