一目ぼれという言葉があるように、初めてのデートで相手を好きになってしまうことはよくあることです。
好きだから付き合ってほしいと思うことも、とても自然なことです。つまり、「初デートの相手に一目ぼれをしたから付き合いたい」と思うことはごく普通の感情であるといえます。
ただ、それをその日に相手に伝えるかどうかについては、人によって意見は分かれるところです。
あなたが初デートで相手から好意を持たれて告白されたら、どう感じるでしょうか。たった1回しかデートしていない相手と付き合ってもいいものか、多少なりとも悩む気持ちがあるはずです。
今回は初デートで告白されたら付き合うかどうかについて説明します。
初デートで告白されたら付き合う?
初デートといっても、お互いの関係性は人によって様々です。初デートと聞くと、お互いを全く知らない状態から初めて二人で会うことを想像しますが、そうでないパターンもあります。
もともと友達同士で、何度もグループで遊んだことはあるけれど、二人で遊ぶのが初めてという場合も初デートです。
あるいは、みんなで遊んでいる最中にひょんなことから二人きりになって行動するときもあるでしょう。
その場合は、デートだと認識していない場合もありますが、初めて二人きりで遊ぶ以上それは二人にとって初デートになります。
どちらか一方が初デートだと感じたら、それは初デートと呼んで良いはずです。
どんなパターンの初デートであっても、告白して気持ちを伝えるのはとても勇気がいることです。
告白をされる側としても、好意を持たれることはうれしいことです。勇気をもって告白してくれたならその気持ちを大切に扱いたいですよね。
そんな告白に対する返答パターンをいくつか紹介します。
相手のことがよく分からないうちは付き合わない
よほど容姿が好みだったり、なにか惹かれるところがあったりするのであれば話は別です。しかし、そうでない場合はよく知らない人と付き合うことはほとんどないです。
付き合うためには、まず相手を知ることが大切です。初デートで告白された場合、たとえ1回だとしてもデートをしているわけですから、相手のことを何も知らないわけではありません。
でも、今後真剣にお付き合いをするには相手をもっと知って、自分にとって特別な人になれるのかどうか判断する必要があります。
「この人は私を大切にしてくれるのか」「この人を好きになれるのだろうか」と考えることは大切です。しかし、相手を知らない限りその答えはでてきません。
また、あなたが相手をよく知らないということは、相手もあなたのことをよく知らない可能性もあります。
あなたが相手を知ることと同じように、相手にあなたを知ってもらうこともすごく大切なのです。
付き合ってからこんなはずではなかったとトラブルを生まないためにも、お互いをよく知ってから付き合うのがベストです。
友達歴が長い、遠距離など特殊事情ならあり!
友達歴が長い場合は、相手のことをよく知っていますので、たとえ初デートでもお互いの魅力を分かりあっていることもあります。
魅力はもともと知っていたけれど、これまで二人きりになれるチャンスがなく、告白するタイミングがないだけかもしれません。
もしくは、初デートで魅力を発見して告白することもあるでしょう。そんなときは初デートでの告白で付き合うこともありです。
初めて会うわけではないのですから、あらためて時間をかけてお互いを知る必要はないのです。
また、遠距離にいてデートが出来ないパターンもあります。たとえば学生時代の友人と遠距離になり、離れた途端頻繁に連絡を取りあうこともあります。
こういったパターンでは、初デートの前から電話やメールで疑似デートをしてきたのではないでしょうか?
電話でデートという認識はお互いないかもしれませんが、電話は二人だけで会話を楽しむものです。色んな場所に行かなくても、デートと同じような時を過ごしているのです。
それまでの過程を考えると、初デートで告白されたとしても不思議ではないはずです。
また、次に会えるときがいつか分からないから初デートで告白している可能性もあります。
電話やメールじゃなくて、直接気持ちを伝えたかったと思えば初デートの告白も誠実なものに思えますね。
「初デートで告白するなんて」と相手のことを思ってしまう前に、これまでの関係性をもう一度思い出してみてください。
3回くらいデートを重ね、本気度を確かめる
とはいえ初めてのデートで告白されたところで、相手は本気なのだろうか?と不安になりますよね。
焦る必要がないのであれば、もう少しデートを重ねてみましょう。3回くらいデートを重ねれば、相手の良いところ・悪いところ・お互いの共通点が見えてくるはずです。
相手が本気で好きでいてくれるのなら、3回のデートくらい待ってくれるはずです。
初デートで告白されたときの上手な対応は?
初デートで告白されたら、嬉しい反面少し困ってしまうのが本音ですね。まだ相手のことも分からないから、すぐには付き合う気持ちにはなれない人がほとんどでしょう。
デートをしている以上、あなたも相手を知りたいと思っていたはず。今後の関係のためにも上手な対応をして相手の告白について様子を見ましょう。
少しでも気になるなら、期待を含めて断る
相手のことを少しでも気になっていて初デートの印象はよかった場合は、期待を含めて断りましょう。『今の時点』では付き合うことはできないことを伝えてみるのです。
断ってしまったら今後に繋がらないのでは?と思われがちですが、相手の気持ちが本気であれば待ってくれるはずです。
大切なのは「今の時点では」と、今後は付き合う可能性があることを伝えることです。相手を試すようですが、これが一番相手の気持ちの大きさが分かります。
交際に発展しなさそうな返事はNG
今の時点では、あなたの正直な気持ちは友達のままでいたいかもしれません。でも、恋愛は分からないものでデートを重ねていくうちに相手を好きになることだってあります。
一度きっぱりと告白を断ってしまっては、相手ももう一度告白するのは勇気がいるはず。今後のデートも誘いづらくなってしまいます。
交際に発展する可能性がゼロな場合を除き、少し含みを持たせた返事を返してあげてください。
複数のデートを重ねればOKなことを示唆
相手のことをよく知らないけれど、あなた自身も相手に興味がある場合は将来的にお付き合いすることを示唆する返事をしましょう。
「結婚を前提にお付き合いしてください」というセリフがよくありますが、今回の場合は「交際を前提にお友達に」という感じです。
相手のことを思うのであれば、〇回デートしたらOKと具体的な回数を教えてあげたら安心してくれるでしょう。
具合的な回数を示すことで、相手に対して不安を少なくすることが出来ますし、自分にとっての目安にもなります。
雇用関係において試用期間があるように、恋愛にも見習い期間があってもいいかもしれません。
相手を知ってから付き合う!
初デートで告白された場合、展開の早さに驚かされることもあります。その理由は、「相手のことをまだよく知らないのに」という気持ちからです。
だからこそ返事に迷ってしまうのであり、それは今後のお互いの関係をまじめに考えている証でもあります。
せっかく勇気を出して告白してくれたなら、最初から拒絶するのではなく是非前向きに検討してみてあげてください。そうすることであなた自身の可能性を広げることにもなりますよ。
まずは相手を知ることです。そして自分を相手に知ってもらうことも大切です。
付き合ってからお互いを知るのも良いですが、ある程度お互いを知ってから付き合うことでより長く付き合いを継続できます。