気になる彼と付き合う前に、キスやHで相性を確かめたことはありますか?
交際してから「なんか違った」ということが無いように、あらかじめ確認したいと思う女性もいるのです。
しかし「Hなら性欲が高まればできるけれど、キスは無理」と考える女性は多いです。
どうして身体の関係よりもキスのほうがハードルが高いと感じるのでしょうか?その驚きの理由を解説します。
キスはダメ!Hよりキスのハードルが高いと考える7つの理由とは?
キスは本当に好きな気持ちがないとできない
Hならムラムラすれば勢いで出来てしまうけれど、キスは本当に相手を好きでないと出来ない。そう考える女性は多いです。
男性ほどではありませんが、女性にも性欲がありますよね。とくにお酒を飲んだときや精神的に不安定なときは性欲がより高まるものです。
元カレと別れたばかりで寂しかったり、大きな悩みを抱えていたり。そのようなときは人肌が恋しくなりますよね。
ちょうど誰かに優しくして欲しいタイミングで好みの男性に誘われたて、勢いでHになだれ込むケースもあるのです。
女性でも性欲が高まると理性が飛ぶので、ある程度好みの男性であればアレコレ考えずHできてしまうのです。
しかし、キスでは理性を失くすことはあまりありません。ですから、相手が本当に好きな人かどうか頭で考えてしまうのです。
Hは性欲に押されてブレーキが効きにくいけれど、キスは理性的に考える余裕があるのでストップがかかりやすいのですね。
ですから多くの女性は、本当に好きな人と以外はキスしたくないと思うのです。
キスの方が五感を使う
Hなら勢いで出来ても、キスは五感を使うので好きな相手とではないと出来ないという女性は多いです。
唇が触れ合うときの感覚や息遣い、表情がダイレクトに伝わってくるので好きな人ではないと抵抗を感じてしまうのですね。
キスの長さひとつ取っても、自分にとって長過ぎれば嫌悪感を感じたり、短すぎれば不満を感じてしまうはず。
キスの回数やタイミングが合わなくても「早く終わらないかな」と思うのはいつも女性側です。
相手のことを愛しているか、本当に息が合っていないと、神経が敏感な女性にとってキスはしんどいものなのです。
もともと女性は男性よりも五感が鋭くできています。子どもを育てるという役割があるので、相手のちょっとした変化や雰囲気の良し悪しに気づきやすいのですね。
ですから男性側はまるで気にならないキスするときの雰囲気や、唇が重なるときの強さまで気になってしまうのです。
あなたも「なんだか噛み合わないな」と思った相手とは、キスに全く気持ちよさを感じられなかったことありませんか?
女性は感覚が敏感なので、好きな男性以外とのキスは負担になってしまうのですね。
一方、女性にとってHはキスよりも感覚が研ぎ澄まされません。Hのときは多くの快感ホルモンが出るので、あまり不快な感覚を感じにくくなるのです。
感覚が鈍くなるHはできても、五感が研ぎ澄まされるキスは好きな人とではないと厳しいということですね。
体はお酒の勢いでごまかせる
お酒を飲むと気分が良くなり、大胆な行動に出てしまう人は多いですよね。お酒の席では男女関係なく、日々のストレスを忘れられるので解放的になるものです。
判断力が無くなり、そばにいる異性をいつもより魅力的だと思ったり、ムラムラしてしまうこともあるでしょう。身体の関係はお酒の勢いでごまかせてしまうのです。
Hをすれば身体も快楽を得られます。お酒のあとなら心も身体も快楽を得られるので、お酒を飲んでHになだれ込むという流れができやすいのですね。
しかし、キスにはHするときほどの勢いが必要ありません。
キスしても身体の快楽はそれほど感じられないですし、キスしたら酔いが冷めるなんてこともありますよね。キスして妙に冷静になったことのある女性は多いのではないでしょうか。
キスをすると感覚が研ぎ澄まされるので、高ぶった気分まで冷めてしまうのです。
ですから、女性はお酒の勢いがあってもキスにはブレーキがかかりやすいと言えるでしょう。
Hは本能からでいける
男性にも女性にも、子孫を残したいという本能が強くインプットされています。
割り切ってしまえば、子孫を残すためなら愛がなくてもHできてしまうのです。
今は好きな相手と恋愛結婚できますが、昔はまわりが決めた相手と結婚する女性も多かったことでしょう。
多くの女性がお見合いなどで結婚し、子どもを産んで育ててきたはずです。そう考えると、女性だって好きではない相手とでもHができるのです。
もちろん好きな男性とするのが一番ですが、人間だって生物です。どうしても思考より本能が勝るので、Hはできてしまうのですね。
一方、キスは子孫を残すために必要のない行為です。遺伝子を残すためにHは必要でも、キスは全く要りません。ですから私たちは、キスだけは「好きな人じゃないとイヤ」と強く思うのです。
女性にとってHは本能的にする必要のあるもの、キスは愛情でするものだと考えられますね。
好きじゃないと唾液が無理
私たちはキスするときに、相手の雰囲気や情報を細かく読み取っています。キスの強さやタイミング、長さだけでなく、なんと唾液の情報まで。
キスした相手の唾液からDNAを読み取って「この人とは丈夫な子孫を残せるかな?」と相性診断をしているのです。
自分から遠い遺伝子をもつ相手ほど丈夫な子どもを残せる可能性が高まります。キスはある意味、生涯のパートナー選びのための作業とも言えますね。
ですから、パートナーとして認めても良い男性以外とはキスしたくならないのです。
「生理的に無理」という感覚を、あなたも一度は体験したことがあるのではないでしょうか。好きじゃない相手とは、キスで唾液を交換すること自体に嫌悪感を感じてしまうのですね。
さらに女性は好きでない男性とキスをすると、ストレスホルモンと愛情ホルモンの値が両方下がります。ストレスが減るのは良いことですが、愛情の値まで一緒に下がってしまうのですね。
これではもちろん幸せを感じることができません。好きではない人とキスをしても幸福感は得られない。このことが本能的に分かるので、女性は愛のないキスができないのです。
Hは快楽・キスは愛情
Hは身体的な快感が強く得られるのに対し、キスをすると相手の愛情を感じられます。快感ホルモンが出て身体が満たされるのはHですが、心が満たされるのはキスのほうなのですね。
また、Hの快感はすぐに切れてしまうけれど、キスで感じた幸福感は長続きすると感じたことはないでしょうか?
生物学的に言えば、女性にとってHは子孫を残すための一時的な儀式です。しかしキスは好きな相手と愛情を確認するためのスキンシップ。
キスをすると安心したり相手の男性への親しみが増すので、一時的なHの快楽よりも幸せ感が長続きするのですね。
キスは愛情を感じる相手とではないと、なかなか幸せを感じることができません。多くの女性はそのことを体感的に知っているので、キスの相手選びには慎重になるのでしょう。
信頼できてドキドキできる男性とでないと、気持ち悪いとさえ感じてしまうものですからね。
「キスは好きな人だけに許すもの」という考え方がある
恋愛漫画や映画のヒロインは、決して好きではない相手にキスを許しません。私たちが幼い頃から親しんできた物語のプリンセスも、どうでもいい相手とキスすることなどありませんよね。
多くのメディアの影響もあり、女性には「キスは好きな人だけに許すもの」という考え方が根付いています。
好きな人と素敵なキスをして幸せになるヒロインたちを見ていたら、誰しも「私もそうなりたい」と思うはず。
現に、不特定多数の男性とキスする関係になり、幸せだという女性は少ないですよね。多数の男性とキスをしても決して安心はできないし、心が満たされることもないのです。
キスは好きな人だけに許すものという考え方は、昔から語り継がれてきているものです。そこには多くの先輩女性たちの願いや知恵が詰まっているのかもしれませんね。
キスは好きな人でないとダメという女性は多い
Hは快楽で、キスは愛情を得られるもの。女性たちは本能的にそう感じるからこそ、キスだけは「好きな人とじゃないと嫌」と思うのですね。
かと言ってHも誰とでもOKとは言えないはずです。
男性と付き合うときは相手を信頼できるか、愛情を感じられるかどうかをしっかり見極めることが大切ですね。