恋愛の引き際の見分け方とは?
恋愛には引き際というものがあり、大抵引き際が訪れた時に引かないと、状況がさらに悪化してしまうものです。引き際が訪れているのに恋愛を続けても、良いことはほとんどないのです。
好きな気持ちが強ければ強いほど、好きでいることを諦めるのは辛いことです。付き合うと色んな感情が芽生えてきて、別れるべき時であっても別れを選択するのが難しいことも多いです。
なかには恋愛の引き際に気付かず、気付かなかったために自分も相手も余計嫌な思いをするという結果を招いてしまう人もいます。まずは恋愛の引き際を知っておくことが大切なのです。
そこで今回は恋愛の引き際の見分け方について解説していきます。
付き合う前
LINEの既読スルー、返信が遅い
付き合う前の段階でLINEの既読スルーや返信が遅い場合は、おそらく脈なしです。引き際と考えていいでしょう。
なぜなら連絡不精の男性でも、好きな女性とは少しでも多く少しでも長く話したいと思いから、連絡がマメになるからです。また嫌われないためにも連絡を大切にしようと意識するからです。
多くの女性は既読スルーや返信が遅いと良い気はしません。男性はそれをわかっているので、好きな女性には絶対しないように心がけます。
そもそも心がけなくとも好きな女性とはもっと話したいと思うものなので、自然と連絡がまめになるはずです。付き合いたいと思っていれば、既読スルーや返信が遅いことはほとんどないのです。
付き合う前の段階でLINEの既読スルーがあったり、返信が遅かったりすれば、脈なしと考えるべきでしょう。それ以上連絡し続けても、印象が悪くなるだけなので引き際ととるべきです。
誘いを理由なく断られた
誘いを理由なく断られたら嫌な気持ちになりますよね。相手の印象も悪くなってしまうでしょう。そのため好きな人の誘いであれば、理由なく断ることはまずありません。
また恋愛対象として見ていなくとも基本的に男性は女性に優しいため、理由なく誘いを断ることはあまりありません。仲の良い女性ならなおさら、何かしらの理由をつけて断るはずです。
にもかかわらず誘いを理由なく断られたら一切興味を持たれていないということです。日程や場所など別の案をされることもなく、理由なしに断られたのなら確実に好意は持たれていません。
理由なく断られたのであれば、今後誘い続けても受けてくれることはおそらくありません。むしろもっと印象が悪くなるだけなので、引き際だと判断しましょう。
話していても上の空
男性は話を聞くことが苦手です。興味のない話には興味なさそうな態度が出てしまいがちです。しかし好きな女性に対しては態度が全く違います。
好きな女性のことを知るためにも、好印象を与えるためにも一生懸命、話を聞こうとします。さらに自分のことを好きになってもらうために、自分の話も積極的にしてくるでしょう。
また男性はとても分かりやすい生き物なので、好きな女性と話している時は感情が豊かで、あからさまに楽しそうにします。
そのため男性が話していても上の空で、感情に変化が見られないのであれば、興味を持たれていないということです。
あなたを知りたいという気持ちも、自分を知ってもらいたいという気持ちもないのでしょう。毎回話していても上の空なのであれば、仲を深める気がないということです。引き際だと考えましょう。
付き合った後
彼がいない日常に慣れた
好きな人の存在というのは生活していく上で大きな原動力となります。付き合った後はなおさら相手の存在は、自分の生活とは切っても切り離せないものであるはずです。
お互いに相手の存在や想う気持ちが原動力となり、何事にも一生懸命になれることが理想の恋愛関係です。お互いに支え合い、何事にも一生懸命になれる恋愛関係は長続きするのです。
そのため好きな気持ちが薄れると、彼がいない日常に慣れ、彼がいない生活に違和感を覚えなくなります。
好きかどうかわからなくなった時、多くのカップルは距離を少し置いてみるという選択をします。お互いにお互いの存在の大きさを知るためにも、距離を置くのは必要なことなのです。
距離を少し置いてみて彼がいない生活に違和感を覚えなくなれば、おそらく好きという感情はなくなってきています。
彼がいない日常に慣れた時というのは別れの選択が近づいてきているということです。恋愛感情のない相手と付き合い続けても意味がないので、彼のいない日常に慣れた時は引き際だと思いましょう。
付き合っているのに辛いと思い始めた
付き合っているのに辛いと思い始めたのであれば、恋愛の引き際です。無理をして辛い思いを我慢している恋愛は自分の幸せに繋がりません。できるだけ早急に引くべきです。
たとえば彼の浮気を我慢したりして、彼の言動を無理して我慢していませんか?自分だけが無理して我慢している恋愛は続ける意味はありません。
無理して我慢し続けたところで現状は何も変わりません。この先ずっと我慢し続けて辛い思いをし続けても絶対に幸せになれません。
我慢しているあなたと一緒にいても相手も幸せになれません。どんどん2人の間に亀裂が入り、いつか別れが来ます。別れを先延ばしにすれば辛さも増していってしまいます。
付き合っているのに辛いと思い始めたのであれば、自分の心を守り、幸せな人生を送るためにも別れを選択しましょう。無理して付き合っている自分に気付いた時というのも恋愛の引き際なのです。
嫌なところが目立つようになってきた
人は誰にでも長所と短所があります。誰かを好きになるということは、良いところだけでなく嫌なところも受け入れることができるということです。
自分と同じ人間は絶対にいないため、深い関係になればなるほど考え方の相違は出てくるものです。特に恋愛においてはお互いに我慢することも必要なのです。
「あばたもえくぼ」ということわざがあるように、好きな気持ちがあれば嫌なところすら、良く見えてしまうものです。嫌なところより良いところが多いから好きでいられるのです。
嫌なところが目立つようになり、今まで我慢できたことができなくなってきたら、冷めている証拠です。好きな気持ちが薄れてしまっているから、嫌なところを受け入れられなくなっているのです。
無理して我慢しても心から恋愛を楽しむことができません。無理して我慢しているといつか爆発して、相手を傷つける結果になってしまいます。
好きな気持ちが冷めてしまうことは仕方のないことです。冷めてしまえば相手を思いやる気持ちが減り、嫌なところが我慢できなくなってしまうものなのです。
冷めてしまっているのに付き合い続けても、お互いに嫌な思いをするだけなので、引き際と判断すべきでしょう。
将来像が違う
人生というのは恋愛だけが全てではなく、恋愛だけをしていれば幸せになれるというわけではありません。人はそれぞれ将来像を持っており、望む未来があるからこそ、頑張ることができるのです。
多くの人は恋愛についても将来像を多少なりとも持っています。たとえば結婚をすることや、出産をすること、家族を作ることも恋愛の将来像の1つです。
将来像というのは希望であり大きな原動力になるものであるため、叶わないとなると相当精神的な負担がかかります。そうなると本当に幸せとは言えないのです。
当然どうしても無理なこともあり妥協も必要です。しかし結婚や出産などの恋愛の将来像においては、相手が同じ将来像を持っていれば叶うことです。
もし結婚願望があるのに、付き合っている彼に結婚の意思がなかったとしたらどうしますか?好きだけれど過程を築くイメージがわからなかったらどうしますか?
自分の将来像を曲げても一緒にいたいなら問題ありません。しかし将来像は簡単に捨てられるものではなく、捨ててしまえば大抵の人はとても後悔します。
付き合っている彼と将来像が違うというのも、恋愛の引き際の1つです。男性は今付き合っている彼だけではなく、あなたの将来像を叶えてくれる男性は必ずいます。
将来像が違った時、将来像を捨てきれないのであれば早めに今の恋愛に終止符を打つべきでしょう。捨てきれないのに付き合い続けても、自分も相手も傷つくだけなのです。
恋愛は引き際を見極めることが大切
恋愛というのは正しい引き際をちゃんと見分けることが大切です。好きでい続けること、あるいは付き合い続けることが必ずしも正しいわけではないのです。
引き際が訪れているのに好きでい続ければ、必ず辛い思いをします。相手にも迷惑をかけ、印象もどんどん悪くなってしまいます。
また付き合っていても当然引き際は訪れます。好き同士で付き合ったからといってこの先ずっとその状態が続くとは限りません。無理して付き合い続けてもお互いに苦しい時間が増えるだけです。
恋愛の引き際を正しく見分けなければ幸せは遠のいていきます。今回を参考に自分のためにも相手のためにも恋愛の引き際をしっかりと見分けましょう。