同棲生活が寂しい理由と対処法とは?
同棲をすれば、楽しくて満たされた生活が送れると期待しますよね。しかし実際は、同棲をしても寂しさを感じてしまう人が多いものです。
好きな人と一緒に生活しているのに寂しいのはなぜ?
寂しさを埋めるための対処法はある?
せっかくなら毎日を笑顔で過ごしたいですよね。そして好きな人との同棲生活を充実させていきたいと考えるでしょう。
そこで今回は、同棲生活が寂しい理由と対処法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
同棲生活が寂しい理由
同棲生活に過度な期待をしすぎていた
同棲生活に過度な期待をしすぎてしまう人がいます。それが期待通りにいかないことで、心に穴が空いたような寂しさを感じてしまうのです。
- 朝晩は一緒に楽しく食事
- 休日のたびにデート
- テレビを見ながら晩酌
好きな人との生活にワクワクするでしょう。毎日ラブラブな楽しい生活を想像するはずです。
しかし実際は、共働きで忙しい日々です。ときには1人になりたいこともあるでしょう。友人と朝まで飲み歩きたいこともあるはずです。
毎日ラブラブという生活を期待していると、大きなギャップを感じます。そして寂しさを感じてしまうのです。
2人の部屋だからこそ孤独に感じる
1人暮らしの部屋に1人でいるのは寂しくありません。そこが自分だけの空間だからです。しかし同棲している2人の部屋に1人でいると、寂しさを感じてしまいます。
そこは2人がいるべき空間だからです。お互いの物が置いてある広い部屋。そこには思い出もたくさんあるでしょう。
だからこそ、同棲をしていると1人でいる時間が寂しくて仕方のないものとなるのです。
自分に対して興味がなくなってきた
同棲を始めると、一緒にいることが当たり前になります。お互いのことを深く知り得ることができるでしょう。そうなると少しずつ興味が薄れていってしまいます。
今までは自分の言動に興味を示してくれていたのに、無関心になってしまうわけです。無関心ほど寂しいものはないですよね。
会話をしても興味を持ってくれず。
帰りが遅くでも心配してくれず。
元気がないときも気が付いてくれず。
もう自分のことは好きではないのかと不安にもなるでしょう。相手の気持ちがわからずに、寂しさも増していくのです
一緒にいるのに遠くに感じる
どんなに近くにても、心が遠くに感じてしまうのでは寂しいですよね。隣にいるのに、まるで存在がないかのような雰囲気なのです。
携帯を見てばかりで、こちらを向いてくれない。心ここにあらずといった様子。これでは同棲をしている意味がありませんよね。
近くにいるからこそ、心の距離に敏感になります。少し心が離れただけでも、とても寂しい気持ちになってしまうのです。
別々の時間を過ごすことが増えた
最初は同じ時間を過ごしていた2人でも、少しずつ別々の時間を過ごすようになります。同棲生活がマンネリ化してきてしまうのです。
仕事が終わっても、友人と出掛けてしまう。
趣味に没頭して時間をつくってくれなくない。
食事の時間もバラバラになる。
顔は合わせるけれど、まともに会話をする時間も減ってきます。これでは離婚前の熟年夫婦のようですよね。結婚していないのに、マンネリしてしまうことに不安と寂しさを感じるのです。
同棲生活が寂しいときの対処法
自分の時間を大切にする
同棲生活で「寂しい」と感じてしまうのは、時間を持て余しているからです。何もあることがなく、考えることがないからこそ、寂しいという感情を持ってしまのです。
そこで寂しいと感じないように、自分の時間を大切にしましょう。好きなことを自由にできる時間だと思えば良いのです。
- 仕事する
- 勉強する
- 趣味に没頭する
- 友人と会う
むしろ寂しい時間こそ、自由で楽しい時間です。相手がいない時間を有効に使うことで、寂しさを感じないように生活してみてください。
毎日の会話を欠かさない
同棲をしていても、すれ違いの生活では心の距離が離れてしまいます。それでは同棲していても寂しいと感じてしまうばかりでしょう。
常に一緒にいるのは難しいことです。必ず行動を共にする必要はないでしょう。しかし1日10分でも良いので会話する時間は作るようにしてください。
朝食だけは必ず一緒に食べる。
寝る前に10分でも今日の出来事を話す。
夜は1杯だけ2人で晩酌をする。
このようなことを欠かさずに習慣にしましょう。2人で会話することを習慣にして、欠かさないようにすることで、心の距離を埋めることができます。
時間は作るものです。同棲をして顔を見ているからと安心するのではなく、時間を作って会話することを意識してください。
共通の趣味をもつ
同棲をしていると、それぞれ趣味に没頭してしまうようになります。趣味が異なれば、自然と過ごす時間もすれ違ってしまうでしょう。
そうなると同棲していても、常に別々の方向を見ていることになるので寂しいですよね。
そこで2人で共通の趣味を持つようにしましょう。恋人が没頭している趣味に興味を持って、寄り添ってみるのでも良いですよね。
同じ趣味を共有することで、寂しい思いやマンネリすることなく過ごせます。共通の話題や知人を増やすことで視野も広がるでしょう。
自分を磨いて向上させる
寂しいと感じてしまうのは、自分の生活が充実していないことにも原因があります。また自分に自信がないということもあるでしょう。
だからこそ相手と一緒にいることで安心したいのです。相手に心を埋めてもらいたいのです。これは行き過ぎると依存になってしまいます。
寂しいと感じないために、自分の生活を向上させて自信をつけてみましょう。
- 友人と過ごして刺激をもらう
- 家事をうまくこなせるように訓練する
- 習い事をする
- ジムに通う
このように自分を向上させようと思うと、自然と忙しくなります。寂しい時間を有効活用しながら、自分を磨けるのです。
自分に自信がつけば、寂しさは感じなくなります。相手がいなくても満たされるくらの人になりましょう。
相手に過度に期待して求めない
同棲をすると、相手に期待して求めることも多くなります。そしてそれが自分の思うようにならないと、寂しさや不満を感じてしまうのです。
しかし期待しすぎて、勝手に幻滅するのでは相手の負担になります。同棲することに疲れてきてしまうでしょう。
そこで同棲相手に過度な期待をしないようにしましょう。そのぶん自分も気を張らずにリラックスして過ごせば良いのです。
疲れてすぐに寝たい日もあります。
話を聞くのが面倒なときもあります。
ラブラブするような気分でないこともあります。
これはお互い様です。そんなときは「仕方ないか」とすぐに気持ちを切り替えましょう。そんな日もあると気楽に考えることで、寂しさも減るものです。
ペットを飼う
同棲生活で寂しさを感じるのは、1人で過ごす時間があるからです。そこで気持ちのよりどころとなるペットを飼うのもおすすめです。
犬や猫が飼えると意思疎通もできるので良いでしょう。散歩の時間があれば、寂しい気持ちも感じなくなります。
もしペット不可のアパートであれば、ハムスターや金魚でも良いです。気持ちを分散できるものが同棲部屋にあるだけでも、大きな変化となります。
またペットを通じて、恋人とのマンネリを解消することもできます。新しい家族を迎える気持ちでペットを飼ってみてください。
寂しさは自分で埋めることができる
同棲生活は楽しいことばかりではありません。期待しているような生活を送れるわけではなく、寂しい気持ちになることも多いでしょう。
しかし「寂しい」という心の隙間は、自分自身で埋められるものです。考え方を変えたり、新しい行動を起こすことで寂しさは楽しさに変化していきます。
寂しさを埋める対処をして、お互いが負担なく過ごせるような生活を送ってくださいね。