元彼に久しぶりに会うときの注意点とは?
女性にとって、元彼とは特別な存在ですよね。別れてからも忘れることができずに、気持ちを引きずっている人も多いでしょう。
友達でもないし、恋人でもない。でもお互いのことは、誰よりもよく理解している。元彼とは、複雑で奇妙な関係です。
そんな元彼と久しぶりに会うことになったとき、どう接すればよいのか悩みますよね。関係性が曖昧なので、どう対応するのが正しいのかわかりません。
そこで今回は元彼に久しぶりに会うときの注意点を紹介します。復縁したいときとそうでないときのパターンに分けていますので、ぜひ参考にしてください。
【復縁したい人向け】元彼と会うときの注意点
決して自分から復縁の話は持ち出さない
元彼に久しぶりに会うのですから、タイミングをみて復縁の話を持ち出そうと試みる女性は多いものです。気持ちも高ぶってしまうでしょう。
しかし復縁は、相手から言わせない限りうまくいきません。女性からの復縁話をすると、男性は離れていってしまいます。
復縁したい元彼と会うときは、自分の良さをアピールすることだけを考えましょう。「復縁できるか」ではなく「復縁したいと思わせられるか」がポイントです。
復縁したい気持ちは、とりあえずしまいましょう。そのうえで、元彼に復縁させたいと思わせるように努力してください。
都合いいだけの女にならない
未練がある元カノは、元彼にとって都合いい女になりやすいです。なぜなら自分のことを理解してくれているからです。面倒なことを省き、気楽に付き合える相手だからです。
もし復縁したいという想いがバレてしまった場合、キープ女になる可能性があります。他の女性とも遊んで、寂しいときや暇なときに呼び出せるような人です。
元カノであれば、体の関係も持ちやすいと考えるでしょう。弱い自分やダメな自分も受け入れてもらえると感じます。キープしておけば、都合のいいことがたくさんあります。
いくら復縁したくても、下手に出てはいけません。流されない強い気持ちをもって、元彼に会うようにしてください。
間違っても、
「今日泊まりに行っていい?」
「このあとホテルいかない?」
「少しだけお金貸してくれない?」
などという、頼みには承諾しないようにしましょう。
交際したときと変わらない自分を見せる
元彼は、交際していて別れた相手です。お互いに一度は好きになったことがあるけれど、何かしら交際を続けていけない理由が存在したから別れたのでしょう。
久しぶりに元彼に会うと、当時の感覚に戻されていきます。気持ちや言動も、付き合っていたときと同じようになるのです。
しかし引き戻されてはいけません。何も変わらないあなたでは、意味がないのです。復縁したいと思ってもらうためには、変わった自分をアピールしなくてはいけません。
過度に自分を変え、取り繕う必要はないです。しかし元彼が懐かしさと同時に、新鮮さや尊敬まで感じられるようにすることが大切です。
あまり元彼の近況を詮索しようとしない
久しぶりに会った元彼には、聞きたいことがたくさんありますよね。近況を詮索したくて、仕方がないことでしょう。
「私と別れたあと、誰かと付き合った?」
「今は好きな女性とか気になる女性はいる?」
「同じところに住んでいるの?仕事も同じ?」
本当なら、すべての質問をぶつけたいところです。しかし元カノに詮索をされるのは、気持ちのいいものではありません。
次々に質問されると「ただのうざい元カノ」になってしまいます。聞きたいことは会話の中で、知り得るようにしてください。詮索はしないよう注意しましょう。
なんでもわかったような態度はとらない
元彼と会うと、母親が息子に感じる独占欲のような感情が出てきます。「自分が一番あなたを知っている」ということを自然とアピールしてしまうのです。
「これ好きだったよね?」
「あなたって本当にそういうとこあるよね?」
「実はこうしたいんでしょ?」
などと、なんでもわかっているような態度で接します。交際歴が長かった場合は、特にそうなる傾向があるでしょう。
しかし少しでも会わない期間があると、変わることもたくさんあります。いつまでもあなたの知っている彼ではないのです。
付き合っていたときと同じだと決めつけて、母親のような言動をとるのは控えましょう。元彼は重たく感じて居心地が悪くなってしまいます。
【復縁は考えていない人向け】元彼にあうときの注意点
曖昧な関係性のままにしない
あなたが復縁をする気持ちがなくても、元彼がどう思っているかわかりません。そこで久しぶりに会うときには、2人の関係性をハッキリと伝えましょう。
友達以上恋人未満という言葉がありますが、このような言葉では曖昧な関係になってしまいます。曖昧な関係のままでは、元彼に入り込む隙を与えてしまうのです。
あくまでも私とあなたは「元恋人」であり、それ以上でも以下でもないことを告げておくのです。強く否定する必要はありませんが、意思表示をしておくことは大切です。
そのうえで、「現友達」としての関係を築いていきましょう。
恋人のときのような距離感をなくす
交際していたときには、恋人同士の距離感です。隣同士で手を繫いで、何でも知り合える仲だったことでしょう。お互いの特別な呼び名もあったかもしれません。
当然ですが、もう別れた相手なのですから距離感は変わります。同じようにするのではなく、遠くに引いて一定の距離を持つようにしましょう。
それをあえてアピールすることで、元彼にも距離を感じさせてください。たとえば、「〇〇くん」と下の名前で呼んでいたのであれば、「〇〇さん」と苗字で呼ぶと良いです
急に遠くにいるように感じ寂しくなります。しかし、それで良いのです。復縁する気持ちがないのであれば、まずは元彼との距離を遠くに離してください。
愚痴や弱音など不幸話をしない
元彼と久しぶりに会うと、つい気持ちが緩んでしまうことがあります。そうすると日頃の愚痴や弱音を吐いてしまうこともあるでしょう。
しかし久しぶりに会った元彼に、自分の不幸話はしないようにしましょう。弱い部分を見せることで、元彼に助けを求めているようになってしまいます。
元彼は、「俺が必要?」「俺と別れたから不幸になった?」と勘違いしてしまいます。男性は都合よく話を解釈する傾向があるので、不幸話は避けましょう。
復縁する気持ちがないのであれば、今は幸せで充実な毎日であることをアピールしてください。元彼は自分の存在がなくても、元カノは生きていけるのだと再認識してくれます。
付き合っていたときの愚痴や別れの原因を責めない
好きでいた2人が別れてしまったのですから、何か耐えられないような理由があったのでしょう。もしかしたら、元彼に浮気されたなんてこともあるかもしれません。
復縁する気がないからといって、過去の話を持ち出して責めることはやめましょう。これでは一緒にいても辛いだけです。
「あなたは浮気する男だから最低」
「お金もないしいつも不満だったよ」
文句を考えれば、たくさん出てくるでしょう。しかしわざわざ考えて責める理由はありません。せっかく会ったのであれば、楽しくて笑えることを探してみてください。
期待を持たせるようなことを言わない
もしかすると元彼は、あなたとの復縁を願っているかもしれません。しかし復縁する気がないのであれば、期待を持たせてはいけません。
元彼が「もしかして復縁できるかも?」と思えるような言動は一切控えましょう。冷たくする必要はありませんが、過剰に優しくする必要もありません。男友達のような感覚で話します。
また自分は別の新しい恋愛を始めていると、アピールしても良いでしょう。もう自分が頑張っても、関係が戻ることはないと理解してもらってください。
元彼と会うときは注意が必要
元彼と復縁する人は多いですが、復縁するもしないも自分の意思です。流されることなく、自分の意思を貫けるように気持ちの整理をしてください。
そのうえで、元彼と会うときに知っておくべき注意点を学んでおきましょう。元カレという深い関係だったからこそ、まわりが見えなくなることもあります。
元彼と良い関係を築いていくためにも、ぜひ参考にしてくださいえ。