恋愛において勝ち負けを感じて一喜一憂する人が意外に多いものです。
恋愛は勝負事ではありませんので、買った負けたなどと感じる必要は、本来であれば一切ありません。
ですが、相手に主導権を握られたり、振り舞われたりすると負けたと感じてしまうこともあるでしょう。
逆に、恋の駆け引きなどで相手を翻弄することに成功したときは勝ったと感じるはずです。
勝負事ではないとは思いつつも、どうしても恋愛で勝ち負けを気にしてしまうところは誰にでもある程度あるものです。
今回はそんな恋愛の勝ち負け問題と、気にしない方が良いとされる理由について詳しく紹介していきます。
恋愛の勝ち負け問題とは?気にしない方がよい理由も紹介
好きになった・好きになられた
好きになったか、好きになられたかで勝ち負けを感じる人は、意外にもたくさんいるものです。
どちらが好きになっても勝ち負けには一切関係ないようにも思えるでしょう。
ですが、人はなぜか自分ばかりが相手を好きになってしまっている場合などは、特に負けたと感じることが多いです。
恋愛で相手のことを好きになるということは、相手に自分の弱味を見せているようなものでしょう。
相手に対して素直になることは、ある意味自分をさらけ出して無防備になるようなものです。
だからこそ、恋愛で人を好きになってしまうと、なんだか負けたような気になってしまうのです。
逆に、相手に一方的にひたすら好かれている場合などは、なんだか勝ち誇ったような気分になることでしょう。
相手は自分を好きになってくれたことで、好きな気持ちを抱え、精神的にゆとりがないはずです。
自分の行動で一喜一憂する相手を見て、どこか優越感を覚えることも少なくないでしょう。
好きになったか好きになられたかで、人は恋愛の勝ち負けを感じてしまいがちなところはあります。
振った・振られた
恋愛は人から精神的余裕を奪うものだと言われています。
そのため、精神的余裕を持って恋愛ができるときほど恋愛で勝っていると無意識に考える人は多いです。
そして特に恋愛において相手から振られることは精神を大きく乱すものになります。
振られたら当然落ち込みますし、精神的な余裕が一切なくなってしまう人が多いです。
そのため、振られるとなんだか恋愛で負けたように感じる人はたくさんいるはずです。
そして逆に、相手を振った人は、振ったことで相手に勝ったように思えることでしょう。
もちろん振った・振られたは勝ち負けに関係ないという人もたくさんいることは事実ですし、実際関係ないものです。
ですが、無意識のうちの心理として振られると負けを感じ、振ると勝ちを感じる人も多くいるものなのです。
釣り合っている・釣り合っていない
あなたは自分の彼と釣り合っている、釣り合っていないという点を考えてみたことはあるでしょうか。
気にしない人もたくさんいますが、自分の彼と釣り合っているのかどうかを気にし出すと止まらない人も意外に多くいるものです。
自分を過小評価してしまう人は多いので、ふとした瞬間に自分が彼女としての資格がないように感じてしまうことはあるものです。
特に周りの目をいつも気にしてしまいがちな人は大変ですよね。
彼の方ばかりが魅力的に思えてしまうと、常に釣り合っていないことにコンプレックスを感じてしまうでしょう。
そして釣り合っていて素敵なカップルを見かけると、自分たちは負けたように思えてきてしまうのです。
勝ち組・負け組
恋愛の場でも勝ち組・負け組という言葉はよく聞きますよね。
周りと比較してみたとき、モテモテな人、恋愛上手な人は勝ち組と言われるでしょう。
イケメンの彼氏がいる人や玉の輿に乗れた人なども勝ち組などと言われたりもしますよね。
それに対して、恋人いない歴=歳の数という人や、彼氏にひたすら貢いでいる人などは負け組と言われることが多いです。
周りと比べて恋愛で幸せな思いをしているのか、これを見たときに人は負け組なのか勝ち組なのか判断するところはあるものです。
気にしない方がよい理由とは?
好きになったら同じ
恋愛で勝ち負けを感じてしまうことは誰でもあるものですが、やはりそもそも恋愛に勝ち負けは関係ありません、
勝ち負けを感じるかどうかは、その人が気にするか気にしないか次第なのです。
そして気にしないようにすることが一番ですが、ちなみに気にしない方が良い理由とはどんなものがあるのでしょうか。
まず一つ目の理由としてあげられるのは、好きになれば勝ち負けもなく皆同じだからです。
どちらが先に好きになったかで勝ち負けを感じることは全く無意味です。
先に好きになったことが勝ちなのか、負けなのか、考えることは一切重要ではありません。
どちらが先に好きになったのか、どちらの方がより好きなのかというよりも、両思いであることを重視するようにしましょう。
お互いに想い合っているということが一番大切なことなのです。
振ったから偉いわけではない
振られた人は負けを感じ、振った人は勝ちを感じることはよくあることです。
ですが、振った側は振ったからと言って偉いわけではないということを知っておくことは大事なことです。
そもそも恋愛が終わったことは、振った側にとっても振られた側にとっても失敗であったはずです。振られた側も必要以上に負けを感じる必要もないのです。
どちらにとっても恋愛を終わりするという選択肢であったというだけになります。
振ったからといって偉いわけではないということははき違えないようにしておきたいところですね。
釣り合っているかは本人次第
彼と自分が釣り合っていないと考えて、他のカップルと比べて負けていると感じる人もたくさんいますよね。
ですが、釣り合っているかどうかは本人たち次第なので、他と比較して落ち込む必要はないでしょう。一緒にいられることが幸せであるなら、釣り合っているかどうかを気にすることはないのです。
そもそも一緒にいて楽しいという気持ちでいっぱいなのであれば、釣り合っているかなんて頭にすらありませんよね。
釣り合っているかどうかを気にしてしまうなら、他のカップルに比べて負けていると感じるよりも大事なことがあります。
彼と一緒にいるのにも関わらず幸せを一番に感じられないことを嘆くべきなのではないでしょうか。
本人たちが幸せであるなら、釣り合っているかどうかは一切関係ないのです。
恋人がいるかは人生の一部でしかない
あなたは自分が恋愛において勝ち組なのか負け組なのか考えたことはあるでしょうか。もしくは誰かを勝ち組だと思い、自分のことを悲観的に考えてはいないでしょうか。
恋愛というものをどう考えているかは人それぞれですし、恋人の有無のタイミングも人によって変わります。恋人がいるかは人生の一部でしかないのです。
恋人の有無で勝ち組と負け組に分けるのはそもそもずれていると言えるでしょう。
恋愛でどう幸せを感じるかどうかも人の価値観によって全然考えは変わってくるものです。
恋人がいなくても、恋人がいる人以上に充実した毎日を送っている人もたくさんいるでしょう。
恋愛のことで人を勝ち組・負け組を仕分けするのは、非常にナンセンスなことなのです。
所詮、勝ち組・負け組の分け方は個人の偏った物の見方でしかありません。
恋愛は周りと比べる必要は一切ない
いかがでしたでしょうか?
人の恋愛観はそもそも違いがかなりあるものですし、人と比べて勝ち負けにこだわるのはばかばかしいですよね。
勝っている、負けていると感じて一喜一憂している暇があるなら、今ある幸せを十分に感じていたいものです。
恋愛で勝ち負けにこだわっていると、恋人と一緒にいられることの幸せなど、一番大切なものを見誤ってしまいます。
勝ち負けを考えず、恋愛を素直に楽しめる心を持つことが一番大切ですね。