一般的にラインで別れ話をするのは不誠実だと思われています。相手に対しても失礼にあたる行為です。ですが、会って別れ話をするより相手の顔を見ないでいい分別れやすいのは事実です。
話を切り出しやすいのは、実際会って話すよりもラインの方が格段に切り出しやすいです。
今回は、ラインでの別れ話をするときの注意点と進め方を紹介します。
ラインで別れ話をするときの注意点
ラインで別れ話をするときには、いくつかの注意点があります。その注意点を把握しておかないと、あとあと面倒なことに巻き込まれてしまうかもしれません。
きれいにお互い後腐れなく別れるためにも、その注意点を紹介します。
お互い好き同士で付き合ってきたのですから、嫌な別れ方はしたくないですよね。不誠実な別れ方は悲しみしか残りません。
できれば、別れ話は直接会ってするべきですが、ラインの方が別れやすいのは事実です。
デメリットを理解する
ラインで別れ話をする際は、電話や対面の時と比べてデメリットが存在します。1つ目のデメリットは、ラインは記録に残るということです。
別れ話はできるだけ記録に残したくないものですよね。記録に残ってしまうと、もしかしたら他人の目に触れてしまうかもしれません。
もしくは、昔のラインを遡って見ていた時に、過去を振り返って思い出してしまう可能性があります。
2つめのデメリットは、対面の別れ話に比べて不誠実な印象を与えてしまうことです。簡単に別れられるのであればよいのですが、相手に未練がある場合はラインだとしてもそう簡単にはいきません。
相手が別れたくない場合は、会って話したいと言ってくるはずです。こちらが不誠実な対応をしてしまうと、相手がストーカー化してしまう恐れがあります。
絵文字や顔文字、スタンプは絶対に使わない
ラインで別れ話をするときの注意点は、絵文字や顔文字を絶対に使わないことです。スタンプも絶対に使用してはいけません。
絵文字や顔文字、スタンプを使用してしまうと、その別れ話が冗談かと受け止められ本気にされない可能性があります。また、真面目な話に絵文字などを使用すると不誠実な印象を与えてしまいます。
真面目な話だからこそ、絵文字や顔文字、スタンプを使用してはいけません。使用するかしないかによって相手への印象が大きく変わるでしょう。
文字だけのやり取りは素っ気ない文章になりますが、それでいいのです。本気で別れたい意思が相手に伝わるでしょう。
直接会って話したいと言われる可能性を覚悟する
ラインでの別れ話は、相手が別れたくない場合は確実に直接会って話したいと言われるはずです。ラインで別れ話をするときには、直接会いたいと言われるのを覚悟しておきましょう。
それでは、会いたいと言われた場合どのように対処したらいいのでしょうか。
基本的に直接会うべきです。その方が相手も納得して別れられます。ですが、相手によっては会わない方がいい場合もあります。
会うのを断るなら、「ラインの方が冷静に話せる」などと理由をつけて、ラインでの別れ話をすすめましょう。
ラインで決着がつかないようでしたら、第三者に間に入ってもらい直接会った方がいいかもしれません。
ラインで別れ話の進め方
ラインで別れ話を進めるのは一体どうしたらいいのでしょうか?
いくつかのポイントがあります。冷静に話せる分、不誠実な印象を与えてしまいがちなラインでの別れ話は、間違えてしまうとこじれてしまう可能性があります。
相手に納得してもらって別れるために冷静に話し合う必要があります。相手が納得しないまま、一方的に話を進めてしまうと厄介なことになるかもしれません。
別れたい雰囲気を作る
別れを心に決めてから、1ヶ月ほどデートをしないようにしましょう。今まで頻繁に連絡を取っていたのなら、連絡を減らす期間を設けることが必要です。
別れたい雰囲気を作っておくようにしましょう。突然別れ話をすると、相手もびっくりしてしまいます。そう簡単に別れ話に応じることはないでしょう。
何となく別れたい雰囲気を醸し出し、相手に心の準備をさせてあげて下さい。今まで仲良くしていたのに、突然の手のひら返しはNGです。
不誠実なラインでの別れ話ですから、攻めて相手に心の準備をさせてあげる優しさは持ちましょう。
伝えたいことをメモして用意する
ラインでうまく伝える自信がない時は、伝えたいことをメモしておきましょう。一方的な別れ話にならないように、なぜ別れたいと思ったのか、その理由を明確にしておきましょう。
相手も納得できません。顔が見えない分、ラインは気持ちが伝わりにくい部分があります。別れたい理由と同時に相手に対しての感謝の気持ちも伝えるようにしましょう。
別れたいばかりでは、今まで2人で一緒に過ごしてきた時間が無駄だったのかと相手も寂しく思ってしまいます。好きになって付き合った相手なのですから、感謝の気持ちを伝えることが大事です。
自分と付き合ってくれたこと、楽しい時間を過ごしてくれたことを感謝するのです。相手の気持ちも少しは和らぐでしょう。
自分の部屋など落ち着ける場所でラインする
ラインで別れ話をするときは、自分の部屋等の落ち着ける場所でラインをするようにしましょう。落ち着いた場所で話さないと冷静な話し合いはできません。
たいていの場合は、「別れましょう」「はい、わかりました」で話が終わりません。話し合いは長期にわたる可能性もあります。
自分の伝えたい言葉を整理して、落ち着いてラインをする必要があります。もし、家族と同居しているのであれば家族がいない時間帯を狙ってラインをしましょう。
相手からはすぐに返信が来ないかもしれませんが、別れたい意思を伝えておけば、相手も落ち着いた場所で返信をくれるはずです。
分かりやすい前置きからはじめる
ラインを送る際の最初の文面は「大事な話がある」という分かりやすいフレーズから始めるようにしましょう。前置きがなく、突然別れ話を始めると彼もびっくりしてしまいます。
また、1ヶ月ほどデートと連絡を控えて相手に心の準備期間を与えていれば、覚悟もできているはずです。大事な話があると切り出したら、別れ話と察してくれるでしょう。
「やっぱりか」と思い、驚きは少ないかもしれません。その1ヶ月の間に彼もいろいろと考え、別れ話をされた時の結論が出ているかもしれません。
「別れたい」ことを二、三言目に切り出す
別れ話をする際は、二、三言目には「別れたい」ことを切り出すようにしましょう。別れ話を切り出すタイミングは難しいものです。なかなか切り出せず言えなかったということにもなりかねません。
相手の別れ話をされるんじゃないかと察して、まったく違う話をふってくる可能性もあります。早めに話を切り出しておかないと、いつまでも言えないままです。
話を途中で中断させてでも、切りだすようにしないと話が始まりません。また、そうすることによってこっちの本気度も相手に伝わりやすいでしょう。
相手のペースになる前に、こちらから勇気を出して切りだしてみましょう。
謝罪と感謝の気持ちを一貫して伝える
「別れましょう」と切り出して、「はい、わかりました」となるケースはほとんどありません。たいていの場合は、男性は「別れたくない」と思うでしょう。
対面で別れ話をした場合、相手の顔が見える分、心も揺れやすいものです。ですが、ラインでも相手の反応によっては心が揺れ動く場合があります。
ですが、自分がどうしても別れたいのでしたら相手のラインの返信に動じず別れたい意思を貫きとおしましょう。それと同時に謝罪と感謝の気持ちを伝えることが必要です。
ラインは相手の顔が見えない分、対面より強引に話を進めやすいです、ですが、相手が納得していないのに、一方的な別れは禁物です。
自分の非も少なからずあるはずです。楽しかった時期も確かにあるはずです。謝罪と感謝の気持ちを伝えることで、相手の気持ちもやわらぐかもしれません。
必ず両者が納得した上で別れるようにしましょう。
ラインでの別れ話は冷静に淡々と進める
ラインで別れ話をするときの注意点と進め方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
不誠実だと思われがちなラインでの別れ話ですが、冷静に言葉を選びながら話し合いができるメリットもあります。お互いが納得して別れられるように、ラインでの別れ話は注意して下さいね。