元彼が忘れられない。またよりを戻したいと考えている女性は多いことでしょう。恋愛において復縁というのは珍しいものではありません。
離れてみて初めて相手の大事さに気づくことはよくあります。しかし、復縁には一定の条件が揃っていることが前提になります。逆に言えば復縁を諦めなければいけない場合もあるのです。
簡単に復縁を望み、また付き合えると考えるのは間違いです。
元彼との連絡に関して、別れた原因について、新しい彼女はいるのか、乗り越えなくてはいけない課題は山ほどあります。
まずは今の自分の状況を見極めて、動くべきタイミングではないと分かったら少し距離を置きましょう。
ここでは、復縁を諦めるべき場合について紹介していきます。
元彼との復縁を諦めるべき場合とは?
交際期間が1か月未満
付き合ってすぐ別れるのは勇気がいるものです。相手に対して悪いという感情が働くからです。自分が恋愛に対して適当だと思われる恐れもあります。
それでもすぐに別れてしまうというのはよっぽど相手と合わなかったと見るべきでしょう。
たった1か月で別れてしまうというのは、そもそも付き合った時点で本気ではなかった可能性があります。別に嫌いではないからとりあえず付き合ってみたということかもしれません。
最初は友達からで、付き合ってから段々と本気になることもありますがそれも無かったということです。
友人期間がどれだけ長くても恋人としての期間はあくまで1か月です。思い出もあまりないでしょう。そしてあなたに対する情や未練も期待できません。復縁は難しいと考えて間違いないです。
別れた直後
別れた直後はお互いに気持ちが不安定な状態が続いています。悲しみや寂しさで落ち込んでいたり虚脱感でいっぱいだったりです。
別れ方はあまり問題ではありません。たとえ2人が納得して気持ちよく別れたとしてもやはり心の底にはモヤモヤとしたものが溜まっているはずです。元彼の方も同じような状態と言えるでしょう。
復縁をするにはお互いが前向きな気持ちでいるときでなくてはなりません。一人になった寂しさから「すぐにでも復縁を」と考える方は多いでしょうが焦りは禁物です。
多くの場合、復縁をせまる方が立場が弱いです。つまり、元彼よりあなたの方が立場が弱いことになります。ここは元彼の気持ちが落ち着くまで距離と時間を置きましょう。
距離を置くといってもただ待つだけではもったいないです。適度にLINEを入れるなど出来ることはたくさんあります。
いきなり復縁をほのめかすのではなく、まずは簡単な連絡程度から初めていきましょう。
LINEをブロック・着信拒否されている
これは完全にダメなパターンの1つです。ブロックや着信拒否は相手との繋がりを完全に断ち切ってしまうので踏みとどまる人が多いです。
それなのに、一度は付き合った相手に対してここまでの拒否反応を示すには男性にも相当の覚悟があるはずです。
もう話したくない、会いたくない、顔も見たくないという強い嫌悪感を抱えていてもおかしくありません。そんな相手に復縁を申し込んだところで果たして成功するでしょうか。
そもそもLINEも電話も繋がらないとなると連絡できないので復縁以前の問題になってしまいます。同じ学校や職場なら直接会うことも出来るかもしれません。
しかし、ここまで気まずい状態であなたにその勇気がありますか。仮に勇気を振り絞って相手に近づいたところで良い反応は帰ってこないと思ったほうが身のためです。
一方的な連絡になっている
連絡がつくだけブロックや着信拒否よりはまだましだと言えます。しかし、返信があるからといってまだ可能性があると早とちりしては大怪我をします。
いくら連絡がついても相手から返事が来ないのでは意味がありません。相手はあなたのLINEの内容を見た上であえて無視しているということです。
また、返事が素っ気ない場合も要注意です。かろうじて縁は切れてはいませんが、相手の気持ちはあなたに向いていない証拠です。
別れたあとは付き合っているときのようにはLINEのやり取りができないものです。内容が簡潔になったり、スタンプの数が減ったりとします。
相手の素っ気なさが別れた直後の自然な流れからなのか、それともあなたに本当に興味がないからなのか。どちらなのかをしっかりと見極めることが大事です。
新しい彼女ができてすぐのとき
新しい彼女ができると男性は誰しもその子にぞっこんです。時間もお金も全てをその子のために費やすことも珍しくありません。
付き合っているとすれ違いやぶつかり合いがあるものですが、長く付き合った末に生じるものです。付き合った当初は相手の全てを肯定的に受け止めます。
さらに、相手の行動の一つ一つを愛おしく思うものです。当然昔の恋人を思い出すこともないです。あなたにも経験があるのではないでしょうか。
いま元彼は新しい恋人と新しい恋愛を楽しんでいる最中です。
あなたがどんなに積極的に行動を起こしても無駄に終わる可能性が高いです。焦らずに少し時間を置いてからにしたほうが無難でしょう。
友人関係もできていないとき
別れても友人として良い関係を保っているなら復縁の可能性はまだ消滅していません。例えば、気軽に連絡が取れたり、定期的に会ってお喋りができるという関係ならです。
なぜなら恋人という関係は解消してしまったけれど友人としてしっかりとした信頼関係が出来上がっているからです。
そして、ふとしたことでまた相手に魅力を感じて恋人に戻ることも珍しくありません。
しかしあなたと元彼の関係が友人未満だと厳しいものがあります。あなたはまた初めから友人、恋人という2つのステップを踏んでいかなくてはなりません。
以前と違い元恋人という思い出がステップの邪魔をすることもあります。一度別れた2人が友人未満からもう一度関係を構築して復縁するというのは至難の業なのです。
別れた原因を解消できていないとき
あなたが元彼と別れた理由はなんでしょうか。「倦怠期になってしまいなんとなく」という曖昧な理由なら少し希望を持ってもいいでしょう。
しかし、原因がはっきりしていて解消できていない場合は諦めたほうがいいでしょう。遠距離恋愛や仕事のすれ違いでなかなか会う時間がない。
また、節約家と浪費家で、2人のあいだにお金に使い方に不満が溜まっていたという場合がはっきりとした原因と言えます。
もし元彼の方もあなたに対し未練があったとしても、別れた原因が頭をよぎります。そして、復縁してもまた同じことの繰り返しになるのではと考えるはずです。
まずは別れた原因を思い返すことです。そして原因が明確な場合は男性に向かっていく前に原因解消へ向けて自分自身でできることをしていきましょう。元彼に向かっていくのはそれからです。
元彼の気持ちを考えて諦める
いかがでしたでしょうか。復縁する上で最も大事なことは自分と相手との距離を測るということ。そして、相手の気持ちを考慮するということです。
元彼に対する自分の気持ちだけを全面に押し出して、独りよがりの行動をとっても彼の心には響きません。一般的に別れたあとでも男性はいつまでも昔の彼女のことを覚えていると言われています。
今は少し険悪なムードかもしれませんが、元彼の記憶の中からあなたが完全に消え去ったわけではありません。まだまだチャンスがあるということですよね。
何か行動を起こすときにはタイミングが一番重要です。
今回紹介したパターンに当てはまる場合はまだ行動すべきときではありません。フリーの期間を楽しむぐらいの気持ちで焦らずにときが経つのを待ちましょう。
また2人が仲の良い恋人同士に戻れるよう応援しています。