どんなに好きだった恋人でも、「もう別れたいな」と決断する時ってありますよね。全く恋愛対象に見ていなかった人からでも、告白されたら嬉しいし、振る時には心苦しいものです。
特に思い入れが無い人でもそうなのです。1度恋人になった仲だと当然、心苦しく別れの伝え方に迷います。「どう言えば伝わるのか」「揉めたくない」と別れ自体を先延ばしにする人も多いです。
相手を知っているからこそ、頭を抱える人も少なくありません。直接会うのではなく、電話で別れを言ってみませんか?今回は電話での別れ方についてご紹介します。
電話で別れ話をするおすすめの理由だけではなく、メリットと一緒にデメリットも説明しますので、是非1つの参考にして下さいね!
別れ話を電話でするメリット
これまで付き合ってきたのだから、当然別れ話は直接会ってした方が良いですよね。でも、相手が話を聞き入れなかったり、会うと気持ちがブレてしまったり上手くはいかない時もあります。
どうしても直接会うと別れ話を切り出せない。別れ話が進まない。そう悩んでいる人は、思い切って電話でするのも1つの方法です。直接会うよりも誠意が無いように思う人もいるかもしれません。
でも、実際は対面よりも緊張せずに済んだり、冷静に話せたりと結構メリットも多いです。電話での別れ方について、まずはメリットをご紹介します!
対面よりも緊張せずに済む
電話で別れ話をする際の一番のメリットと言えば、「対面よりも緊張しないで話せる」ということです。特に彼氏がカッとなるタイプだったり、怒った時の空気が怖い時には有効です。
電話だと決意を持ってかけるので、スムーズに別れ話を切り出すことができますよね。対面だとそれができない場合もあります。
言おう言おうと思っても、なんとなく切り出せなかったり、雰囲気的に切り出す空気では無かったりすることもあります。その点、電話だと切り出し方が楽なのです。
対面だと、話している途中で彼が威圧的に反論して来たり、黙って聞いていても目が怖かったりするかもしれません。電話ではそれに惑わされずに、言いたいことを言えるのでおすすめなのです。
ニュアンスが伝わる
別れ話をしていると、本当に言いたかったことを伝えられなかったことはありませんか?彼の反論や誤解をといているうちに、後から言おうとして言い忘れてしまうことも珍しくありません。
対面で手紙を読むのも変ですし、雰囲気や彼の剣幕におされて、正しくニュアンスが伝わらないこともあるでしょう。にらみながら「他には?」と言われたら、怖くて言いだすこともできません。
しかし電話ならそんな心配もありません。彼の視線や、イライラして貧乏ゆすりしたり等の行動も目に入らないので最後まで伝えることができます。
また、電話をしながら、何を言うかあらかじめメモしたことを確認できます。彼が反論してきたり、途中で話しをそらされても、言い忘れることを防ぐことも可能です。
メール等の文章で済ませるよりも誠実さが伝わる
直接会わないで別れ話をするのなら、電話の他にも手紙やメールという方法もありますよね。でも、電話の方がおすすめです。対面より緊張せず、ニュアンスは文章より伝わるからです。
文章だけだと、ニュアンスを伝えるのが難しいです。相当文章がうまくないと、なかなか納得してもらえないでしょう。あまりに丁寧に書き過ぎると、事務的な冷たい文章に見えますよね。
だからと言って少しラフに書くと、「ふざけているのか」「悪いと思っていないのか」と反感を買ってしまいます。電話であれば十分、誠意が伝わります。
言葉はきちんと伝えた上で、涙ぐんだり、言葉に詰まったり自然となります。息使いや仕草で、あなたの心苦しい決断はきちんと相手に伝わります。
「忙しいからまだ見てない」ということはない
もしも手紙やメール、LINEなど文章で別れたい旨を伝えた場合、きちんと読んでくれたのか分かりませんよね。返事がくるまで、相手が読んだのかも不明です。
彼は用事で忙しく、見ていない場合もあります。また、後から返事をしようと、時間が空くまで返信はしないかもしれません。もしかすると返信内容を考えている途中かもしれません。
自分では100%の文章を書いたつもりでも、理解してくれたのかも分かりませんよね。 反応も分からないのです。「怒ったかな」「分かったかな」と心配してしまいます。
しかし、電話での別れ話なら安心。電話で話す時点で、話せる環境なのは分かっています。相手の反応も分かります。対面よりも冷静に、ぶれることなく別れ話を最後まで話すことが期待できます。
友達に別れ話に立ち会ってもらうことも可能
実際とは違ったニュアンスで共通の友人に言いふらされてしまい厄介ですよね。また、彼氏が逆上するタイプで、別れ話を言いだすのも怖い場合、その場に誰かいて欲しいと思う人もいるでしょう。
でも実際の別れ話で、「証人として友達を同席させたいの」とは言えません。「あなたが逆上するの怖いから、誰かを立ち合わせたい」なんてもっと言いにくいでしょう。
対面だとお願いできないそんな希望も、電話ならば叶います。電話なので彼にはバレませんし安心です。彼の外面が良いという場合、あなたへの態度を知ってもらうためにも役立つでしょう。
スピーカーモードで話をすれば、友達に聞かせることができます。また、会話を聞いて、友人が筆談で「こう言って!」「あのことも言って!」とフォローしてくれるので安心です。
別れ話を電話で行うデメリット
別れ話を電話でするのはおすすめだと、メリットばかりを紹介してきましたが、デメリットも存在します。自分にとっては良い方法の電話での別れ話ですが、相手にとっては違います。
また、どうせなら文章で送りたいですが、電話だと相手の様子が分かってしまうので対面ほどではないにしても緊張してしまいます。電話はすぐに切られる可能性もあるので準備も必要と言えます。
自分や相手にとってのデメリットがあることをご紹介します。電話での別れ話はおすすめなものの、参考にデメリットも把握してどうするか判断して下さい。
リアルタイムなのでメール等よりも緊張する
対面ほどでないとは言っても、リアルタイムなやり取りで緊張することには変わりありません。目で見えない分、相手の状況を想像するので、文章を送る方が楽ではあります。
別れ話をメールなど文章で送ったら、彼が考えてまとめた文章のみを読むことができますよね。でも、電話だったらどうでしょうか?別れ話をしてからの彼の反応も含めて聞かなければなりません。
あなたが理由を言っている途中で、さえぎって反論してくるかもしれません。最後まで言えたとしても、深いため息や、いつもより低い声、無言の時間が流れるかもしれません。
息使いや、電話口から漏れる空気感に「嫌だな…」「怒っているのかな…」と緊張感が増してしまうこともあります。
結局、対面で話すことを要求される可能性
あなたにとっては良くても、彼にとったら目を見て話したいというのが本当のところですよね。電話で話したとしても会うことを要求される可能性があります。
「電話でなんて納得いかない!会って話してほしい」と話し自体取り合ってくれない可能性もあります。
話を聞いたとしても、「もう1度、けじめとして会って欲しい」と言われる場合もあります。あなたも電話で話したという罪悪感から断りづらくなるのです。
しかし、何も心構えがないまま話すのと、一度別れ話をしてから会うのでは全く違います。次に会った時には別れ話からスムーズに入り終了させることができますよ!
別れ話は電話が最適
電話でする別れ話について、メリットやデメリットを紹介しましたがいかがだったでしょうか?好き同士の場合やお互いが不満やマンネリ感を持っているならば良いのですよね。
しかし、簡単にはいかないのが恋愛です。一方は結婚を考えていたのに、もう一方は別れを考えていたりして揉めていきます。
電話での別れ話は、直接会わないので気が引けるかもしれませんが、おすすめの方法です。「直接言うのは苦手」「彼と会わずに話したい」など、事情がある場合は是非検討して見て下さいね!