別れ話は話を切り出す方もされた方も辛いものです。出来るだけ円満に別れて、つきあった日々を楽しい良い思い出にしたいですよね。
そのためには、良い別れにすることが重要となります。別れを切り出すタイミングや場所に切り出す方も気を遣う必要があります。
更に、相手の性格によって選択を間違えると別れがこじれるパターンもあります。どんな場所なら、タイミングなら上手に別れることができるのかをまとめました。
別れ話をするのに適した場所
別れ話をするのに適した場所やタイミングの条件はいくつかあります。一番大切なのは相手の立場になって考えること。
もしも、自分が別れを切り出されるとしたら、どんな場所なら冷静になれますか?
どんなタイミングなら冷静に別れを受け入れることができますか?
別れは終わりではなく、次の未来へのステップと思うことです。
良い別れの後には良い出会いが待っているのです。出来るだけ円満に別れ話を終わらせて次の未来へつなげていきましょう。
人の注目を集めない場所
誰だって、みじめな気持ちになっている自分をさらけだすのは嫌なものです。別れ話をされているだけでも落ち込んでいるのに、さらに人目につく場所なんて、みじめな気持ちに拍車がかかります。
人の注目を集めない場所で別れを告げるのもひとつのマナー。人の注目を集めずに別れを切り出せる場所をピックアップしました。
①車の中・・・車は二人きりで話し合える最適な空間。人に見られることなく、淡々と別れ話ができます。
②公園・・・公園は人が全くいないわけでもありませんが、みんな思い思いに楽しんでいる場所。公園の片隅ならば注目を集めることなく別れ話ができる場所といえます。
長居できる場所
別れ話は相手が納得してくれないと終わりません。長時間を覚悟して挑まなければいけないパターンも。長時間居ても問題ない場所を選ぶ必要があります。
車の中や公園なら長居しても不自然ではありません。他にもファーストフード店などは、明るい照明・寒い、暑いにも対処可能、長居しても不自然ではない場所のひとつ。
出来るだけ人がいない時間帯を見計らい、店内の片隅に席を取りましょう。早朝や閉店間近の時間帯など、人もまばらなので注目を集めることも少ないはず。
明るい場所
別れ話をするのには、出来るだけ明るい場所や明るい時間帯を選びましょう。別れ話は、切り出す方も切り出された方もテンションが下がる話ですよね。
テンションが低い話を薄暗い場所や夜の時間帯に話すことは、メンタル的ダメージがそれだけ大きくなります。
暗い内容の話も、明るい場所や時間帯に話すことによって、相手も自分も精神的バランスが崩れにくくなるといわれています。
出来るだけ気分が暗くならずに、良い別れにしたいと望むのであれば、昼間や明るい場所を選んで別れを切り出してみましょう。
人通りがある場所
別れにはいろいろなパターンがあります。付き合っている相手の性格や行動パターンによって、別れる場所・タイミングを考える必要性もあります。
もしも、別れたい彼が怒りっぽい人ならば、人通りや人が多い場所を選ぶのが良いといえます。別れ話に逆上し、何をされるのかわからない可能性があるためです。
人の目があれば、別れ話でもし彼の感情が高ぶってもトラブルとなる可能性は低くなります。ファミレスやカフェなど、人の目が多い場所は周囲の目が気になります。
感情の起伏が激しい相手でも、泣いたり、わめいたりという別れのトラブルに発展することはなくなるでしょう。
別れ話をする際に気を付けること
別れ話をするときには、注意しなければいけない点は、「恨みを買うような別れをしない」ことです。
別れを切り出すのは気まずくて言いづらいもの。ましてや、相手への気持ちが冷めてしまっている状態なのでつい、会うことを避けてしまいがちです。
そんな気持ちの時に使われがちな別れを告げる方法は「メールや電話で別れを告げる」というもの。もしも、自分が同じことをされたら、あなたはどう思うでしょうか。
突然、電話やメール1本で別れを告げられて納得できますか?一方的な別れは相手にモヤモヤした気持ちと不満を残してしまいます。
ストレスが残ったままの別れはお互いによくありません。それが引き金となり、恨みを買う可能性もあるので気をつけましょう。
次に気を付けるポイントは「期待をさせる言葉は残さない」ことです。「友達に戻ろう」や「嫌いになったわけじゃないけれど・・」など曖昧で不要な言葉はいりません。
曖昧な別れは不用意に相手を傷つける可能性があります。相手の未練を断ち切ってあげることが、あなたがしてあげられる最後の出来事なのです。
別れたい理由を明確に伝えて、すっぱりと別れを告げましょう。
気候の厳しい時期は屋外を避ける
別れ話は長時間に及ぶ可能性があります。もしも、寒い時期・暑い時期の場合はなるべく屋外は避けましょう。
寒さや暑さのあまり、伝えたかったことがうまく言えない場合も想定されます。別れ話は最後の話し合い。出来るだけ、環境が整った場所を選ぶことでスムーズに話を進められるはずです。
別れ際に気を使う
別れ話をして相手が納得してくれた後にはいよいよ、本当の最後の時が来ます。もう二度と、相手に会うこともないかもしれません。別れたとしても一度は本当に好きだった人。
悪い思い出ばかりではないはずです。別れを受け入れた相手の反応にもよりますが、もしも冷静でいてくれたならば、見送りをさせてほしいなど提案してみましょう。
終わりよければ全て良しという言葉がある通り、最後のあなたのイメージを良いもので終わらせるチャンスにもなります。相手への気遣いを最後まで忘れずにいましょう。
全て自分のせいにしない
別れる理由はいろいろありますが、話を切り出すほうが罪悪感から自分を責めてしまう傾向にあります。でも、自分を責める必要はありません。
別れという結果に至ったのは自分だけのせいではないと、まずは理解してください。
なぜ、別れを決意したのか、理由はなんだったのかを整理しましょう。相手のこんなところが我慢できなかった、許せなかったなど理由はきっとあるはずです。
相手へこんなところが嫌だった、悪いところだと思うなど、理由を別れの時に伝えてください。自分を責めることが少なくなるはずです。
相手も自分の悪い部分を気づくきっかけとなるはずです。
感謝の気持ちは必ず伝える
どんな別れになろうとも、最後に必ず感謝の気持ちを伝えましょう。人生は1度きりです。短い時間でも長い時間でも自分の人生に関わりのあった人はすべて縁があった人。
悪いことだけではなく良い教えも残してくれたはずです。相手の人生に関われたことや教えを残してくれたことに感謝しましょう。
たとえ別れ際が修羅場となったとしても、あなたが感謝することで月日が流れるほど、良い思い出へと変えていってくれるはずです。
別れ話は場所選びも重要
別れ話をするのに適した場所と気を付けるべきポイントを紹介しました。別れを告げるほうも辛いことはたくさんあります。
でも、どんなにいがみ合って別れたり喧嘩別れした相手でもあなたの中に良い思い出、残っていませんか?
良い思い出を時々思い出すことが出来たら、相手を許すことも出来るはずです。そして、別れを決意した自分を癒すことも忘れずにしてあげてください。
自分を大切にすることで次の新しい出会いを引き寄せます。別れは出会いの始まり。次のあなたの恋がより良い幸せなものでありますように。