結婚が決まったらお互いの両親への挨拶をしなければならないですよね。でも、挨拶ってどうしたらいいんだろう…。初めてのことで、考え出したら不安ですよね。
両親への挨拶、10個の気を付けるポイントがあります。10個のポイントだけ気を付ければ大丈夫です。ぜひを読んで両親への挨拶を成功させてください！
両親への結婚挨拶の１０のポイントとは？
1週間前には知らせる
彼の両親に挨拶に行くとき、必ず1週間前には伺うことを知らせましょう。
突然会いに行くのはNGです。あなたに心の準備が必要だったように、彼の両親にも心の準備が必要だからです。
自分の息子の彼女が結婚の報告に来るとなったら、彼の両親も相当の心の準備が必要でしょう。どんな彼女を連れてくるのか、内心ドキドキなはずです。
どのように結婚を報告され、なんて返事をするのか、頭の中でシミュレーションをすることでしょう。そのための準備の時間が必要です。
また、人が家に遊びに来る前には、部屋を掃除する時間が必要です。彼の両親も、せっかくのお祝い事ですから、部屋をちゃんと整えて迎えたいと思うはずです。
家を綺麗にするための時間をしっかり与えるために、最低でも1週間前に知らせましょう。
遅刻しない
彼の両親に結婚報告に伺う当日、絶対に遅刻は厳禁です。彼の両親はあなたのために時間を作り、部屋を片づけて待ってくれているのです。
結婚の報告をするという大切な日なので、何年経っても思い出深い一日になります。大切な日に遅刻してしまうのは、印象が良くないどころか後にも思い出として残ってしまうんです。
朝早い時間を避け、遅刻しづらい時間に設定するのもおすすめです。例えば、お昼過ぎぐらいがいいかもしれません。
また、絶対に遅刻しないように、当日は早めに起き、十分時間に余裕を持って家を出ましょう。到着が早くなりすぎるかなというぐらいで丁度良いです。
早く着いてしまったら、近くで時間をつぶせば良いだけの話です。十分に時間に余裕を持つことで、心にも余裕が生まれます。お化粧や服装の最終チェックの時間を取ることもできます。
手土産を用意する
結婚報告の当日は、必ず彼の両親に手渡すお土産を持っていきましょう。もちろん当日買うのではなく、前日までに準備しておきましょうね。
結婚の報告のときの手土産にも、マナーがあります。安すぎてもいけません。結婚報告時に持参する手土産の相場は、大体3,000円程度が一般的とされています。
手土産は、日持ちするお菓子などの食べ物がおすすめです。お酒が好きな両親だったら、お酒でも良いでしょう。事前に彼に、彼の両親が好きなものを確認しておきましょう。
自分の好きなものを手土産として頂いて、嬉しくない人はいませんよね。彼の両親の気持ちになって、もらって嬉しいものを選ぶようにするのがポイントです。
また、せっかく手土産にもらったのに彼の両親が食べられないものだったらいけません。手土産を決めたら必ず彼に確認し、彼の両親が好き好んで食べそうなものか確認しましょうね。
もらったあとにすぐに食べれるとも限らないので、賞味期限は長め(例えば2ヶ月以上)のものを選びましょう。焼き菓子、お酒などならば失敗することは少ないでしょう。
清潔感ある髪型にする
彼の両親に挨拶に行くときは、清潔感のある髪型を心掛けましょう。彼と一緒になる女性がどんな女性なのか、彼の両親は気にして心配しているはずです。
彼の両親に気に入られるような見た目に近づけることが大事です。少なくても嫌われたり心配されるような奇抜な髪型や、だらしない髪型は避けてください。
派手な色の染髪を嫌がる両親もいるかもしれません。最近は茶髪にしている女性も多いので、茶髪は大丈夫だと思いますが、彼に確認してみましょう。厳格な家庭だと嫌がる親もいるかもしれません。
茶髪はOKでも、頭皮に近い部分の地毛が伸びてしまう状態のプリンは絶対にやめましょう。自己管理ができない、だらしのない女性だと思われてしまいます。
髪が長い女性は、ぼさぼさにならないようにしましょう。綺麗にドライヤーで髪をまとめるか、ヘアアクセサリで髪をまとめたほうが印象が良くなります。
ラフな服装は避ける
結婚挨拶の当日は、ラフな服装を避けましょう。たとえ夏の暑い日だったとしても、Tシャツに短パン・生足なんて服装は絶対にダメです。
息子の彼女が結婚挨拶にくるとなったら、両親も相当な緊張感で待っているはずです。その場にふさわしい服装を心掛けましょう。
かといって派手すぎる服装もいけません。普段着だけど、ちょっと襟がついたフォーマルな服装が理想です。
大切なのは彼の両親に「この子なら息子を任せられそう」と思ってもらうことです。清潔感のある、ちゃんとした印象を与える服を選びましょう。ネイルやアクセサリーも派手すぎないように。
また、高いブランド品はNGです。「お金かかりそうな女性ね」と思われてしまう可能性があるからです。
「派手」よりも「大人しめ」「しっかり」な服装を心掛けてください。
誠実な印象を与えることを心がける
服装や髪型と同じですが、結婚挨拶の場では、彼の両親に誠実な印象を与えることを心掛けるようにしましょう。
話し方やふるまいに気を付けましょう。下品な言葉や流行語を使わないように気を付け、しっかりとした敬語を話しましょう。
かたくるしくなりすぎる必要はありませんが、彼の両親に敬意を払い、また彼のことを褒めましょう。彼がいるのは両親の存在があるからなのです。
ふるまい方も同様です。だらしない印象を与えないように、きちんとするようにしましょう。椅子やソファーに座るときは姿勢がだらしなくならないように気を付けましょう。
積極的に彼の母親を手伝う姿勢を見せましょう。例えば自分たちのために料理の準備が必要で席を立ったなら、手伝いが必要ないか確認してください。
大丈夫と言われるかもしれませんが、手伝おうと気に掛けている素振りを見せるのが大事です。招かれた客人だからと、何もしないてぼーっとしているのはおすすめしません。
誠実な印象を与えることができたら、きっと彼の両親にも気に入ってもらえるでしょう。
下座に座る
彼の両親の家に着いたら、手土産を渡した後、下座に座りましょう。
下座って何？どこのコト？と思っても安心してください。基本的には入ってすぐの入り口近くが下座なので、入り口に一番近い席に座れば大丈夫です。
洋室でも和室でも、円卓だったとしても同じです。出入り口に一番近い席を選べば間違いありません。
もし彼の両親に上座を勧められたら、「本日はご挨拶に伺ったので…」と下座に座るようにしてください。それでも…と勧められたら断るのもみっともないので、お礼を言って従いましょう。
上座・下座など気にしない家庭もあるでしょう。しかし、気にする家庭もあるので、下座に座っておくほうが無難です。
大切なのはマイナス印象を与えないことです。マイナス印象を与えかねない行動はすこしでも減らしておきたいですね。
呼び名に気をつける
彼の両親に会うときに、彼のことを「何て呼んだら良いのか」。当日行ってからパニックになってしまうのを避けるため、事前に彼と話し合っておくか、自分の中で決めておきましょう。
一番おすすめなのは、彼の下の名前にさん付けすること。太郎なら「太郎さん」という呼び方ですね。
いつもの呼び方で呼ぶのはお勧めしません。それが社会のマナーだからです。
一般常識やマナーを身に着けていないなと思われてしまったら、「この子大丈夫かしら」と思われかねません。なので、気恥ずかしいかもしれませんが、下の名前に「さん」付けで呼びましょう。
彼の両親も、普段は違う名前で呼んでるんだろうなということは理解しています。もし「普段はなんて呼んでるの？」と聞かれたら、正直に答えて問題ありません。
長居はしない
彼の両親に挨拶に行き、とっても居心地がよかったからといって、長居はしないようにしましょう。
彼の両親も、あなたが挨拶に来るために、いろいろと準備をしているはずです。疲れているはずなので、長居せずに早めに帰りましょう。
あなたのために料理を準備したり、掃除したり、気を張っていたはずです。ゆっくり休ませてあげることが必要です。
当日は、両親に結婚の挨拶をすることが目的です。目的を忘れないようにしましょう。目的を終えたら、話の区切りがついたところで、感謝を述べ、早めに帰りましょう。
また、なかなか結婚の挨拶を切り出せないこともあるかもしれません。しかし挨拶をするために訪問したのだから、挨拶までに時間をかけてしまうと、結果長居することになってしまいます。
彼の両親もずっと気を張っていなければならなくなるので、早めに結婚報告の挨拶は済ませるようにしましょうね。
マニュアルどおりではなく臨機応変に対応する
マニュアルやルールはありますが、マニュアルに縛られずに臨機応変に対応するように心がけましょう。臨機応変に対応するあなたを見たら、彼の両親の信頼度も急上昇するはずです。
「下座に座りましょう」とマニュアルにはあっても、「どうぞどうぞ」と上座を積極的に薦められたら、強固に断るのも失礼です。
下座に座ることにこだわりすぎて断って変な空気になるよりも、上座をにこやかに受け入れたほうが印象が良いです。マニュアルよりも、彼の両親が喜ぶほうを優先させましょう。
シミュレーションしていた内容が、彼の両親を見ていたら、そうじゃない選択の方が良さそうということもあり得ます。その場の空気を読み、場に合ったふるまいをしましょう。
彼の両親への結婚挨拶は臨機応変に対応する
いかがでしたでしょうか。彼の両親への結婚挨拶はとても緊張するもの。でも、大切なのは、清潔感・信頼感を彼の両親に与えることです。
そのポイントさえ押さえていれば、どういう髪型・服装・振る舞いがいいのかもおのずと見えてくるはず。ぜひ参考にしてみてください。
