長く付き合っているけれど、どんなに仲良しでも「結婚」には踏み込めないというカップルは多いですよね。
「いつかは結婚を…」「結婚をするならばこの人と…」とは思っていても、「ではいつ結婚をするのか?」には曖昧な人が多いです。結婚は、自分だけではなく相手の人生も背負うことになります。
その責任の重さを理解していればしているほど、つい先延ばしにしてしまう人も少なくありません。しかし、そのまま曖昧にしておくと、曖昧に慣れてしまい変化を嫌うようになってしまいます。
今回は、「結婚の適切なタイミング」についてまとめました。結婚はしたいけれど、いまいちきっかけが無いと悩んでいる人は、是非参考にしてみて下さいね!
結婚はいつ?適切なタイミングとは?
彼が出世したとき
結婚を決めるタイミングとして、「彼氏が仕事で出世したとき」を選ぶ男性は多いです。結婚にはお金がかかりますよね。結納、結婚式、新居の準備など大きな金額を用意しなければなりません。
親からの援助や独身時代からの貯金でなんとか体裁を整えたとしても、毎日の生活費が待っています。奥さんになるあなたと、いずれ生まれる子供の養育費を考えると経済面を無視できません。
男性側も、「この給料では結婚できない」「家族を養う自信が無い」という理由から結婚を決めきれない人も多いです。仕事で出世したというタイミングなら、勢いがつきやすいのでおすすめです。
「この給料ならやっていけるかも」という自分の立場や経済面で自信がついている時こそ、結婚話をすると良い感触が期待できます。
彼が転勤するとき
銀行や学校の先生、全国展開をしている会社勤めの彼氏なら、「彼の転勤が決まったタイミング」がおすすめです。これなら感情を押し付けるわけでもなく、自然に話を切り出せますよね。
単身赴任で遠距離をする選択肢もありますが、お互いに結婚を視野に入れている付き合いならば結婚するのがおすすめです。慣れない場所で生活することは、エネルギーを使いますよね。
環境も仕事も慣れない場所で、早く認められなければと忙しい毎日を送るのは大変です。余裕のない彼は、1人残されたあなたのフォローが十分にできないかもしれません。
お互いに寂しさや、辛さでイライラしてケンカになるよりも、結婚をして一緒についていく方が安心でしょう。慣れない環境でも家にいるとあなたがいる。こんなに安心することはありません。
同棲を始めて一年経ったとき
最近は結婚前から同棲をするカップルも多いですよね。どうせどちらかの家に泊ることが多いですし、家賃も節約することができます。また、結婚生活の練習をしたいという人も少なくありません。
数ヶ月同棲をしているのなら、同棲一年目の記念日にでも結婚を切り出すのがベストタイミングと言えるでしょう。あまり同棲生活が長くなりすぎると、籍を入れるタイミングを逃す場合が多いです。
「もうすぐ同棲して一年になるね」という会話から、「そろそろ結婚を考えない?」と切り出してみるのがおすすめです。一緒に生活するのにも慣れてきたしという理由で話してみて下さい。
もし、これから同棲をしようとしているカップルなら、初めに期限を決めておくのも良いでしょう。「1年暮らしてみて、良ければ籍を入れよう」と言っておくことで、切り出しやすくなります。
子供を育て始めたい時期
お互いに好き同士で仲も良い。生活にも満足していて、一緒に不満なく暮らせている。あとは籍を入れているかどうかの違いだけという場合、現状に満足している分、結婚へのきっかけがありません。
特に男性は、実質結婚をしているようなものなので、書類上の手続きだしいつでも出来ると考えてしまう節があります。実際にそれも一理あるものの、女性と男性では少し現実が違います。
同棲しているカップルの場合、男性の生活は結婚をしてもあまり変わりません。仕事をして、帰ってきて、休日を過ごす日々の繰り返しです。しかし、女性には妊娠、出産、子育てがありますよね。
ご存知の通り、妊娠や出産には身体的な適齢期もあります。例えば子供が2人は欲しい場合、「35歳までには産み終わりたいから、1人目は30歳までに産みたい」など明確に目標を伝えましょう。
自分が子育てをしたい時期。兄弟の年齢差。そして計画してもすぐに子供ができないかもしれないリスクなどを現実的に話すことで、男性も真剣に考えるきっかけになります。
彼の両親が結婚しなさいといったとき
結婚で心配なことと言えば、「相手のご両親とうまくやれるかどうか」ですよね。親戚付き合いなんてしたことも無いですし、特に姑さんがどのような人か気になるところでしょう。
最近は、男女共に晩婚化が進んでいるので男性側の親も「早く結婚をして欲しい」「落ち着いて欲しい」と思っている人は多いです。息子に「早く結婚しなさい!」と急かす場合も少なくありません。
相手のご両親が結婚をしなさいと言っているのなら、これほど結婚に適したタイミングはありません。彼もその気になりますし、何より結婚の反対がないのでスムーズに進みます。
もしも彼のご両親が、結婚をしなさいと彼に話しをしたのなら、あなたも結婚に向けて切り出してみましょう。あなたのことは気に入っていると思うので、良好な関係からスタートできそうです。
結婚のタイミングをつくるには?
転勤や出世など彼の精神面に変化が生じたときを狙う
結婚のタイミングになるきっかけを作るには、「彼の精神面の変化」を見逃さないことが大切です。例えば仕事での昇進や、プロジェクトの成功など、自信をつけた時にいうのがおすすめです。
失敗ばかりしてネガティブな感情で押しつぶされそうな時に、結婚話を言われても自分には無理だと逃げ腰になりますよね。今は結婚どころではないと一蹴りされてしまうかもしれません。
昇進や成功で自信をつけた時こそがチャンスです。結婚を切り出しても、「そうだね。そろそろ考えようか」と余裕のある態度で考えてくれる可能性が高いでしょう。
また、転勤などで少し不安そうな時にも結婚を切り出すのがおすすめです。「あなたと一緒に行きたい」「私も奥さんとして支えたい」という言葉で、安心できる未来をイメージさせて下さいね。
記念日など特別な日を理由付けに使う
結婚を考えてはいるけれど、変わらない日常の中で一大決心をするのは難しいです。毎日の仕事や生活に追われてしまい、ついまた今度となってしまう場合も少なくありません。
オーソドックスなタイミングではありますが、交際記念日、誕生日、クリスマスなどのイベントを上手に使うのも1つの方法です。「もうあれから●年経ったから」と理由をつけて話しましょう。
日常生活の中だと、「今日は疲れているんだ」「また今度にしてくれよ」と先延ばしにされるかもしれませんよね。イベント時にいうことで、その会話も特別なものになり無視することはできません。
彼の両親など影響力のある人を利用する
結婚は、男性にとってプレッシャーのかかる行為です。これまでしたこともないですし、自分にどれだけの負担がかかるかも分かりません。その上、簡単に離婚は出来ないので慎重になるのです。
いつかは結婚したいと考えてはいても、なかなか自分では決めきれない優柔不断な男性も少なくありません。そういう場合は、彼のご両親など彼にとって影響力のある人と使いましょう。
彼のご両親に協力を頼むのは気が引けるという場合は、彼の先輩でも構いません。「もうお前らも長いだろ?彼女も結婚しないと困るよね?」などきっかけとなる会話を作ってもらうのです。
彼の先輩の連絡先を知らないと言う場合は、自分の親でも構いません。「付き合っている彼がいるのなら、会ってみたいというのだけれど」と口実を作り、彼が真剣に考えるきっかけを与えましょう。
いつ結婚するかはタイミングが大事
結婚を決めるのに適したタイミングについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?結婚は、自分と相手のライフスタイルを変える人生の一大イベントです。
そのプレッシャーや先の分からない未来を考えると、つい先延ばしにしたくなる彼の気持ちも仕方ありません。しかし、そのまま放置しておくと後悔することにもつながります。
結婚を望むならきっかけを作ること。その会話の中で彼の意見や考えを聞いた時に、今すぐ結婚をするのか、1年くらい猶予を持つのか話し合いましょう。まずはお互いに、きちんと話して下さいね!