特別意識はしていなかったのに、男性の行動をきっかけに好きになってしまうことってありますよね。ちょっと優しくされたり、他の男性にはないことをされてしまうとドキドキしてしまうものです。

「もしかして、私のこと…」なんて、自分を好きなのではと考えてしまったらもう時既に遅し。今度は自分が彼を目で追ってしまい、気付いたら好きになっていたというのはよくある話です。

彼の思わせぶりな態度で好きになったのに、いざアプローチをしてみると彼にその気はない場合もありますよね。好きになった後に脈なしだと分かるほど辛いものはありません。

そこで今回は、「恋愛で勘違いしがちな男性の行動」についてまとめました。当てはまることが多かった人は、もしかするとただの勘違いかもしれませんので、参考にしてみて下さいね！

恋愛で勘違いしがちな男性の行動とは？

仕事や勉強など手伝ってくれる

分からないことについて教えてくれた。勉強に付き合ってくれた。残業を手伝ってくれたなど、どれも男性からされると嬉しいですよね。自分のフォローをしてくれた男性を信頼するのは当然です。

「私のことを気にかけてくれている」「いつも手伝ってくれて優しい」と彼がいると安心感を覚えることでしょう。そのうちに、「もしかして、私のこと…」と期待することも多いです。

自分のことを好きだから、手伝ってくれる。フォローをしてくれる。一緒に残業で残ってくれる。そう思うと全て納得がいきますよね。でも、実はそうではないパターンもあるので要注意です。

男性は頼られるのが好きなタイプが多いです。自分が教えて育てたいタイプも多いです。仕事が純粋に好きで、頑張るあなたを手助けしたいと先輩として責任感があるだけかもしれません。

もちろん、嫌われていてはどれもしてくれないものではありますが、あなたに好意があるかと言われれば微妙なところ。手のかかる妹くらいにしか思っていない場合も少なくありません。

下の名前で呼ばれる

学生時代が終わると、恋人でもないのに下の名前で呼び合うことなんてあまりありませんよね。どんなに仲が良かったとしても、あだ名か苗字で呼び合うことがほとんどです。

そんな中で、名前を呼び捨てで話しかけられたり、「○○ちゃん」と話しかけられたりすると、正直ドキッとしませんか？まるで恋人同士みたいだと意識してしまうのも仕方ありません。

しかし、舞い上がってしまう前に、彼の周囲への行動を良く見るようにして下さい。あなた以外の女性にも下の名前で呼んでいる場合は、ただ彼が慣れ慣れしい場合もあります。

また、帰国子女だったり留学経験があるような場合は、下の名前で呼ぶ文化に抵抗がないだけなのかもしれません。

あなたの苗字がありふれたものならば、他の人と区別をつけるために下の名前で呼んでいる場合だってあり得ます。恋人のように名前で呼ぶなんて！と勘違いする前に、よく観察して下さいね。

頭ぽんぽんしてくる

男性にされて嬉しい行動の1つとして「頭をぽんぽんされる」が有名ですよね。彼氏からはもちろん、特に意識していなかった男性からですら、落ち込んでいる時にされると好きになる人も多いです。

例えば、仕事で失敗をしてしまった時や残業で疲れている時に、「元気だして」という意味合いでぽんぽんされるとどうでしょう？すごく嬉しくなりますし、ちょっと元気をもらえますよね。

「またぽんぽんされたいなぁ」なんて、気付けば好きになってしまっている場合も少なくありません。しかし、ぽんぽんする仕草を彼女でもない女性に抵抗なくできる男性は、少し注意も必要です。

「こうすると喜ぶ」と分かっている男性もいますし、付き合ってない女性に自然に触れられるのは女慣れしている可能性もあります。元気をもらう程度なら良いですが、まずは様子を見て下さいね。

「かわいい」と褒められた

男性から「かわいい」と褒められると、悪い気はしませんよね。特に意識していない男性から言われても嬉しいですが、イケメンや良いなと思っている男性からなら尚更嬉しいことでしょう。

「かわいい」と褒められることは、女性として単純に嬉しいですし、容姿でも仕草でも自信がつきます。恋愛対象に入っていると思われる言葉なので、自分を好きだと勘違いする人もいるでしょう。

しかし男性は、あなたを好きで言っていない場合も少なくありません。例えば行動が小動物みたいでかわいい。今日の雰囲気がかわいいというように、その場の感情だけで言っていることも多いです。

女性もそうですよね？「かわいい～！」と言ったとしても、本気ではない場合もあります。なんとなく場繋ぎで言っている場合もあります。男性も同じかもしれないと、一応頭に入れておいて下さい。

質問をしてくる

お酒を飲んでいたり、皆で遊んでいる時に自分に色々と質問をしてくると勘違いする女性は多いです。「私のこと好きなのかな？」「興味があるのかな？」と意識してしまうのが原因です。

もちろん、興味の無い相手に質問をする人はいませんが、会社で接待をすることが多い男性は相手との会話の仕方に慣れています。会話を続かせることが上手いのです。

最近では、昔のように寡黙な男性は少ないです。女性のようにお喋りが大好きだったり、聞き上手な人も多いです。たくさん話しても、その内容はほとんど忘れているなんてことも少なくありません。

「ねぇねぇ、●●好きだって言ったじゃん？」と先日の話しをしてみた時に、「なんで知っているの？」と忘れていたら脈なしです。好きな子との会話は忘れませんので、よくチェックして下さいね。

趣味の話で楽しそうに盛り上がる

彼の趣味や好きなことについて、楽しく話が盛り上がった時、「私と話すの楽しそう」と勘違いをする女性は多いです。キラキラと少年のように笑って話す男性を、可愛いとすら思います。

どの話でも楽しそうに話していたり、あなたを見て嬉しそうに駆け寄ってくるのなら良いのです。ただ、1つの話題だけで盛り上がる場合は注意が必要です。

「あなたと話すのが楽しい」のではなく「趣味の話をできるのが楽しい」可能性があるからです。男性は趣味の話をすると止まりません。楽しそうに聞くことで調子に乗るタイプも多いです。

「じゃあ今度一緒に行こうよ！」と言われたことで「デートに誘われた！」と浮かれるのはまだ早いです。ただ彼は、趣味の楽しさを教えてあげたいだけかもしれません。

弱みや愚痴を話してくれる

男性が弱みや愚痴をこぼす姿って、放っとけないですよね。頼り無い感じの男性なら、「仕方ないなぁ」「かわいいなぁ」と母性本能がくすぐられます。

逆に、日頃はしっかりとしている男性が弱音や愚痴を吐くと「支えてあげたい」「私がいるよ」という気持ちが沸いてきます。女性も好きな男性には、弱音を吐いてしまいますよね。

弱音を吐いて、好きな男性に支えて欲しいと思うのが原因です。しかし男性は、必ずしもそうとは限りません。「好きな女性に情けないと思われたくない」という考えの人も多いためです。

男性は、プライドが高く見栄っぱりな人が多いです。特に女性の前では「頼れる存在でありたい」という気持ちが強いのです。そんな中で愚痴をこぼせる相手と言うのは、恋愛対象としては微妙です。

愚痴や弱音を吐けるということで、人として信頼していたり、安心しているということは間違いありません。しかし、好きではないからこそ見栄を張らずに話せるということも考えられます。

恋愛では男女の違いから勘違いが起こりやすい

恋愛で勘違いしてしまいがちな、男性の行動について紹介しましたが、いかがだったでしょうか？「これは好きだと思ってくれているはず」と思っても、分からないのが難しいところです。

そもそも、男性と女性では考え方や意識をするポイントも違います。「私ならこうだから、彼もきっと…」と一緒に考えてあてはめるのはやめましょう。ただの勘違いになるおそれもあります。

しかし、どの行動も嫌いな相手になら絶対にしないことですので、恋愛感情がないのかとガッカリ諦めるのは早いです。人としての信頼感を得ているのなら、まずまずと見て良いでしょう。

逆にあなたが勘違いをさせてみて、「もしかして俺のこと…」と意識させてみたら、恋愛スイッチが入るかもしれません。人としての好意は持たれていますので、焦らずに関係を縮めて下さいね！