恋を始めようと思っても、自分自身がなぜか本気になれないときはあるものです。
後先のことを考えたら面倒に感じてしまったり、昔のことに未練があったりとその理由はさまざまあります。
自分も友達のように彼氏を作って幸せになりたいのに…と思っていてもうまくいかないのはつらいですよね。
自分が思うがまま、恋愛に一生懸命になって、彼氏とラブラブな毎日を送りたいと思うのは皆同じです。では、どうしても恋愛に本気になれないと感じたときはどうすればいいのでしょうか?
その対処法を、本気になれない理由も考えながら紹介していきます。
恋愛で本気になれない理由と対処法とは?
過去の恋愛に未練がある
過去の恋愛に未練がある人は、自分は前を向きたいと思っていてもなかなか気持ちはついていかないものです。
前の彼氏は素敵な人だったのにフラれてしまったり、嫌な別れ方をして後悔を抱えていたり、気持ちはそう簡単に整理はつきません。
次の人を探さなきゃということは頭でわかっていても、どうしても前の彼氏は今何をしているのか考えてしまうものです。
SNSで行動をつい追跡してしまったり、前の彼氏の新しい恋人と自分を比べて落ち込んだりもしてしまうでしょう。
このように過去の恋愛に未練を抱えていると、なかなか次への一歩を踏み出すのには時間がかかってしまいます。
よほど新しい人から猛アプローチをされるようなことでもなければ、時間が解決してくれるのを待つしかないところもあります。
見切りをつけるのが早い
恋愛に本気になれないときの特徴として、見切りをつけるのが早くなってしまっているとこともあげられます。
人には良いところ、悪いところはさまざまあって、どう捉えるかはその人次第です。
悪いところばかりを見て「この人はだめだ」とばかり言っていては理想の男性などなかなか現れてくれないでしょう。
恋愛の相手選びは、「どこまで妥協できるか」というところも肝心なポイントの一つです。
どんなに素敵な人でも、欠点やダメなところはいくつでもあるものです。非の打ちどころがない完璧な人などほとんどいません。
そんな欠点をどこまで受け入れられるか、自分の考え方を変えない限り、すぐに見切りをつけていては、恋愛は始まりません。
本気で恋愛をしたいと望むなら、相手の良いところを見て、受け入れる気持ちを持つことが大事です。
肉体関係から始まっている
恋愛に本気になれないパターンとして、肉体関係から始まってしまう場合もあります。
合コンや飲み会で出会ったその日に、場の雰囲気でなんとなく…という経験を持っている人は意外に多いではないでしょうか。
もともとは仲の良い友達で、お酒を飲んでいたらそのまま…という場合もあるでしょう。
肉体関係から始まってしまうと、どうしても真剣な恋愛関係には発展しにくいところがあります。
自分自身もそのときのノリで一線を越えてしまっただけで、付き合いたいとは考えていないことが多いです。
そして、男性側も同じように本気ではなく、なんとなくの遊びで…と思っていることも多いのです。お互いに本気で恋愛をすることはなかなか難しいでしょう。
自分が真剣に付き合いたいと思っていても、男性側と歩み寄れない可能性もあります。恋の始め方を間違えたと思って、別の人を探す方が賢明かもしれません。
トラウマ
恋愛に対して、何かトラウマを抱えている人は、当然ながら恋愛に本気になることはなかなかできません。
例えば、幸せそうだった両親が離婚…なんて過去があると、恋愛にいいイメージを持てないことは自然なことです。
自分が恋愛をしても、同じように好きだった人と喧嘩したり、関係が悪くなるようなことになってしまうかもと思ってしまうのです。
トラウマはその人の行動を制限し、次への一歩を踏み出すことを止めてしまいます。
そのトラウマが癒えるくらい、包容力があって素敵な男性と出会わなければ、自分からは恋愛を始めようとは思えないでしょう。
恋愛に嫌悪感がある
トラウマも同様ですが、恋愛にそもそも良いイメージを持っていない人もいます。
友達が彼氏にひどくフラれて傷ついているのを見ていたり、恋愛の嫌なエピソードを見てしまうと恋愛に嫌悪感を持つものです。
恋愛=幸せ、楽しいというイメージを持てなければ、恋愛を本気で楽しみたいとは思えないはずです。
自分自身の嫌な経験も同じです。元彼が別れ話を切り出したとたん、ひょうへんされたりでもしたら、当然恋愛が嫌になってしまいますよね。
このように、恋愛というものに冷めきっている人は、恋愛に本気になれず、背を向けてさえしてしまいます。
対処法とは?
付き合う前に時間をかける
恋愛を本気で始めらないのは、やはり「この人で大丈夫かな…」という不安がいつまでも拭いきれないからです。
それなら、不安や心配がなくなるまで長い間「お試し期間」を作ることが大切です。気になる男性がいて、すぐに恋人になろうとするから、後々その人の本性を知って失敗するのです。
失敗を避けるために、たくさん時間をかけてその人と友達として交流すればいいだけのことです。友達として長い間親しくしていれば、人となりが嫌でも見えてくるはずです。
良いところ、悪いところ含めて、意外な一面や、抱えている事情なども分かってくるでしょう。
全部見て、自分はこの人と恋人関係になっても大丈夫かどうか、冷静に判断することが大切なのです。くれぐれも焦ってすぐに恋人関係にならないことが重要です。
肉体関係を許さない
恋愛に本気になれない状態から抜け出せなくなってしまっている人の一つの大きな特徴があります。
それは、やはり肉体関係からいつも始めてしまっていることが多いところです。このような状態に陥ってしまうと、「恋愛ってどうすればいいんだっけ?」となってしまいます。
そんなときは、とにかく一度、初心に返って恋の始め方をリセットしましょう。肉体関係から始める恋を自分に絶対に禁止することが大事です。
付き合ってから、もしくは結婚するまで禁止ということでも良いかもしれません。「お堅い女」と思う男性はいるかもしれません。
しかしすぐ異性と肉体関係を持ってしまう、男遊びの激しい女性と比べれば、はるかに魅力的なのは確かです。
貞操観念の強い女性の方が、女性らしくて素敵だと思ってくれる男性は非常に多いはずです。
恋愛は楽しいときもあることを理解する
恋愛に対して嫌なイメージしかなく、そのせいで本気の恋が始められない人は、まずイメージから変えていきましょう。
トラウマや過去の傷は、簡単に癒えるものではありませんから、すぐには恋愛に対して前向きにはなれないかもしれません。
ですが、恋愛は楽しいときもあることを理解し、なるべく良いイメージを持つことが重要なのです。
名作と呼ばれる恋愛映画やドラマを見ることで、恋愛へのイメージが変わるかもしれません。
自分もこんな恋がしたいと思えたら、大きな前進です。自分の嫌な経験や、友達や家族のつらいエピソードばかりを見るのではなく、幸せなカップルにも目を向けてみましょう。
ゆっくりと時間をかけてでも、恋愛に対するイメージを変えていけることが何よりも大切なことなのです。
恋愛に本気になれない自分を責めないこと
幸せになりたいと思っても、自分の行動とは裏腹に、気持ちではなかなか本気の恋が始められないことはあるものです。
そんな自分に焦って適当に恋人を作ってしまっては、余計に失敗を招いてしまいますね。まずはとにかく、焦らず自分の考え方や行動を変えることが重要です。
恋愛のスタートをいつも間違えていないか、もしくは恋愛を嫌なものだと決めつけていないかなど、よく考えてみましょう。
本気になれないことで自己嫌悪になる必要はありません。何か一つ、行動や考え方の変化があれば、それがきっかけとなって、本気の素敵な恋が始められるはずなのです。