恋愛に学歴差は関係ある?

恋愛で学歴差を気にしてしまう人は少なくありません。自分の方が学歴が低いことを気にしている人もいれば、相手の方が学歴が低いことを気にしてしまう人もいるでしょう。

恋愛では出会った時だけでなく、お付き合いを始めてからも学歴差を意識してしまう時がやってきます。しかし学歴差があっても幸せな恋愛をしているカップルはたくさんいるのです。

では果たして恋愛に学歴差というのは関係があるでしょうか?学歴差があると恋愛を楽しむことができないのでしょうか?

そこで今回は恋愛に学歴差があるかどうかについて、そして学歴関係なく恋愛を楽しむ方法について解説していきます。

恋愛に学歴差は関係ある?

本人たち次第

恋愛する張本人たち

恋愛に学歴差が一番関係してくる場合というのは本人たちが気にしている場合です。本人たちが学歴差を気にしなれければ基本的に問題はないのです。

学歴というのは勤め先や収入、経験や知識、さらには人間性などにも関わってくるため、差を感じやすいものの1つではあります。日常的に差を感じることもあるでしょう。

しかし差を感じたとしても本人たちが気にしないのであれば何も問題はありません。学歴を個性として受け止め、差があることは当たり前であると受け入れられれば、支障はないでしょう。

恋愛は他者に評価されるものではなく、自分たちが幸せであるかどうかです。学歴差があったとしても、気にすることなく恋愛を楽しめているのであれば、学歴差は恋愛に関係ないのです。

一般的に学歴が低い方が劣等感を抱きがち

学歴が低く劣等感を抱く男性

学歴というのは一般的に低い方が劣等感を感じがちになります。劣等感を感じてしまうと見栄を張りすぎたり、マイナス思考になったりしやすいため、恋愛に支障が出てしまいます。

学歴だけが重視される時代でない今でも、やはり学歴というのはステータスであり、高学歴であれば評価されます。学歴は本人や本人を支える人たちの努力で得たものだからです。

そのため学歴の低い方は劣等感を抱きやすくなってしまいます。特に恋愛においてはつり合いや周囲の評価を気にして、学歴が低い方は特に劣等感を感じてしまいやすいでしょう。

劣等感を感じてしまうと、自尊心を守るため見栄を張って、自分を良く見せようと無理をしてしまいやすくなります。無理をしてしまえば恋愛を心から楽しむことはできません。

またマイナス思考にもなりやすいため、必要以上に自己嫌悪してしまったり、被害妄想をしてしまったりします。すると自分も相手も嫌な思いをすることになるでしょう。

学歴は劣等感を生む原因にもなるものであり、劣等感を感じてしまうようであれば相手との関係性にも大きく関与してきます。恋愛も同様に劣等感がある場合、学歴差は関係あると言えます。

会話が合うなら問題なし

良好な関係の女性

学歴に差があると会話が合わない場合があります。学歴が高い人と低い人では育ってきた環境に差があるため、会話が噛み合わないことがあるのです。

学歴に差があるということは学習環境に差があるということです。塾や習い事に通うなど家庭環境も多少なりとも差がある場合もあるでしょう。

育ってきた環境に差があると経験や知識に差が出るため会話が合いにくくなります。提供できる話題の内容や量、考え方や理解力、語彙力などに差があると、会話は弾みにくくなるのです。

会話が合わないと仲を深めづらくなり、居心地も悪くなるため、恋愛にも影響が出てしまいます。人に合わせて会話をすることというのは思った以上にストレスが溜まるのです。

恋愛をするにあたり、学歴の差があっても会話が合うなら問題はありません。お互いに経験や知識の差を受け入れて会話ができれば、自然と会話が合うようになり楽しむことができるでしょう。

結婚となると学歴の高い親が気にするかも

学歴の高い女性の親

恋愛は基本的に2人が幸せなら問題ありませんが、結婚となるとそうとはいきません。親が大きく関わってくるからです。そして自分が良くても親が相手の学歴を気にする可能性があります。

特に学歴の高い親である場合、相手の学歴が低いことに抵抗を持っている可能性が高いです。少なからず学歴が高いことで得をしてきた経験があるからです。

親は子の幸せを願うものです。少しでもステータスの高い人と結婚して、苦労せずに幸せになってほしいと思うのも当然です。

やはり親としては相手が高学歴の方が、社会的地位や信頼度、収入や人としての器などの印象が良いため、安心なのです。

そのため特に学歴の高い親がいる場合、結婚となると学歴差が弊害になる可能性が高いでしょう。結婚を考えている恋愛の場合、親の考え方次第で学歴差は恋愛に影響すると言えます。

学歴関係なく恋愛を楽しむには?

学歴のことは口に出さない

学歴を気にしない女性

学歴を気にしている素振りがあれば、学歴のことは口に出さないようにしましょう。学生時代の話はなるべく避けるようにしてみてください。

学歴差を気にしてしまうのであれば、学歴差をできるだけ感じさせないようにすることが一番です。学歴差は日常的に感じる機会が多いため、意識的に学歴の話は避けてください。

特に学生時代の話というのは学校や学校のレベルによって大きく差が出ます。学習環境を始め交友関係や学生生活での経験も大きく異なるため、学歴差を感じやすくなってしまいます。

学歴関係なく恋愛を楽しみたいのであれば、学歴のことは口に出さず、学歴に関係ない話を積極的にするといいでしょう。

人を肩書で判断しない

肩書よりも性格

学歴というのは確かにステータスであり、高い学歴の人の方が経済的にも精神的にも余裕があるように感じます。しかしだからといって性格が良いとは限りません。

性格というのは学歴に影響されない部分が大半を占めています。一流大学を出ても性格の悪い人もいれば、大学を出ていなくても性格の良い人はいるので、学歴では一概に判断できないのです。

恋愛を長続きさせるためには性格の相性が合うかどうかが一番大きな問題です。たとえ一流大学を出ていたとしても、性格が悪くて合わない人であれば長続きはしません。

恋愛を心から楽しみ、末永く幸せでいることを求めているなら、人を肩書で判断してはいけません。人を肩書で判断するということは、幸せになるチャンスを自ら拒絶しているのと同じなのです。

結婚で大切なのは生活観

日々の結婚生活

結婚を考えている相手を学歴で判断しては上手くいきません。結婚で大切なのは生活観であり、お金の使い方や生活のスタイルなどは学歴とは関係ないのです。

結婚というのは生活を共にすることであり、お互いに生産物を共有することです。収入も生活に必要な家事や育児などの活動も、2人のためのものであるため、生活観の差が大きいと苦労します。

たとえば相手のお金の使い方が理解できなければ、衝突することになるでしょう。生活スタイルが合わなければ、同じ屋根の下で暮らすのが息苦しく感じてしまうかもしれません。

お金の使い方や生活スタイルは小さい頃から培われるものなので、そう簡単には変わりません。また同じ家庭で育った兄弟であっても多少の違いがあるため、学歴はほぼ関係ありません。

高学歴な相手と結婚して安定した収入があったとしても、生活観が合わなければ結婚生活で苦労します。学歴に関係なく生活観が合う相手であれば、結果的に安定した生活が送れるのです。

恋愛に学歴が関係するかは本人たち次第

楽しそうなカップル

恋愛に学歴差が関係あるかどうかは、人によって異なります。学歴をコンプレックスに思っている人は、恋愛においても学歴を気にして相手を選んだり、付き合ったりするでしょう。

相手が学歴を気にしている場合も同様です。基本的に恋愛に限らず本人たちが学歴を気にしている場合は、恋愛に学歴差が関係してくると言えるでしょう。

また学歴差の大きさや感じる頻度によって、付き合ってから気になるようになる人もいます。自分が学歴を気にしない人間であっても、相手次第で気になるようになってしまうこともあるのです。

結婚となった時は親族も関係してくるため学歴差が恋愛に関係してくる可能性は高まります。親族の考え方次第では、学歴差が弊害になることもあるでしょう。

学歴に関係なく恋愛を楽しみたいなら、お互いに相手の学歴のことを介入することは避け、お互いの良さに目を向けましょう。

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