元彼が束縛してくる心理と対処法とは？

別れた元彼なのに、付き合っていたときのように束縛してくる人がいます。復縁したいわけでもなさそうなのに、自分の手元においておこうとするのです。

このような元彼は、いったい何を考えているのかと不思議に思いますよね。お互い前に進むことができず、複雑な関係になってしまいます。

なんで別れたのに束縛するの？
束縛されたときどうしたらいいの？

今回は元彼が束縛してくる心理と対処法を紹介します。元彼の呪縛から抜け出せずに困っている女性は、ぜひ参考にしてください。

束縛する元彼の心理

まだ彼女への気持ちがある

別れたとはいえ、まだ未練が残っているのでしょう。どこかで復縁したい気持ちがあるのです。そうすると、彼女が遠くにいってしまわないかと焦ってしまいます。

そこで事あるたびに、彼女を束縛してしまいます。他の男性と会うことを禁じたり、不安になって連絡してしまうのです。

帰りが遅くなると、自分の彼女であるかのようにお説教までします。彼女からすると関係ないのになぜ言われるのかと、嫌な気分になるでしょう。

しかし男性としては、まだ関係がない相手だと思うことができません。自分から離れていってしまわないように束縛をするのです

付き合っていた気持ちから切り替えられない

付き合っていたときに過保護な彼氏だった場合、まだ気持ちの切り替えができずにいるのでしょう。同じように過保護な気持ちで彼女を心配してしまうのです。

これは復縁したいというわけではありません。習慣のようになっているのです。また父親のような心配な気持ちが、おさえられなくなっているのでしょう。

たとえば、付き合っていたときに寝る前は今日の出来事を確認していたとします。そうすると別れたあとも、今日の出来事が気になってしまうのです。そして元カノに電話をして確認をします。

電話をして確認することが習慣なので、安心できるのでしょう。きっと元彼自身に束縛している認識はないはずです。

しかし毎晩電話がくる元カノからすると、束縛されているように感じますよね。女性は気持ちの切り替えが早いので、違和感しかないわけです。

男性は気持ちの切り替えが下手で遅いので、いつまでも彼女への束縛を続けてしまうのです。

元カノに依存している

別れても束縛をしてくる元彼は、元カノという存在に依存しているのです。別れても心の支えになっているのですね。

自分を理解してくれる元カノは、一番の味方であるはずです。好きという感情はなくても、味方を失ってしまうことが怖いのでしょう。

そのため束縛をして、自分だけの味方でいてくれるようにするのです。心が弱い男性は、元カノに依存しやすく束縛を続ける傾向があります。

男性は別れても独占したがるもの

昔の恋愛を例える言葉で、『男性は別名保存、女性は上書き保存』というものがあります。男性は元カノの存在を消せないということを表現している言葉ですね。

いつまでもたっても一つのフォルダとして残しておきます。そしていつまでたっても元カノは自分のことが好きな存在だという思いや希望を持っているのです。

そのため別れても束縛を続けます。いつまでも自分のことを好きな元カノなので、他の男性のところへは行かせたくないわけです。

とても自己中心的な考え方のように感じますが、男性の多くがそう思っているのです。男女の価値観の違いであるといえるでしょう。

万が一に備えてキープしておきたい

男性にとって、元カノは都合のいい存在です。自分を理解してくれていて、相手のことを理解できているからです。

いざとなれば、慰めてくれる。
いざとなれば、味方になってくれる。
いざとなれば、体の関係がもてる。

そんな存在でもあるのです。だからこそキープしておきたいというのが本音です。新しい彼女ができるまでは手放したくないでしょう。そのため遠くにいかないように束縛をし続けてしまうのです。

元彼に束縛されたときの対処法

もう連絡をとらない

もし元彼の束縛が嫌なのであれば、もう連絡をとるのをやめましょう。電話もメールも返さず。遮断してしまうのです。

元彼は、対応してくれるあなたに期待してしまっているのです。そして甘えてしまっているのでしょう。だから束縛できると感じています。

あなたが連絡を遮断することで、もう束縛ができなくなります。諦めるしかないのです。きちんと意思表示をするのが一番の対処法です。

元恋人に束縛の権利はないと告げる

束縛されているのが苦痛な場合、はっきりとその気持ちを伝えましょう。元彼は、束縛している自覚がない場合もあります。

「もう別れたのに束縛する権利はないでしょ」

そうハッキリ言うのです。自分が束縛していることに気が付き、あなたが迷惑していることもわかってもらえます。意識して束縛をやめようとしてくれるでしょう。

なぜ束縛をするのか理由を明確にする

元彼が束縛をしてくる場合、元彼自身にも理由がわからない場合も多いです。そこでまずは、なぜ束縛するのか聞いてみてください。

聞くことで、元彼の中でも気持ちを整理するはずです。そして解決策や応えを導くことができるでしょう。

• 復縁したいと思っている？
• 完全に忘れることができないから？
• 束縛するのが癖になっている？
• 束縛している意識はなかった？

元彼自身に理由を考えてもらうことで、どう対処するべきか考えることができます。もしあなたが本当に迷惑をしているのであれば、しばらくは音信不通にするのが良いです。

元彼が束縛をする理由は、前述したようにさまざまな要因が考えられます。それを明確にするのは、お互いにとって必要なことであるといえるでしょう。

復縁したいのであれば戻るきっかけにする

もしあなたが元彼と復縁したいと思っているのであれば、束縛されている今がチャンスです。束縛されていることを復縁のきっかけにしましょう。

・嫉妬心をあおる
束縛しているということは、独占していたいということです。そこであえて元彼が心配するような行動に出てみましょう。

たとえば、異性との食事や合コンなどです。別れているのですから、行く権利はあります。元彼から束縛連絡がきたときに伝えてみましょう。

『今日は同僚と食事だから、電話できない』と。すると誰と行くのかと確認が入るでしょう。そこで男性に誘われたと告げます。

すると元彼は嫉妬と焦りから、あなたを取り戻しにくるでしょう。賭けでもありますが、あおることで復縁が実現することもあるのです。

・元彼自身に気づかせる
束縛をしてくるということは、元彼はまだ未練がある証拠です。それをあなたが気付かせるように仕向けてみましょう。

『そんなに束縛するのはどうして？』とストレートに聞いてみましょう。この一言をきっかけに、よりが戻る可能性も高いです。

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逆に元彼のことも束縛する

元彼が束縛してくるのであれば、あなたも元彼を束縛してみましょう。追いかけられると逃げたくなる性質を持つ男性は多いので、逆に離れていくこともあります。

頻繁に元彼の行動を確認するような連絡をして、気になるときは電話します。他の女性と会うことも禁じましょう。

元彼が「もう俺たち別れたよね？」と言ってくれば、「じゃあお互い束縛はやめよう」となります。束縛される面倒な気持ちを実感してもらえれば話も早いですね。

男性は元カノのことが気になってしまう

別れても束縛してくる元彼に、女性は嫌悪感をもちます。しかしこれは男性特有の行動であるともいえるでしょう。

男性は気持ちの切り替えが下手であり、元カノのことを簡単に過去にすることができないのです。だからこそ本人も自覚がなく、辛いのかもしれません。

あなたが元彼と今後どうなりたいのかによっても対処法は異なります。復縁したいのかを自分で考えた上で、上手に対処していってくださいね。