悩みに悩んで、決意してしたはずの結婚…にもかかわらず、結婚して後悔したことはありませんか?
慢性的に結婚を後悔したり、離婚したいとまでは思わなくても、後悔する瞬間は、既婚者の大半が経験したことがあることでしょう。
では、既婚者が結婚を後悔する理由とは一体どのようなものなのでしょうか?今回は「結婚を後悔する理由」をテーマに、その理由を徹底的に解説していきます。
結婚を後悔する理由に併せて、解決方法も具体的に紹介していきます。結婚を控えている人も、既婚者にも必見の記事です。参考にしてみてくださいね!
結婚を後悔する理由とは?
親戚関係が面倒
結婚してから、切っても切り離せないのが相手の親族関係とのお付き合いです。遠方ともなるとお正月とお盆だけで付き合いが済むこともありますが、近所に住んでいればそうともいきません。
大した用事もないのに顔を出しにきたり、おみやげやおかずを頻繁に持ってきてくれることもあるでしょう。もちろんうれしいことだし、大切にしたい繋がりではあります。
しかし、あまりに頻度が多いと、監視しに来られているのではないか?と居心地が悪くなってしまうこともあるでしょう。
また、あまりに差し入れが多いと、十分に食費をもらえていないと思われているのか?美味しいごはんを作れていないと思われているのか?と、気になりだしたら止まりません。
また、宗教の勧誘や政治的な問題、物品の売りつけなども、親族からだったら断りにくいという事実もあります。
このように親戚関係が面倒な場合、相手に対する愛情があったとしても、結婚を後悔することもあるでしょう。
仕事が最優先
わたしたちは、手に入ったものにはエサを与えなくなる傾向にあります。
結婚するまでは時間があればデートをしたり、少しでも時間でもあれば電話してくれていた。でも結婚した途端、2人の時間を全然作ってくれなくなった。こんなことは日常茶飯事です。
結婚する前まではマメだったのに、急に変わっちゃった…というわけでなく、本来マメでない人が、がんばっていただけなのです。結婚したから、素に戻っただけなのです。
また、男性側からしたら、結婚した以上家族を守らなければいけないという責任感が増し、仕事が最優先になることもあります。冷たくなったわけでなく、むしろ家族を思ってこその行動なのです。
しかし、待っている側からすると、冷たくなったようにしか感じず、愛情が薄くなったように思ってしまうこともあるでしょう。
一方で働いている側からしたらどうでしょう?家族を養うためにがんばって仕事をしてきているのに、なんで文句を言われなくてはいけないか、と感じることでしょう。
お互いがお互いを好きだからこそ起こる事態ですが、些細なすれ違いへの不満が積み重なり、結婚を後悔することもあるでしょう。結婚しなかったら優しいままだったのに…と悲しくなるのです。
家事や身の回りのことをやらない
女性が専業主婦になって家庭を守っている場合は、家事や身の回りのことを女性が負担して当然でしょう。男性にやらせては、専業主婦として少し自覚が足りないと思われても仕方がありません。
しかし、最近は専業主婦になりたくてもなれない時代になってきました。ほとんどの家庭が、夫婦共働きの形態を取っています。
共働きの場合、どうしても家事や身の回りのことが女性に比重が偏りがちです。結婚する前は協力的だった男性も、結婚後は気の緩みから、どうしても女性に甘えがちになります。
2人ともがフルタイムで正社員として働いている場合、疲れているのはお互い同じで、帰ってくる時間帯もほぼ同じです。
それにも関わらず、暗黙の了解として家事の女性に比重がきたらどうでしょう。口には出さなくても、女性からしたらどうしても気の進まない感覚や不満が積もっていくことでしょう。
また、潔癖症具合は積み上げてきた生活や育ってきた環境によって異なります。すると、自ずと身の回りのこと(例えば掃除の仕方や頻度など)の許容範囲も夫婦間で異ってきます。
しっかりやっているつもりでも、相手にとってはサボっている印象を与えている可能性も十分にあります。
一方が家事や身の回りのことをやらなかったり、負担の比重があまりにも違いすぎる場合もまた、結婚を後悔するタイミングです。
金銭感覚の不一致
独身生活が長くなれば長くなるほど、独身貴族感が抜けきれません。自分の思うようにお金を使い、結婚後も趣味などに高額の投資をする人も少なくありません。
一方、結婚後の収入は共有財産になるため、お互いの金銭感覚が遠い場合、相手のお金の使い方に違和感を感じる人もいるでしょう。
「わたしは2人の将来のために貯金しているのに、あなたはパァパァ使って…」と感じるのです。片方が浪費家で、他方が節約家の際にとりわけよく陥ります。
節約している方からしたら、自分だけが我慢したりケチケチしなくてはいけないことにストレスが溜まります。積もり積もったら独身時代の自由な生活に戻りたくなり、終いに結婚を後悔しだします。
付き合っている段階から、相手が将来のために貯蓄をしているか、金銭感覚やお金の使い方にズレはないかは把握しておきましょう。
過度に理解を求めてくる
長い間一緒に過ごしていたら、ある程度は口に出さなくても相手の考えていることや感じていることを理解できるようになります。醸し出す空気感や雰囲気から、感じ取ることができるのです。
ですが、もちろん全部が全部は読みきることはできません。相手を理解しようと努めても、なんとなくは分かったとしても、詳細までは明確に理解することは難しいのです。
みんな辛いときこそ寄り添って欲しいし、多く語りたくない傾向にあります。1番近い存在である配偶者には、語らずとも悟ってほしいと思ってしまうのです。
この、過度に理解を求めてくる姿勢もまた、結婚を後悔する理由になってきます。結局結婚しても別人格なのだから、いくら悟ろうとしても分からないものは分からないからです。
求められすぎはプレッシャーになるし、考えすぎることが逆に裏目にでることもあります。夫婦間の溝も作りかねないので、ほどほどにしておくべきでしょう。
円満な家庭を築くには?
自分の不満を整理する
本来であれば、結婚を後悔したくないと思っている人が大半なはずです。せっかく結婚したいと思えた人と出会え、同じ気持ちになれたわけなので、その縁を大事にしたいですもんね。
まずは、相手に対して感じている「自分の不満を整理する」ことから始めましょう。結婚を後悔するほどの不満の原因を明確に突き止めることにより、相手へ改善を申し出ることができるからです。
相手が不満に思っていることを整理する
次に、「相手があなたに対して不満に思っている(であろう)ことを整理」します。
相手に改善を依頼するとき、一方的に攻め立てては相手も納得しません。自分の改善点を洗い出して反省し、自分も改めることを主張することにより、相欠点を受け入れやすいのです。
相手が不満に思っている点を洗い出す際は、以前に相手があなたに怒っていた原因を振り返ってみてください。
苛立つポイントは一貫していることが多いため、あなたへ不満を持っているポイントを見つけやすいでしょう。
お互いの気持ちを伝える時間をとる
そして、「お互いの気持ちを伝える時間」をとります。ミスコミュニケーションやうまく意志が疎通しない原因の1つに、お互いの気持ちを十分に伝えきれていないことがあります。
自然に自分の気持ちを話せないのであれば、意図してお互いの気持ちを共有できるような時間を設定してみましょう。
口に出して言葉で表現したら、案外不満もすっと消えてしまうことが多いです。溜め込むことが、1番のストレスの原因なのです。
どうすれば良い関係を築けるか話し合う
根本的に解決したいと思うのであれば、「どうすれば良い関係を築けるか話し合う」ことがなにより大切です。
夫婦生活は2人で築き上げるものなので、協力して改善提案をし、PDCAを回してくことがベストな選択肢になります。
口に出して話し合うことにより、お互いに対する理解が深まります。心の距離も縮まって、より濃厚な信頼関係の構築にも役に立ちます。
長い夫婦生活に中でずっと不満を持ち続けることはよくありません。せっかくの機会なので、じっくりと2人のことを話し合ってみるといいでしょう。
良い関係のための仕組みを作る
話し合っていく中で問題点が明確になったら、「良い関係のための仕組みを作る」と、PDCAが回りやすくなるでしょう。
具体的には、家事で役割分担や担当する曜日を決めたり、毎日お互いのことを話し合う時間を必ず設けるなどがあります。
2人にとって無理がなく、続けられるような仕組みにすることがポイントです。急激な変化も適応するのに時間がかかり、逆にストレスになりかねません。ときに移行期間を設けることも大切です。
結婚を後悔する前に交際時から気をつける
いかがでしたでしょうか?今回の記事では、結婚を後悔する理由とその解決方法を具体的に紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
みなさんの結婚生活が、後悔のない幸せなものになるよう、心から願っていますね!