見知らぬ男女が付き合い始めれば、そのうちお互いの意見の食い違いなどから喧嘩になることはりあります。できれば、喧嘩はしたくありませんが、それは仕方のないことです。
喧嘩するほど仲が良いと言うように、喧嘩自体が悪いものというわけではありません。喧嘩になるということは、お互いの意見をぶつけているということですから気を遣っていない証拠です。
実際に喧嘩をしたことで、以前よりもグッと仲が良くなったというカップルも多く存在します。
逆に喧嘩をしないということは、どちらかが言いたいことを我慢して気を遣っている可能性があります。あまりに気を遣いすぎて自分を押し殺すとストレスの原因にもなります。
全く喧嘩をしないカップルがいざ喧嘩になったときは、修復が難しいことが多いです。それは、お互いがストレスを溜め込んで爆発した状態なので、大喧嘩になってしまうのです。
ですので、お互いに適度に言いたいことは主張して、気を遣いすぎないことが重要です。
また、喧嘩することは悪くないとしても、その後にうまく仲直りできなかったら困りますよね。喧嘩後は、なんとも言えない嫌な空気感が漂います。
そこで、どのように歩み寄っていったら喧嘩後にうまく仲直りできるのかを紹介します。彼氏と喧嘩してしまって早く仲直りしたい方は参考にしてください。
【恋愛心理学】喧嘩して歩み寄る7つの方法とは?
喧嘩してもなるべく泣かない
女性はどちらかというと感情的な生き物なので、喜怒哀楽が激しく辛い時や悲しいときには自然と涙が出ます。
男性ほどプライドが高くないので、人前で涙を流すことに抵抗がない方も多いでしょう。それに比べ男性は人前で泣くことはほぼありません。
彼氏と喧嘩をしたときに、目の前で泣いてしまうと男性は面倒臭くなってイライラすることもあります。これは女性には理解しがたい部分かもしれません。
喧嘩をしているときはすでにイライラしているのに、そこで女性に泣かれてしまうと余計にイライラしてしまうのです。
話がしたいのに、泣いているときは話が中断して話し合いにならないことが多いからです。男性はとにかく早く結論を出したいと思うので、話し合いができないのが嫌なのです。
それに、喧嘩中に一方的に泣かれてしまうと、自分だけが悪者の扱いをされているようにも感じてしまいます。それは、男性にとっていい気はしません。
喧嘩両成敗というように、喧嘩したのはお互い様です。ですので、悲しい気持ちは分かりますが、少し感情を抑えてなるべく泣かないようにしたほうが、早く仲直りできます。
どうしてもダメなときは一旦時間を置く
喧嘩がヒートアップしすぎて、お互いに収まりきらなくなってきたら、一旦時間を置いてみることも必要です。
お互いに冷静さを失った状態では、ずっと平行線でなんの解決にも至りません。そのまま別れてしまう可能性も大いにあります。
ですので、どうしようもないときは一旦時間を置いて気持ちを落ち着かせるようにしましょう。その時間に相手のことを考えたり、冷静になって頭の中を整理することができます。
時間を置くことで自分にも悪いところがあったとお互いに気付くことができるかもしれません。
ただし、時間を置きすぎてしまうと逆効果になることもあります。しっかりと仲直りできるように、とりあえず自分が謝れるような精神状態にしておきましょう。
電話などで喧嘩したらとりあえず会う
カップルの喧嘩というのは、なにも会っているときだけじゃなく、電話でも起こります。ちょっとしたことで喧嘩になってしまうことは電話の方が多いのです。
そして「もういい!」と言ってどちらかが一方的に電話を切るなんていうのも定番のパターンです。電話では、相手の表情が見えない分、勘違いが起こりやすく喧嘩になりやすいのです。
大事なことは、電話で喧嘩をしたら会って仲直りすることです。なるべく電話で仲直りしようとするのはやめたほうがいいです。
電話では、本当に伝いたいことが相手にうまく伝わりきらず、余計にイライラして逆効果になることがあります。
なるべく、「会って話さない?」と相手に提案してみてください。相手の表情が見える分、会って話した方が格段に仲直りが早くなります。
ひとまず自分から謝る
彼氏との喧嘩を長引かせても良いことは1つもありません。できるだけ、喧嘩は早期解決するほうがいいです。
そうするためには、まず自分から謝ってしまうのが早いです。男性はプライドが高い生き物なので、なかなか自分から謝ろうとしない方も多いです。
そこで、女性側から先に謝ると男性も仲直りの態勢に入りやすくなります。それでも、自分が悪くないのに、自分から「ごめん、私が悪かった」とは言いたくないですよね。
そんなときは、「疑ってごめんね」「怒ってごめんね」などと言った言葉をかけるといいでしょう。これなら、自分が悪いということを認めているわけではありません。
まず、自分から謝っておくことで、男性も熱くなった気持ちが収まってくるので、そこから冷静な話し合いができます。治まる
喧嘩したらなるべく早く連絡する
彼氏と喧嘩してしまったとき、自分から連絡したら負けと思っていませんか?それは、大きな間違いです。
そもそも、恋愛というのは勝ち負けではなく、思いやりが大切です。時には、自分のプライドを折ってでも相手に歩み寄っていかなければ円満な関係は作れません。
もし、どちらもプライドが高く、自分から連絡したくないと思って頑固に意地を張っていたらどうなるでしょう。そのまま気持ちが冷めきってしまうかもしれません。
人の気持ちというのは、熱しやすく冷めやすいものです。気持ちが冷めきってしまえば、後で取り返しがつかなくなります。
あなたの方から歩み寄っていけば、彼の気持ちも穏やかになり、喧嘩が長引くことなく早期解決につながります。
自分のモノサシで相手を計らない
人にはそれぞれ育ってきた環境も違えば、価値観も違ってきます。仲の良いカップルだってちょっと前までは他人同士なのです。
ときには、考え方の違いや価値観の違いで衝突し喧嘩になることもあります。どうしても相手の考えが理解できないこともあるでしょう。
そういう時こそ、一度自分の中の怒りを静めて、相手の話に耳を傾けるように努力してみてください。人はどうしても自分の意見が正しいと思ってしまいがちです。
しかし、本当に自分が正しいかどうかなんて分かりません。意識してほしいことは自分のモノサシ(基準)で相手を計らないようにするということです。
自分が正しいと思っていることが相手からすれば、全く正しくないということもあります。常に相手の立場になって考えることができれば、大きな喧嘩にもなりません。
自分と向き合う
喧嘩をしたということは、何か必ず原因があるはずです。なぜ、彼が怒ったのか、彼が怒っている理由も分からないこともあるでしょう。
そんなときは、一度冷静になって自分と向き合うのも大事です。何がいけなかったのか、どんな態度が彼を怒らせたのか、しっかり考えてみましょう。
男性は、女性と違い嫌なところや嫌いなところをハッキリと言わない傾向にあります。どちらかというと言わなくても分かってほしいと思っている方が多いのです。
ですので、女性はなるべく分かろうとする努力も必要です。真剣に振り返っても分からなければ、そのときは正直に彼にどこが気に入らなかったのか聞けばいいのです。
最初から何でもかんでも聞いてしまうと男性はイライラしてしまうので、まずは自分と向き合ってみることが重要です。
喧嘩したら後で後悔しないように行動する
喧嘩は誰にでもあるもので、ときには喧嘩することも必要なときがあります。喧嘩をすることで相手の気持ちが分かったり、その分優しくなれることもあります。
しかし、彼氏と喧嘩をしてそれが原因で別れに至ってしまうケースは非常に多いのです。あなたが一歩判断を間違うと大きなすれ違いを起こしかねません。
人の本当の気持ちを知るということは、家族でさえも本当に難しいことです。ましてや、他人同士の異性であればお互いに歩み寄る心がないと継続は難しいでしょう。
1番良くないのは、後で自分に後悔することです。喧嘩で別れてしまったカップルの中には、実は後で後悔しているカップルも少なくありません。
あのとき、「もっとこうしておけばよかった」、「もっと素直になっておけばよかった」と後で思ってもどうしようもありません。
プライドなんて言うのは恋愛においては一文の得にもなりません。後で後悔しないためにも、今できることは全力でやっておいてください。
いまのあなたにできることはなんでしょうか。上記を参考に行動に起こしてみてください。