仕事も出来て、人柄も良く、モテないわけでもないけれど、結婚をしない人っていますよね。相手がいないとか、結婚ができないというわけではなく、あえて結婚はしないという人が増えています。
恋愛をするからには結婚に向けて進むのかと思いきや、「結婚願望はないんだ」と最初から断りを入れる男性もいます。そうなると当然、30代前後の女性は諦めるはずなのですが…。
実際には、結婚に今は興味はなくても好きだからと、都合の良い女になってしまう場合も少なくありません。そして、意外なことに最近では結婚願望が無い女性も増えてきているようなのです。
今回は、「結婚に興味の無い人の、結婚観」についてまとめました。大抵は、独身時代よりも不自由になると結婚にネガティブイメージを持っている人が多いです。
嫌われてはいないし、仲も良いのに、どうして結婚を相手が渋るのか知りたい人は、是非参考にして下さいね!
結婚に興味ない人にある結婚観とは?
結婚すると独りの時間が作れない
結婚を渋る人の理由として、「結婚をすると独りの時間が作れない」と考えている人が多いようです。結婚は他人との共同生活です。家族なので、家に帰ってからも、休日も同じ家にいますよね。
一人暮らしが長かった人に多いのですが、四六時中ずっと家の中に誰かいるという生活を億劫に感じる傾向にあります。自分独りなら、急な飲み会に行けますし、ご飯も楽ですよね。
結婚をすると自由な時間がなくなる。独りでゆっくりしたいのに、常に家の中で誰かがいる状態になる。子供ができたらもっと慌ただしいと考えて、このままが良いと判断してしまいます。
結婚をすると独りの時間が作れないというわけではありません。独りの時間が欲しいと協力をしてもらうこともできます。結婚をしたからゆっくりできないと決めつけないで下さいね。
子供を作らないといけない
結婚をしたくなった時というのは、具体的にどういう時でしょうか?もちろん、好きな恋人と家族になりたいと思った場合も含まれますが、一番は子供を作りたいと思った時だと言えます。
極端な話、デートやHは恋人でもできます。一緒に住みたいのなら同棲をすることも難しいことはありません。でも、子供は別ですよね。
未婚で出産はできても、やはり籍を入れてからが望ましいのは当たり前です。結婚をしたくないと思っている人の中には子供が嫌いだったり、苦手だという人もいます。
結婚をするとパートナーからの理解は得られても、相手のご両親や周囲から「子供はまだ?」と催促されるのを知っています。そういうやりとりが面倒だと思っている人は結婚をしたくありません。
自分のペースでライフスタイルを進めたいと思う人は、周囲から急かされる結婚をよく思っていないようです。
彼の面倒を見てばかりになる
共働き夫婦が増え、男性も協力的になったとは言っても、まだまだ女性の家事や子育ての負担は外国に比べて多いです。女性だから母親だからと特に日本では家庭の仕事を任せてきた風潮があります。
結婚をしたら、これまで自分のことを自分のしたい時にすれば良かったのに比べ、旦那様の世話までしないといけなくなりますよね。
いい歳をした大人なのだから、自分のことは自分でして欲しいと思っている女性は結構多いです。もちろん、彼の世話は私がしたいという尽くし型の女性はいます。
しかし、イクメンや女性の社会進出が多くなってきた現在、彼の世話を煩わしいと思う人も大勢います。自分も働いているのだかから、自分のことはやってよねと言う考えが根強いのかもしれません。
好きなことにお金を使えない
結婚をするまでは自分が稼いだお金は自分だけのものですよね。好きな物を買ったり、旅行に行ったり、ちょっと奮発したりすることもあったでしょう。
しかし、結婚をすると「稼いだお金は家族のお金」になります。今までのように好きな物を買ったり、旅行に行ったり、奮発して、あった分だけ出費をするのはNGです。
結婚生活は家族皆を養わなければなりません。独身時代と比べて、どうしても経済的に制限がかかってしまうのは仕方のないことです。
食費や生活費などの必要な物を取り除くと、どうしてもお小遣いや趣味にかけるお金を削らなくてはならないでしょう。結婚をすると好きなことにお金を使えない。
そういう印象が、結婚を渋らせている理由です。家庭を築くというよりは、まだまだ遊び足りないのかもしれませんね。
結婚について考えてみたいことは?
二人でいることが負担ならば結婚しないのも一つの選択
結婚について考えてみて欲しいことは、「結婚をしない」という選択肢もあるということです。2人で暮らすことが億劫なのなら、思い切ってそれを止めれば良いのです。
親戚付き合いが億劫だ。子供も今すぐ欲しいわけではない。独りの時間を充実させたい。好きな人とは時々デートで会うので十分だという人は、結婚向きではないかもしれません。
自分が気乗りしないタイミングで結婚をしてしまい、「あの時結婚をしなければ…」と後悔するのは嫌ですよね?相手が結婚を望んでいればいるほど、2人の心の距離は遠くなります。
結婚に特に興味がないのなら、お互いがしたい時にする方が、結婚を前向きに捉えることができます。しばらくは現状維持のまま、別々に暮らしてラブラブに過ごすのも良いかもしれません。
財産管理や独りの時間は話しあって決められる
経済的な観点や、独りの時間について制限されたくないから独身を貫いているのなら、思い切ってパートナーに相談してみましょう。これらはパートナーの理解次第で解決することがあります。
例えば、夫婦共働きならばお互いに稼いでいますので、比較的自由なお金が多いと言えます。
旦那様側からは家賃支払いを。光熱費や食費は奥様側から支払いを。共有口座にそれぞれ今月の貯金として3万ずつ入れる。通帳に残ったお金は好きにして良いというルールがある夫婦は多いです。
また、どうしても独りの時間が欲しいから、夕飯を食べた後1時間は独りにさせて欲しい。土日のどちらかは部屋にこもりたいなど要望を伝えてみましょう。
何も伝えないまま疲れて黙っていたり、我慢をしてもパートナーも混乱します。自分の気持ちを伝えると、意外にすんなり解決することもありますよ。
結婚に早いも遅いもない
結婚適齢期は年々上がっており、最近では30歳前後が一般的です。本人が良ければ、35歳以降の初婚というのも珍しくない時代になりました。
結婚の幸せを手に入れる条件として、早い方が良いとか、遅い方が良いということはありません。その人それぞれのライフプランがありますし、パートナーの性格も違うからです。
キャリアを積みたい人。早くママになり子育てを終えたい人。自分の子供には良い教育をさせたいからお金を貯めたい人など色々な考えの人がいるでしょう。結婚のタイミングは人それぞれなのです。
特に女性は25歳を過ぎると、親戚や上司、友達などから急かされる場合が多いですよね。「良い人はいないの?」「そろそろじゃないの?」と急かされる場合もあります。
自分の母親から「もうあなたの歳にはお兄ちゃんを産んでいた」とプレッシャーをかけられることもあります。あなたの結婚はあなたが決めて良いので、雰囲気に流されずきちんと考えて下さいね。
結婚に興味ない人は無理に結婚を意識しない
結婚に興味がない人の結婚観についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?結婚に興味がないとは言っても、何故興味が無いのかを考えることによって、その原因が見えてきます。
結婚に興味が無い。結婚をしたくないと考えている人は、実は結婚をしたい人よりも具体的にイメージをした結果なのかもしれません。
結婚をしたくない理由があるということは、改善もできるということです。もしもあなたの恋人が、いまいち結婚に対して積極的でなかったら、話しあってみるのがおすすめです!