デート中、相手と楽しい時間を過ごしたいと思うのは男性も女性も同じです。一方で、相手を楽しませようと必死に会話を続けようとしても、どうしても訪れてしまうものが「沈黙」です。
しかし、そんな時、「わたしの話って、そんなにつまらないのかな?」と、極度に頭を抱える必要もありません。
その考えすぎが余計に会話をぎこちなくさせ、その結果、会話を弾ませなくしてしまうのです。
それでは一体、デートの会話を続かなくさせてしまう、沈黙してしまう根本的な理由とはなんなのでしょうか?
デートの会話が続かない理由とは?
デート中に思ったように会話が続かない、会話が弾まないのには理由があります。
もちろんあなたの話がつまらなかったり、あなたに対して好感が持てないため、相手が話を続ける気がない場合もあります。
しかし、そんなネガティブな理由ばかりではないのです。むしろ、このようなネガティブな理由で沈黙しているケースの方が少ないのです。
それではこれから、相手の沈黙の真相を詳しく3つの例を挙げて説明していきます。会話が続かない意図がわかれば、そうならないための対策が打てます。
しっかり相手の心理を察して、デート中の会話を楽しいものにしていきましょう!
会って日が浅く、共通の話題が少ないだけ
出会ってから日にちが経っていなかったり、二人きりでの初デートの時はお互いにまだ相手のことを十分に理解できていません。
そんな時は、自分と相手が共通して盛り上がることのできる話題がまだ見つけられていません。
最初は会話が探り探りで、二人の間の空気感もぎくしゃくしがちですよね。そして訪れる沈黙に耐えきれず、自分しか興味のない話を一方的にしてしまうこともしばしば…。
人間は、自分の興味のあることについては(自分は知っていることなので)楽しく話していることができるものです。
しかし、夢中で話している時にふと相手を見てみると、つまらなそうな顔をしている…。それに気づいた瞬間、「まずい」と思い、また会話が止まってしまう…。
こんな負のスパイラルも十分起こりえますね。つまり、お互いが共通している分野の話題があれば、お互いが興味を持って会話を進めることができます。
共通の話題がない事態が、沈黙を招くのですね。
相手が不機嫌な場合
会話が弾む・弾まないには精神状況が大きく関わってきます。
例えば仕事がうまくいっていなかったり、友達と何かあった時は、他のことに気を取られていて、デートの会話も気もそぞろです。
また、あなたが原因でなかったとしても、何かしら相手のご機嫌が斜めだと会話が単発の返事のみで、すぐ終わってしまいがちです。
こんな時は、無理に会話を振っても逆効果です。気を使って話しかけると、鬱陶しがられたり、空気を読めない人と思われてしまうこともあります。
『触らぬ神に祟りなし』で、広い心で相手が落ち着くのを待ちましょう。
お互い口下手なだけ
そして、お互いがもともと口数の少ない人同士だと、必然的に会話が続かない事態を招きます。こういった二人の間だと沈黙はつきもので、正直なところ避けることは難しいです。
しかし双方ともが口下手なのであれば、お互いが沈黙に慣れているため、案外相手も沈黙を気にしていないものです。
相手のことをまだよく知らないけど、会話をしようと質問攻めされているわけではない。相手が一生懸命話そうとし過ぎて、ムダにテンパって逆に沈黙ってわけでもない。
また、不機嫌そうだったり、デートに集中してなさそうってわけでもない。そんな場合は、あなたと同じで相手も口下手なタイプなため、デートが沈黙になりがち…という可能性も濃厚ですよ!
デートで沈黙を防ぐには?
ここまでは、デートで会話が続かない理由・沈黙になってしまう理由について焦点を絞ってまとめてきました。
理由もわかったところで、そんな沈黙を防ぐためのそれぞれの打開策はあるのでしょうか?
当たり障りのない話題から共通点を見出す
必要不可欠なことは、もちろん二人の共通する話題をうまく見出すことです。
具体的には、当たり障りのない日常会話を深掘りしていくことをおすすめします。違うトピックスをどんどん振っていくのではなく、会話を深掘りしていく、ということが大切です。
というのも、違うトピックスをどんどん振られていては、質問攻めされている感覚になり、相手は窮屈さを感じるからです。
また、人は誰でも自分の興味のある話題には食いつくし、自ら話を進めていくものです。
そこで、何気ない会話の中で相手が食いついたことをどんどん深掘りしていくと、自然と相手の興味のある方向に話題が向きます。その中で、あなたと共通する話題を発見していきましょう。
その際に重要なことは、あなたは徹底的に聞き役に徹するということです。できるだけ話さず、相槌を打つ程度にして、相手に気持ちよく話してもらいましょう。
うまく相手のことを理解できるような情報収集の場としましょう。
悩みを聞いてあげる
相手が不機嫌な場合は、悩みを聞いてあげることが1番です。その際、無理に聞き出すのではなく、相手が話しやすい雰囲気を作ってあげることが大切です。
相手に相談することで信頼関係も構築できるし、相手が不機嫌になるポイントも明確に理解できます。
これから先の長い将来のことを考えたら、悩みを相談しあえる関係づくりを早めにしておくことはかなりおすすめですよ。
話すのが得意ではなければ、無理に話す必要はない
最後に口下手なら、あなたの中での先入観を取っ払うことが先決です。具体的なプロセスは以下の通りです。
まずは、沈黙は辛くて耐えしのぶもの、というイメージを捨てましょう。
そして無理に話さなくてもいい、相手も自分と同じで話すことが得意でないということをもう一度頭に叩き込んでみてください。
そうすると、自然と肩の荷が降りて、無言でも大丈夫なんだ、と思えるようになりますね。無言でも焦ることなく、むしろゆっくりする余裕すら少しは生まれるのではないでしょうか?
この先入観の撤廃こそが、話すのが得意ではない二人の間で沈黙をプラスに変換するカギなのです。
沈黙の中で無理に話す必要はなく、むしろそんな二人だからこそ共有できる、リラックスできる時間にしてください。
もともと口数が少なく、言葉を選んで話す人にとって、無理に話さなくても誠意は伝わっているので安心してください!
沈黙は距離が近づくチャンス
いかがでしたでしょうか?
デートでの会話が続かない、沈黙してしまう理由はしっかりご理いただけましたでしょうか?
沈黙に対する捉え方も個々それぞれです。二人の性格や、お話好きなのか、はたまた口下手なシャイなタイプなのかにもよって、沈黙へのアプローチ法も変わってきます。
ここで紹介した沈黙への打開策も参考に、デートで楽しく会話が盛り上がることを祈っていますね!