部下の退職の前兆15選とは?

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他の社員に自分の業務を熱心に伝える

今まで自分だけでしてきた仕事を他の社員に熱心に伝えていることがあります。これは退職する人によくある前兆です。

通常であれば、『任された仕事は人に取られたくない』という心理があります。自分の仕事を責任もっておこない、評価を上げていこうとするものです。

業務を人に伝えるという行為は、未練や向上心のなさの表れです。つまりは、今の会社からいなくなろうとしている証拠でしょう。

少しずつ自分がいなくなったときの仕事の掃除を始めています。そのために業務の引継ぎを開始しているのです。このような人は急に退職を申し出ることが多いので注意してください。

ミーティングに参加しない

ミーティングというのは、これからの方向性を決める大切な場です。また自己PRをする時間にもなるでしょう。

ミーティングに参加しなくなるというのは、関心も期待していないということです。今後、会社や部署がどのように動いていこうと関係ないという気持ちなのでしょう。

数か月後には、自分はいない想定でいます。そのいないときのことを議論することになるので、無意味な時間だと感じるのです。

強制ミーティングの場合は、座っているだけで参加をしません。メモを取る様子もなく、遠い目をして空気のように黙っています。

ミーティングへの意欲は、業務や取り組みの意欲に直結するものです。態度や言動をチェックして退職の前兆を見極めてください。

マニュアル作成を始めた

マニュアルというのは、新しい人が見ても業務ができる手順書です。十分な引継ぎができない場合などは、マニュアルを見て業務を進めていくことになります。

急にマニュアル作成を始めている場合、自分の仕事を手放す準備であるのです。また引継ぎの期間も確約できないので、手順を書類に残しているのでしょう。

新しいことに消極的

新しい企画や仕事は、チャンスだと捉える人が多いです。そこで成果を出せば、評価も高くなるでしょう。また毎日の業務に新鮮さが加わるのも楽しいですよね。

しかし退職を見据えている人にとって、新しいことは携わりたくないことです。今始めたところで、途中で抜けてしまうことが明確となります。

中途半端に踏み込んで周囲に迷惑をかけたり、抜け出せなくなることが嫌なのです。そのため新しいことには、かなり消極的になります。

新しいことや面倒なこと、チャンスや挑戦などを避ける場合はもう長くいる意志がないということでしょう。注意が必要です。

淡々と業務をこなしている

退職の前兆というのは、本人は波風を立てなくないものです。出来る限り静かに目立たずに、仕事をしていたいと思うでしょう。

そうすると淡々と業務をこなしているように見えます。可もなく不可もなくというような仕事ぶりです。決してミスはしないけれど、意欲や向上心などの熱いものもありません。

まさに『そつなくこなす』という言葉が適切でしょう。それなりに正しいことはしているのですが、特出するようなこともないのです。

元々クールで淡々と業務を遂行するタイプの人もいます。以前と比較して、淡々と仕事をしている人のみ退職が疑われるといえるでしょう。

残業をしない

残業とは、終わらせるべき業務が残っている場合に自発的におこなうことが多いです。上司は残業を強制することはできないので、部下自身の判断によるものでしょう。

やる気のある人であれば、必要だと感じた残業には積極的です。適切な残業であれば、評価が上がることもあります。

しかしプライベートな時間を削る残業は、退職の意向がある人にはやる気が出ません。必要だと感じても、多くを明日へと後回しにします。

やはりここには、モチベーションの差が出ているのです。モチベーションが下がっているので、何に対してもやる気が湧いてこないでしょう。

1on1や面談で見える前兆

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