少女漫画や恋愛ドラマでよくある好きな人との帰り道のシーンは、多くの女性が憧れるシチュエーションの1つです。好きな男性から一緒に帰ろうと誘われたいと思う女性も多いことでしょう。
男性から一緒に帰ろうと誘われたら、誰だって自分のことを好きなのかもしれないと期待しちゃうものです。では実際、男性はどんな気持ちで女性に一緒に帰ろうと誘うのでしょうか?
男性がどんな気持ちで誘ってきたかがわかれば、心構えも振る舞い方も変わってきます。仲を深めるには男性の真意を見抜けるかどうかが鍵となってくるのです。
そこで今回は一緒に帰ろうとすることに隠された男性の真意と、脈ありサインと判断するポイントについて解説していきます。
一緒に帰るのは男性の脈ありサイン?
好意の表れ
嫌いな人や興味のない人と必要以上に一緒の時間を過ごそうと思う人はいません。気まずい思いをすることになりますし、周囲に勘違いされてまで一緒にいるメリットはないからです。
一緒の時間を積極的に共有しようとするのは、仲が良いあるいは仲良くしたいと思っているからであり、好意の表れと言えます。
一緒に帰ろうとするのも一緒の時間を共有したいという気持ちです。男性から一緒に帰ろうと誘われたら、好意的に思われていると言っていいでしょう。
一緒に帰ることで二人きりの空間を作り出すことができるため、会話が続きやすくなります。普段は話せないようなこと、聞けないようなことも聞けるかもしれません。
誰だって好意のある人のことをもっと知りたい、自分を知ってもらいたいと思いますよね?一緒に帰ろうと誘うことは、もっとお互いを知るために話をしたいと言っているのと同じなのです。
脈ありかどうかは一度では分からない
一緒に帰ろうと誘われたということは好意的に思われていることは間違いありません。しかし男性からの好意が異性としてのものであるか、脈ありかどうかというのは一度では分かりません。
嫌いな人や興味のない人に一緒に帰ろうと誘うことはほぼありませんが、友達として好きだから誘っている場合もあるのです。あるいは友達になりたいと思っているだけかもしれません。
また帰る方向が一緒だからどうせならと誘ってくる場合もあるでしょう。趣味などが同じだから話をしたいだけかもしれませんし、友達として相談したいことがあるのかもしれません。
一度一緒に帰ろうと言われたからといって必ずしも脈ありとは言い切れないのです。確実なのは好意的に思われているということであり、脈ありか否かは今後の動きからの判断になるでしょう。
脈ありサインと判断するポイントとは?
他の女性と話すときよりも優しい
一緒に帰ろうと誘われたということは好意的に思われているのは確実なので、次は脈ありかどうかを見極めましょう。彼の行動の中に脈ありサインがあるかを見極めるのです。
脈ありサインと判断するポイントのまず1つは、他の女性と話すときよりも優しいかどうかということです。
帰り道では二人きりであるため、彼の本心を見ることができます。集団の前では恥ずかしさや見栄などから本心が見えにくくなるので、帰り道での彼の様子をよく観察してみてください。
他の女性と話している時の彼の様子を思い出して、あなたと一緒に帰っている時の話している様子と比べてみましょう。女性として気遣ってくれたり、口調が優しかったりしませんか?
男性は気持ちが行動に表れやすいため、話している時にも好意がわかりやすいです。好意のある女性に対しては二人きりなら優しくすることを心がけ、嫌われないよう気を遣ってくるものなのです。
一緒に帰ろうと誘われ、他の女性と話すときよりも優しい印象を受けたら、脈ありサインと言っていいでしょう。優しくしてくれたことへの喜びと感謝を言葉にすれば、きっと男性も喜ぶはずです。
「一緒に帰ろう」と2人きりで頻繁に誘われる
一度一緒に帰ろうと誘われただけでは脈ありかどうかを見極めるのは難しいですが、頻繁に誘われる場合は別です。特別な思いを抱いている相手でなければ頻繁に誘うことはまずないからです。
2人きりで一緒に帰ろうと頻繁に誘われるかどうかも脈ありサインと判断するポイントとなるのです。
彼から誘いを受けて一緒に帰ることは普段の帰り方とは異なるため、お互いにとって特別なことになります。友人のように言葉なくして自然と当たり前のように集合して帰るのとは違うのです。
特別なことであるということは、一緒に帰るためには毎回誘う必要があるということです。男性にとって何回も誘うことは、不安な気持ちも合わさってとても勇気がいることです。
不安を乗り越え勇気を振り絞って毎回誘ってくるということは本気度が高いと言えます。あなたに特別な思いを抱いていることは間違いありません。
「一緒に帰ろう」と2人きりで頻繁に誘われるのであれば、脈ありサインと言っていいでしょう。次は自分から誘ってみれば、2人の関係に何か進展があるかもしれませんよ。
会話内容がプライベート寄り
先にも述べたように男性にとって一緒に帰ろうと誘うことは、もっとお互いを知るために話をしたいということです。帰り道、好意のある女性に対してはプライベートな話をしたがるはずです。
一緒に帰ろうと言われた時にどんな会話をしたか、どんなことを聞いてきたかも脈ありサインと判断するポイントの1つです。
2人の関係を深めるにはお互いをよく知り理解することが何より大切です。また当然好意のある女性のことなら、どんな些細なことでも知っていたいと思うのが男心です。
そのため好意があるのであれば、2人きりの帰り道では会話内容がプライベートになるはずです。よくあるのは休日の予定を聞いてくるパターンです。
休日の予定を聞くことで、男性は相手の女性の様々な情報を一度に聞き出すことができます。休日にすることである程度好みもわかれば、彼氏がいるかいないかも確認することができます。
そして何よりデートに誘いたいという気持ちの表れでもあるのです。おそらく休日の話の中から自分との共通点を見つけて、都合を伺ってデートに誘いたいと思っているのでしょう。
一緒に帰っている時の会話内容がプライベート寄りであれば、脈ありサインと言っていいでしょう。関係を深めたいのなら自分からもデートに繋がるように努めましょう。
アピールしてくる
一緒に帰ろうとしてくるのが脈ありの場合、一緒に帰る二人きりの時間は男性にとって貴重なアピールチャンスです。積極的に好意や自慢などのアピールをしてくるでしょう。
ただ友達として、あるいは話をしたいだけであるなら、自分を着飾るような発言は必要ありません。もっと自分のことを知って、良く思ってほしいという気持ちからアピール話をするのです。
男性は他者からの評価によって自信を持つ傾向があります。特に好きな女性に対しては、受け入れられたい、すごいと思われたいという気持ちが強くなります。
好意のある女性に対しては、男として見てほしい、かっこいい、魅力的な男性だと思われたいという強い気持ちを抱きます。自慢話やアピールすることであなたの自分への評価を上げたいのです。
一緒に帰っている時に、男性が自慢話やアピールするような話を頻繁にしてきたら、脈ありサインと言っていいでしょう。すごいと褒めれば男性は喜び、2人の関係も進展するかもしれません。
そのままご飯や飲みに誘われる
脈ありの場合、一緒に帰ることが増えてだいぶ打ち解けてきたら、男性は次に進もうとするはずです。次のステップとして一緒に帰っている時にそのままご飯や飲みに誘ってくる可能性が高いです。
男性が好意のある女性に対して少しでも長く一緒にいたいと思うのはごく自然なことです。おそらく一緒に帰っている時も、家に着くのが惜しく、もっと一緒にいたいと思っているでしょう。
一緒に帰ることすら勇気が必要だった最初の頃に比べ、お互いに打ち解けてくれば一緒にいたい気持ちもどんどん膨らみます。そろそろ食事に誘いたいと思う男性も多いはずです。
友達であっても流れで食事に誘われる可能性も0ではありませんが、脈ありの場合は気合の入り方が違うはずです。男性にとって好意のある女性との食事は特別であるはずだからです。
お店を予め決めておくなど食事に行く準備をしていたら、確実に脈ありサインと言っていいでしょう。関係を進展させたいのなら、食事の誘いを快く受け入れてもっと仲を深めましょう。
一緒に帰るのは脈ありサインの可能性がある
一緒に帰るという行為は好意的である人としか基本的にはしないことです。恋愛対象としてか友達としてかはさておき、相手の男性に良く思われているということには自信を持ちましょう。
脈ありサインとは現段階でどう思われているかを表しているもので、ないからといって諦める必要はありません。サインがあるかどうかを見極めた上で関わりを持つことが重要なのです。
一緒に帰ることで必然的に二人きりの空間が生まれます。誰にも何にも邪魔されない二人きりの時間というのはとても貴重なので、無駄にしてはいけません。
関係を進展させるためには、一緒に帰るという貴重な時間を有意義にする必要があるのです。そのためにはあなたの反応とアプローチも重要になってきます。
いつどんな風に反応やアプローチすればいいかを考える際に、脈ありサインがヒントになります。男性から脈ありサインがあったら見逃さずに反応して、積極的になってみましょう。