別れた元彼と顔を合わせる際は、どうしてもドギマギしてしまうものです。あなたが元彼にまだ気持ちが残っている、残っていないに関わらず、なんとなく気まずい雰囲気が漂うものです。
では、元彼との気まずい雰囲気を対処できる方法はないものでしょうか?また、もっとそれ以前に、なんらかの対策は打てないものでしょうか?
元彼との接し方に着目し、気まずさを解消する方法を、具体例をあげて紹介していきます。
現在進行形で元彼と気まずい方も、気まずくなるのを懸念してなかなか別れることができない方も参考にしてみてくださいね!
気まずい元彼との接し方
別れたら別れたことを周知する
彼氏と共通の友達がいたり、共通のコミュニティに属している場合、別れたらすぐ周りに報告することが大切です。
付き合っている間は、彼氏とニコイチとみなされたり、冷やかしの対象として扱われていることも嬉しかったはずです。
しかし別れた後、周囲にあなたと元彼が別れていることを知らせていなければどうでしょう?当然のことながら、周りは以前と同じように、二人をセットで扱うことでしょう。
その際に初めて別れたことを報告するのは、耐え難いムードが漂うことは想像に易いことです。また、周りにいた知人も、かなり気まずい気持ちになることでしょう。
一方、事前に別れたことを周知させておけば、周りも気を使って二人を接近させないように配慮してくれるはずです。また、知人に気まずい思いをさせることも防げます。
自分たちのためにも、周囲の人たちに迷惑をかけないためにも、なるべく早く別れた旨を報告しましょう。
参考までに、別れたことを報告しない方がいい例もあります。ケンカをするたびに別れては復縁し…を繰り返すカップルです。
別れた、復縁した…をイチイチ周りに報告していたら、周囲を呆れさせるだけです。いつか見放されるので、しっかり結論がつくまでは周りへの報告は控えましょう。
元彼の悪口は言わない
別れた後に、元彼の悪口を言うこともやめましょう。別れた後は、自分を肯定するために相手を否定しがちです。またショック状態なため、冷静に判断できず全てを相手のせいにしてしまいがちです。
あなたからだけ状況を聞いた知人は、どう思うでしょう?元彼をひどい人としてインプットしてしまいます。また、あなたのことも悪口を言うタイプの人と思わせてしまいます。
悪口や噂はすぐ広まるため、あなたが元彼の悪口を言っていたと元彼が耳にするはずです。
付き合っていた元カノにボロカス言われたら、楽しかった思い出も全て嫌な思い出に塗り替えられてしまいます。
また、あなた本人も、元彼の悪口を言ったことは鮮明に覚えているはずです。その後に元彼に会ったら、無意識的に後ろめたい気持ちになることでしょう。
悪口は言う側も言われた側も周囲からの印象が悪くなり、さらにはお互いも憎み合う元凶になってしまいます。
保身のためにも、これ以上元彼との関係を気まずくしないためにも、悪口は言わないように心がけてください。
堂々とする
別れた後に元彼と会うと、なぜかよそよそしくなってしまったり、おどおどしてしまいがちです。妙に他人行儀になってしまうのです。
気持ちは感染しやすいので、どちらか一方がそんな態度だと、結果的には両者がよそよそしくなってしまいます。直近まで一番近い存在だった相手が急に遠くなってしまうなんて、寂しいものですね。
よそよそしさは、相手に対する気を使いすぎや後ろめたい気持ち、自信喪失などに起因します。しかし、お互いの気持ちが離れ、二人で納得して出した結論が別れなのです。
つまり、よそよそしくする必要などないのです。堂々と胸を張って、どしっと構えていたらいいのです。付き合う以前の友好関係に戻ったと思えば、気まずくもなりませんよ。
考え方一つで気持ちも楽になります。失恋直後は、少し自分を甘やかす思考法を選んであげることも、ときに必要かもしれませんね。
別れた直後はコミュニティが一緒でも極力避ける
別れた直後は感情が揺れやすい時期です。情緒不安定になることも多く、精神的にも不安定でしょう。そんなときに元彼に会ったら、余計に症状が悪化してしまいます。
別れた後に必要なことはまず、自分の心を落ち着けることです。なにより、心の平安を保てるようにすることが大切なのです。
感情を揺らす要因である元彼との接触を、極力控えることが不可欠になります。完全に心が立ち直るまで、可能な限り同じコミュニティへの参加は避けましょう。
自然と元彼のことを意識しなくなったときが復帰のタイミングです。何もなかったかのように、ケロッとしていれば、お互い気まずくもなりませんよ。
会っても感情的にならないくらい時間を置く
先にも述べた通り、失恋直後はセンチメンタルになりやすく、感傷に浸りやすいです。何をしていても気もそぞろで、意識が恋愛、とりわけ元彼に向きっぱなしのことが多いです。
何をしたら立ち直ることができるかに対して、明確な回答などありません。自分の中で失恋を受け入れ、別れたことが腑に落ちるまでは、どうあがいても立ち直ることはできません。
しかし、別れたことを消化しきるためには結構な時間がかかります。結論、失恋から立ち直るためには「時間薬」的な要素が大きいというわけです。
感情的にならないくらい時間を置いたら、元彼と会ってもなにも感じないでしょう。割り切って考えられることができるまで時間を置けば、気まずさも感じないということです。
乗り越えられない試練はありません。じっくり心の傷が癒されるまで待ちましょう。
「友達としてよろしく」ということを伝えておく
別れた後は、お互いの関係性や関わり方について、どう対応していこうか迷うところがあるでしょう。
別れたからといって、いきなり赤の他人のように白々しくするのもおかしいし、以前みたいにべったりと言うわけにもいきません。
悩んでいるうちに顔を合わすと、お互いのよそよそしさで気まずくなり、微妙な空気が立ちこめます。
つまり、別れた後にお互いがお互いをどう扱えばいいのかを、明確にしきれていないところにあるのです。
あれこれ悩むくらいなら、あらかじめ別れた後の関係性を設定しておけば、よそよそしくなりようがないのです。
一方的に決めつけるのではなく、二人でよく話し合って納得のいく関係に設定しましょう。すると、両者で気まずさや後ろめたさがなくなります。共通認識の強みですね。
新しい彼氏を作る
自分のことだけを考えるのであれば、新しい彼氏を作ることが手っ取り早い元彼との気まずさを解消する手段です。
新しい彼氏の存在により、元彼にしか向かないベクトルを新しい彼氏へと自然と向けることができます。気持ちの切り替えがなされ、自然と元彼への気持ちに踏ん切りがついたのです。
また、センチメンタルになりがちな別れの直後の辛い時期を、始まったばかりの恋愛の幸せなドキドキ感で消し去ってくれます。
つまり、新しい彼氏の存在が、元彼を完全に「過去のこと」に追いやるのです。本来ならば引きずるはずの消化しきれない時期を、現在の新しい彼氏との時間で上書きするのです。
一方、自分と別れたことをさっさと忘れ、次の彼氏に切り替わった相手を見た元彼の気持ちはどんなものでしょうか?モヤモヤが増幅し、傷ついたり苛立ったりもするでしょう。
元彼のモヤモヤは気にせず、自分だけがすっきり気まずくない状態でいたいのであれば、新しい彼氏は失恋後の救世主と化しますね。
しかし、失恋後はみんな隙があり、優しく寄り添ってくれる相手に惚れやすくなっています。それに漬け込んで近寄ってくる悪い男性もいます。冷静に判断し、保身することも大切です。
気まずい元彼との関係も乗り越えられる
いかがでしたでしょうか?気まずい元彼との接し方や、気まずさを解消する方法はお分りいただけましたでしょうか?
みなさんが気まずい元彼との関係を乗り越え、幸せへと前向きになれるよう、心から願っていますね!