あなたと彼の間にはどんなルールがありますか?浮気のボーダーラインや連絡頻度、言ってはいけない言葉とか、きっといろいろあるでしょう。
何かあってもすぐに会えない遠距離恋愛は近距離恋愛よりもすれ違いが多い恋愛。なので、防止するためにも多少なりともルールが必要でしょう。
恋愛は基本的にお互いの信頼で成り立つものですが、やっぱり離れている分、より浮気の不安や心配はつきものになります。
遠距離恋愛を維持していくには2人である程度のルールを決めることがなにより重要なのです。今回はそんな遠距離恋愛で決めたいルールに着目します。
今遠距離中の人も、今後遠距離恋愛しちゃうかもしれない人も是非参考にしてみてください。
遠距離恋愛のルールを決める前に知ってほしいこと
大事なことは、まず何のためにルールを決めるのかというベースを常に意識しましょう。例えばルールを守れないときに、どう考えるか。
1日1回LINEを送らなかった際にそれが原因で怒るようであればルールは負担に代わり、負担は別れに発展します。
2人のために決めたルールが負担になり、恋愛から逃げ出したくなるようなものになっては本末転倒ですよね。特に男性はルールを嫌う人が多いので気を付けましょう。
ルールを負担と感じだすと、自主的から義務になって気が付いたら好きかどうかわからないなんてことにもなりかねませんから。また、どんなに不安でも押しつけのルールはいけません。
ルールを決める前に絶対彼にちゃんと聞く。これを疎かにしてしまうことも、2人のためのルール決めが別れへの第一歩になる可能性を秘めていますから気をつけてください。
ルールの目的は「二人の良好な関係を維持するため」であることを忘れない
一番忘れてはいけないものは、ルールの目的。ルールを破ったことを責めれば攻めるほど、どんどん窮屈な恋愛になります。そんな恋愛はだれも幸せになれませんよね。
個人的な不安や寂しさを紛らわすためだけルールは限界が来ます。ネガティブな考えや気持ちを持ちたくないのは勿論よくわかりますが、ただの自己満足、お互いのためとは到底言えません。
理想は守れなくてもあまり罪悪感にかられないルール。そんなルール作りを意識することが大切であり、自己満足なものにならない抑止力にもなりますよ。
ルールというのは変わるもの
きっちりと細かく決めたルールは誰しもそこに不自由を感じます。ぎちぎちに縛られた恋愛にあなたは魅力を感じるでしょうか。
縛られた分だけ自分が信用されていないようにも感じませんか。信用は人の心に温かい気持ちを育て、信用のない恋愛はいつの間にかあなたの心に寂しさと嫉妬と疑心ばかりが育っていきます。
「ルールはできるだけルーズに」をモットーにしましょう。できれば願望レベルのルールをおすすめしますね。
できたらする程度のルールの方が息苦しくありませんし、お互いの時間も大切にできます。慣れてきたころに少しずつルールを緩めてみるというやり方もよいです。
ルールはふたりで作るもの
何度も言いますが、片方が決めるルールはルールではなくてただの押し付けであり、わがままです。「あれはしてはいけない」、「これはだめだ」なんて、勝手に決められたほうは良い迷惑です。
ルールはあなたの精神安定剤のためではなく、あくまで2人のラブラブな良好な関係の維持のためのものなので、絶対に一人で決めないこと。別れたくないのなら、これだけは最低限守りましょう。
遠距離恋愛で決めたいルール
決めたいルール、色々あるでしょう。しかし、お互いの生活に支障が出るほどのルールはできるだけ控えること。
「絶対に~すること」や「1日○回は連絡すること」などという束縛ルールはやめておいたほうが無難ですね。ルールというよりは義務に近いです。
お互いがそれぞれの生活を送る中で2人が寄り添えることは何か、それを無理しないこと前提で作ることを意識しましょう。
連絡の頻度・時間帯
頻繁には会えない分、連絡を取り合うことが多い遠距離恋愛。彼と繋がる一番の幸せな時間ですが、欲しがりは禁物です。
あなたと彼にはお互いにライフスタイルが違います。なので、例えば電話ならかける時間や、長話しすぎないこと、また頻度に気を付けましょう。
あなたは眠くなくても彼は疲れて眠いかもしれませんし、まだ仕事や勉強が残っている状態かもしれません。
連絡頻度や時間を決めることはわかりやすくて良いですが、彼の状況を思いやることを忘れないようにしましょう。過干渉は禁物です。
ルールを破った場合にどうやって弁明する機会を作るか
飲み会に黙っていかれたら、あまり気持ちのいいことではありませんよね。遠距離恋愛である以上、あなたも彼も連絡報告は特に疎かにしてはいけません。
しかし、ルールを破りたくないけれど破ってしまったなんて事態は、お互いのライフスタイルが違う以上当然起こることですよね。
あなたは約束を破った彼をすぐに怒りますか。それとも話を聞いてあげますか。ルールを設けるときに、一番大事な対応とはルールを破ったときといっても過言ではありません。
必ず彼に弁明の機会を作るか、笑って許しましょう。このときの対応が、ルールが義務、負担にならないようにするポイントですよ。
もしも何も聞かずに怒ったら、その分だけ彼にとってルールがただの重荷になってきます。あなたには内緒か嘘をついて、飲み会やらどこかに行ってしまうかもしれません。
信用していることがこのルールの大前提ですから。「連絡がない=誰かといるのか=浮気している」、なんて公式を勝手に立てないこと。
心配で仕方ないなら飲み会の写真を撮ってもらったり、テレビ電話で状況を確認したりすることも1つの手ですよ。そのときは、なるべく疑っている気持ちは出来るだけ隠すこと。
あくまでも寂しい、もしくは甘えている感じに可愛くおねだりする、こんな風にされたら彼も無視もしづらいです。気持ちをコントロールしてサクッと情報を得ましょう。
話題の維持の仕方
よく連絡を取り合っていると、話題に困ることもありますよね。話題がないままの連絡を不毛な時間だと感じる前に、話題は極力メリハリをつけることを意識しましょう。
遠距離恋愛で彼に会えないのは寂しいでしょうが、裏を返せばとその分ひとりの時間がたくさんあるということ。つまり、なんでもできるんです。
ネガティブな思考はどんどん不安を煽りますので、できるだけ発想の切り替えを行うことが大事ですね。例えば少し刺激的な下着を購入して彼に連絡してみるなんてどうでしょうか。
話題に変化をつけることは連絡のスパイスにもなりますし、彼の中のあなたの存在をより意識させることにも繋がりますよ。
次に会う時期
好きな人に会うためなら何でも頑張れますよね。女性も男性も一緒です。細かい日程は仕事の都合などで難しいかもしれませんが、例えば「3月の中旬」や、「6月中に」だったり。
次に会う時期を計画しておくことはモチベーションも上がりますよね。なにより2人が同じ方向(デートの日)に向くことで励ましあったりもできるので、より親密な関係になれるでしょう。
自然消滅しないコツでもありますよ。
遠距離恋愛は負担にならないルール作りを心がける
いかがでしたでしょうか。思いやりと気配りはお互いの関係を維持するために大切なことです。遠距離恋愛は何をするにしてもまずはお互いが信じること。
ルールを設けることは悪いことではありませんし、お互いの意識の再確認としては有効な方法の1つです。しかし何事も適度が一番。
お互いのために張り切りすぎず、自然体で努力する、そんな関係が長続きの一番の秘訣ですよ。