結婚式場を決定するのに重要となるブライダルフェア。いくつかのブライダルフェアに参加して比較しようと考える人も多いでしょう。
でも時間がたつと結婚式場の特徴を忘れてしまいます。「どんなフェアだったかな?」なんて思い出せないのでは本末転倒ですよね。
ブライダルフェアを有意義に過ごすには、必要な持ち物を忘れず用意することが大切です。
ではブライダルフェアに必要な持ち物とは、どんなものなのでしょうか。今回は持参すべき持ち物を7つ紹介していきます。
ブライダルフェア見学に必要な7つの持ち物とは?
比較するのに欠かせないカメラ
ブライダルフェアは、新郎新婦が結婚式本番をイメージしやすいようになっています。
料理の試食ができたり、会場も本番のように装飾されています。ドレスや引出物の展示などもされているでしょう。
これらは目で見るだけでは忘れてしまいます。記憶だけでは他の結婚式場との比較が難しいでしょう。
そこで必要となるのが、カメラです。フェアの様子や結婚式場の雰囲気をカメラで撮影しておきましょう。
後から見返した時に、雰囲気やイメージを思い出せるようにたくさん撮影しておくと良いです。
今はスマホでも画質が良いので、カメラを持たずに行く人も多いかもしれません。でも実際の結婚式本番ではカメラで撮影する人の方が多いです。
そこでフェアでもスマホではなく、カメラで撮影することをおすすめします。写真にした時の写り映えなどもチェックしてみると良いでしょう。
大事なことをメモする筆記用具
ブライダルフェアに参加すると、それぞれの結婚式場の特徴を見ることができます。結婚式場によって、ポイントとしているところは様々です。
- オープンキッチンで料理に力を入れている
- 1日1組で貸し切りの結婚式ができる
- 大きな螺旋階段とガーデンがついている
このようなポイントを忘れずにメモしておきましょう。また接客や雰囲気など、感じたことも全部メモをしておくと良いでしょう。
試食をした際には、1品1品のメニューや感想までメモしておくこともおすすめします。
ブライダルフェアで感じたことは、実際の結婚式で列席者が感じることです。細かくチェックして、忘れないようにメモしておきましょう。
ブライダル情報誌の切り抜き
結婚式場を探している二人であれば、結婚情報誌を購入している人がほとんどですね。結婚情報誌の中から、どこに見学に行くかを検討したのでしょう。
とはいえ、結婚情報誌は分厚いので持ち歩くのは大変です。そこで気になる結婚式場や情報を切り抜いて結婚マイノートを作りましょう。
結婚情報誌には、各式場の詳細が書かれています。金額や場所、フェアの参加特典なんかもありますよね。
情報を明確にしてフェアに参加するだけで、見る視点が変わります。なんとなく見るのではなく、どこに注目して見るかでフェアの過ごし方が変わります。
一生に一度の大切な結婚式です。少し手間ですが、気になることは切り抜きをして結婚マイノートに貼って持ち歩きましょう。
スケジュール管理に必要な手帳
結婚を決めてから結婚式を迎えるまで、スケジュールって意外と過密なんです。特に仕事をしていると動けるのは週2日ほどですからね。
効率よく準備を進めていくには、スケジュールを管理する手帳は必需品です。
ブライダルフェアに参加する日程を管理。そしてフェアに参加して気になった式場は、再度見学の予約を入れます。
同時期に結納があったり、指輪を作りに行ったりもします。予定が重ならないように、二人のスケジュールを合わせて管理しましょう。
また手帳を結婚式のマイノートとしてメモをする人もいます。重要ポイントだけでも手帳に書き込んでおくと、良いでしょう。
見積もり把握のための電卓
ブライダルフェアは、新郎新婦に夢を見てもらう日です。現実的なことは伝えずに、結婚式のイメージのみ感じてもらおうとする場合が多いでしょう。
そのため詳細費用はブライダルフェアでは開示していないところも多いです。費用を出してしまうと夢が冷めてしまいますからね。
でも新郎新婦としては予算って重要ポイントですよね。フェアの段階で大よその予算は把握しておきたいところです。
そこで自分たちで電卓を用意して、大よその予算を計算してみましょう。
会場使用料など基本的な料金は、結婚情報誌に掲載されています。あとはフェアの担当者に料理やドリンクの料金を聞いてみましょう。
フェアで装飾されている花。それに展示されている引出物やドレスの費用も、担当者に聞けば教えてくれます。
気になるポイントの費用をその都度確認して、総合費用を電卓で計算すれば予算を把握できるでしょう。
持ち帰りするのに便利な大きめの袋
ブライダルフェアは、結婚式場によってお土産が用意されていることもあります。
式場の資料やパンフレット。それに引出物や引菓子のサンプル。招待状のサンプルやDVDのサンプルなどもあります。
結婚式場で紙袋を用意してくれている場合もあります。でも予想外にお土産が増えてしまうこともあるんです。
そこで少し大きめの紙袋やエコバックなどを持っていくと良いでしょう。気になったものは一通りもらうべきです。
荷物が多くなるからと気にせずに、各コーナーでのお土産をすべて受け取れるような袋があると安心です。
結婚式についてのリストアップ
ブライダルフェアに参加する時は、自分たちの結婚式のことを少しでも明確にしておくと良いでしょう。
頭が真っ白なノープランで参加するよりも、結婚式に色をつけた状態で参加した方がよりイメージがわきます。
質問したいことや伝えたいことをプランナーさんに相談して明確にできます。自分たちの理想の結婚式を叶えてくれる場所かを見極めることができます。
そこでブライダルフェアに行く前に、二人で話し合っておいて方が良いことを4つ紹介します。
必ず明確にするべき事項ではありません。しかしできるだけ、大体の目安を決めておくべき事項ですのでチェックしておきましょう。
式の日取り
いつ頃結婚式を挙げるのかは話しておくべきでしょう。ブライダルフェアに参加してから、5~10か月ほどが一般的な目安です。
ただ記念日にこだわっていたり、誕生日に式をするなどの希望があれば話しておきましょう。
できれば事前に両家両親にも日取りの相談をしておくと良いですね。
招待客
招待する人数によって選ぶ会場が変わってきます。例えば100人招待するのであれば、収容人数80人の会場を見学しても意味がありません。
また人数によって予算も大きく変わってきます。
会社関係、友人、親族で大よそ何名ほどになるのかを出しておきましょう。そして人数に見合う結婚式場のフェアに参加してください。
予算
結婚式はお金をかけようと思えばいくらでもかけれるものです。反対に抑えようと思えば、抑えられるものでもあります。
上限が決まっていないからこそ、二人で結婚式にかけられる予算を明確にしておきましょう。少なくとも上限は設定しておく必要があります。
招待客から算出したご祝儀の費用。それに二人の貯蓄や両親からの援助。そこから新居やハネムーンなどの費用も考慮してください。
理想の結婚式
結婚式を漠然と考えている人もいるかもしれません。もちろん漠然としていても大丈夫です。具体的なことはフェアに参加してから考えても良いでしょう。
ただ結婚式で絶対に外せないこと。結婚式で重要視していること。反対に結婚式で絶対に避けたいこと。これらは明確にしておくことをおすすめします。
大まかで抽象的な希望でも良いので、結婚式での希望や夢やイメージをリストアップしておきましょう。
ブライダルフェアは持ち物の事前準備が大切
今回紹介した7つの持ち物をそろえることで、ブライダルフェアはより有意義なものになります。
ブライダルフェアに参加できるのは、結婚を控えた新郎新婦のみ。つまり新婚となる二人の特権でもあるわけです。
無駄な時間を過ごさないように、二人の結婚式の大きな参考となるフェアにしてください。
ベストな結婚式場が見つかりますよう願っております。